星を見るひと

 というわけでくそゲーで有名な星を見るひとです。
 実は私もやったことが無いんですけど、あるHPの小説を見てすっかりはまってしまいました。 ストーリーは…実はゲーム上にあんまり関わりが無いらしいんですけど、サイキッカー達が迫害されている世界で サイキッカー達が冒険をする話…らしいです。RPG にストーリー性が重視されないって当時のFCならではですよね…?それでもここがクソゲーと言われている 所以の一つですから、FCとか関係ないのかもしれませんが。

 さてこのゲームの面白さは、やはりいかにくそゲーが、というところでしょう!他になにが あるんじゃい、って言うくらい。
 まず歩くスピードが異様に遅い。もう無茶無茶遅いです。指が痛くなるくらい。 そのくせ、町の人はもうちょっと早く歩いている。なんとかならんのか、これ。 街を歩く時点ですでに朽ち果てそうです。
 それから敵が無茶無茶強い、というかゲームバランスがとれていない。まず最初は一番弱い敵以外には即死らしいです。 ちなみに強くなると今度はお互い強すぎてHPが1000くらいあるにもかかわらず、1ポイントしかダメージを 与えられなかったり。 ちなみにパスワードなのでコンテニューがわずらわしいらしいです。その上逃げるコマンドが無い。 また1回コマンド入力したらやり直しがきかない。あとHP表示が10のくらいかららしいですな。 つまり50ポイント残っていたら「5」と出るらしい。聞いたこと無いね、こんなゲーム。
 それと、どこかの街、ダンジョンに入って出たら最初の位置に強制的に送られます。 第一世界、第二世界でちがうらしいのですが。どの道強制ルーラ機能は変わりません。
 文章はひらがなオンリーなわりに、パスワードにはカタカナがあったりしてとっても素敵。 システム面だけでもここまでくそゲー。しかしそれだけじゃなかったり。

 まずOPも無く(ノーヒントで)いきなり放り出され、最初の街は隣にあるものの、その町の姿は消えているし、 重要アイテムは宝箱ではなく何の脈絡も無くどこぞに落ちてるし、最終ボスもおらず 最後の問いかけでエンディングが決まるし、 エンディングは3種類あるんですけど、どれも味わい深い(笑)エンディングです。ある意味ブラックというか、 シュールというか…

 とにかくここまでくそゲー要素がそろっていたらいうこと無いです。ちうかちゃんと デバックやったのか?これ?本人達プレイしていて嫌にならなかったか、?
 にもかかわらず(いや、だからこそか?)今なお強いファンがいる「星を見るひと」。 もし貴方に根気と根性があれば、話の種にプレイしてみるのも良いかもしれません。
 …ただし保証はしませんが。

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