ひぐらしのなく頃に

 07th Expansionさんという サークルが作った同人ゲームです。
 昭和58年。山奥の寒村「雛見沢村」。素朴な田舎町で毎年起こる連続怪死事件。
 その村の祭、綿流しの日に毎年1人が消え、1人が死ぬ。いるはずの人間がいない。いない はずの人間がいる。それか陰謀か、偶然か、それとも―――祟りか。
 五年目のこの年。果たして惨劇は回避できるのか?貴方にしか立ち向かえない。

 というお話です。


<出会い>どっかのサイトで紹介していて、ちょっと興味が引かれたので 上記のサイトの体験版(というか、鬼隠し編というシナリオ全て)が落とせたのでプレイして…ドはまりしました。


<説明>ホラー推理ゲームで、ジャンルは…まぁ、サウンドノベルと言っていいでしょう。
 出題編である、「ひぐらしのなく頃に」は主人公は前原圭一と言う少年。 出題編は鬼殺し編(これは丸々体験版でプレイできます)、綿流し編、祟殺し編、暇潰し 編の四つのシナリオで謎を別の形から体験して、雛見沢村に潜む謎を解くゲームです。
 ただし…このゲームはいわゆる名探偵がゲーム上に存在しません。主人公の圭一はごく普通?の少年ですし、 一人「名探偵ですね」と褒められている少女、レナも、主人公ではなく探偵ではないごく普通の少女?ですし、 雛見沢村の謎にはたどり着いていません。
 そしてこのゲームの特徴は選択肢は存在せず、最初にシナリオを選択すれば、あとはひたすら読むのみです。
 では、誰が推理するのか、誰が名探偵なのか。それはプレイヤーです。私たち自身が謎を解くのです。 自分で考え、自分で推理し、自分で惨劇を回避する手段を考えましょう…というゲーム。


<感想>ものごっつこええ!!
 怖い物が苦手(でも好き?)な私にはもうびくびくで…それでいて続きが気になって気になって仕方がない… というお話
 雛見沢は平和な村。ものすっごくほのぼのした展開…けれど上の説明にある通りそれだけでは終わらない… その緩急がたまらなく怖いです。ものごっつ怖いです。
 そして解で謎が徐々に解き明かされていく快感…もう溜まりません。

 あえて最後まで謎を出さない…というのはエヴァンゲリオンの頃から流行った手法です。最後まで謎を残し、 それを人に考えさせる事によって、興味を薄れさせない…それを真っ向から使用し、実に上手くゲームシステムとして 取り入れたな、と思います。
 これはネットが一般的になった今だからこそできることで、わいわいいろんな推理を聞きながら自分なりに 考えていく…というのが私にはものすごく良いゲームだと思いました。なによりも「何を推理するのか」を 推理するゲーム、というのはとても新しいと思いますし。

 怖がらせ、楽しませ、感嘆させ、共感させ、考えさせ、時に涙させ…とてもとても楽しむ事ができました。ぜひぜひ お勧めのゲームです。

ネタばれ感想
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