ＴＯＨＥＡＲＴネタばれ

ＴＯ　ＨＥＡＲＴ

　ネタばれ、つーものもないので、ネタばれ&キャラ別感想つーことで。

　１.神岸あかり。…一番秀逸、というか純愛１８禁ゲームで、１８禁たる意味を大いに見出した、優秀なシナリオです。でも…むかつくぞ、浩之。あかり、悪くないじゃん。なんであかりに冷たくするのさ？出来ないのは仕方ないさ。だけどね、だからってあかりに八つ当たりしてんじゃねえ。
　あと、あかりの従順すぎてちょっと怖いかも。…まあ、本人が幸せならいいと思うんですけれど、それでもちょっとねえ…
　そう言えば、髪形、あれ失敗だったと思うんですよ。何がっていうのは、髪型変更後のあかりが余りにも有名、というか表面に出すぎてること。つまり、あかりが髪型を変えたとき、浩之は「新鮮だな」感想を抱きますが、私らは「ああ、見慣れた髪型になった」と思うんですよね。…もうちょっと隠すべきだったんじゃないかな？あの髪型。どーでもいいけど、三つ編みのときより確実に短くなってない？髪型。

　２.長岡志保。…こりゃひでえや。評判悪いので、どんなんかとおもいきや、確かに訳わからんや。志保の気持ちが。まあ、葛藤してるのはわかった。だけど、ねえ？やるだけやって去っていくってのも、ちょっとねー。
　ってかさ、あかりのことが好きなのは判るけど、浩之の事は好きじゃないの？浩之の事が好きなら、なんで浩之の気持ちを無視するの？ってか、おいてけぼりにするなや。まあ、失敗だった、と思って潔く身を引くのは天晴れだと思いますけれど… こっちの気持ちを無視されると結構むかつくものがあるんですけれど。

　３.来栖川芹香。可愛い可愛い。やっぱかわいいや。しゃべらない女の子を上手く表現出来てると思います。こう、浩之に代弁させるってのが上手いなーと思いました。
　えっちシーンさ…無理がある。ってか、私の先輩にあんな事させないで下さい…って思った。まあ、魔女ってそう言ういかがわしい系方面もいろいろとあったことを考えるとさ、まあ、えっちなこと知ってても不自然じゃないような気もするんですけれど…すっげえ、いや。
　最後は身分違い、って言う悩みでしめてたけど…実際どうなんでしょうね？確かに馬の骨だよな… だけど芹芹香さんも大概変な人だから上手くいくんじゃないかな、とも思いますけれど。

　４.保科智子。こっちじゃプレイしてないんですけど、変更点ほとんどないみたいなんで。
　えっと、ＰＳ版でも言ったんですが、この子、どうしても好きになれなかった。個人的に気の強い子が落ちてくれる、ってのは結構好きなんですけど、この子は気が強すぎる…ぎゃいぎゃいどなってうるさい。ってか本当に賢い人ならあんな事しないよね。なのに「自分はこいつらとは違う」って意識がどうしても好きになれませんでした。後半になると可愛い…と思うんですが。まあ引っ越す寂しさって言うのはわかる気がします。
　でもね、この子の言ってる事って正しいんですよね。確かに浩之はおせっかいだわ。もし同じ事されたら智子と同じ事言うと思う。「人の勝手やろ！ほっといてーな！」って。だってうっとうしいもん。関係ないし。邪魔。浩之のやり方も悪いと思うよ。うん。

　５.宮内レミィ。とりあえず、ＣＧ集めるの大変で嫌です。でも可愛い女の子です。性格も可愛い。
　でもさ、あの狂気弓矢イベントはなんだったの？いらんじゃん、あれ。蛇足じゃないですか？あと思ったんですけれど…なんで「レミイ以外アメリカに戻る」ってことでお姉さんが学校にくるの？いや、それはいいとしても、何でレミィが最後まで知らないの？レミィ一人暮らしするんじゃないの？ちょっとおかしいと思った。
　約束の樹のビンイベントは凄く良かった。懐かしい幼馴染との再会、綺麗だなーと思った。友達が「ＴＯＨＥＡＲＴ」の主役はレミイかと思った、と言ってましたが、ある意味そう取れなくもないなーと思いましたね。

　６.松原葵。とりあえず漢字一文字の映画に尽きるかと。（違）
　それはさておき、可愛い子です。ひっしに勧誘とかする当たり、いいなーと思いましたね。ってか先輩が何であんなに必死になって否定するんだ？人のやること、そう躍起になって否定する権利がどこにあるの？あんたには関係ないでしょ？って言いたかった。
　えっちしーん…浩之殺す。ある意味初音ちゃん２号？だからね？女の子にとっては「気持いい」ってのは肉体快感ではなく、精神的な充実ですよ？お前はただやりたかっただけじゃ！ふざけるなー！って事でかなり引きました、はい。

　７.マルチＭＸ12。シナリオはピカイチだと思う、泣きましたもん。感動で。キャラクターもすごくピュア。確かに守ってあげたくなるよなー。「こんにちは、犬さん」って話し掛けてる所はなぜなぜしてあげたくなります。
　しかしさ、なんであんなところまで精巧に作る必要があるの？あんな場所まで作ったら＝性玩具になるって言ってるようなもんだよ？だいたい長瀬さんたち、どんな顔してあんなもの作って、どんな顔してマルチに取り付けたんだろう？ってか、倫理的にやばかろう。
　しかもやっぱりあの「ご主人様ー！」には引いたね。「俺とマルチは友達だろう？（ＰＳ版）」が気に入ってた身としては嫌すぎました。もっともＰＳ版の発言はファンの要望で追加した台詞らしいですが。ってかやっぱ陰鬱になるラスト。感動だけどその後を考えるとね。そう言う機能がついている以上「マルチと浩之の性生活への道」以外ありえないような気がするんですよ。パートナーにももはやなりえないようなそんな感じ。やっちゃったばっかりに、どうしてもそう言う風にしか受け取れない。…えっちしーんでも、けっきょく浩之はマルチを人間の女の子、とは扱ってないんです。どっちかと言えば好奇心に近かったんじゃないかな、と思います。
　けれどこのシナリオでえっちシーンがあったほうが現実性が出ることも事実です。…なんだか微妙でした。

　８.姫川琴音。…基本シナリオはいいと思うんですけれど…予知能力だと思いきや、実は念力者で、それを自覚すれば、ちゃんと制御できる。そしてそれはいざと言う時（＝好きな人の危機）って言うのは納得行くシナリオです。
　でもさ、半遺伝子ってのはいらなかったと思う。…蛇足だと思った。ってか何のための設定なんですか？
　あとさ、えっちゲーム、いやえっちな創作物得意技の「私、今日は安全日なんです」って、どうよ？ …えっと、彼氏もいないのに「安全日」を正確に把握してる女性ってまれです、はい。なぜかというと安全日を正確に知るためには毎日毎日体温を測らないといけないから。普通はそう言うことしないです。オギノ式もあるけど、意外とその知識を正確に知ってる人間っていないの。…まあ、それこそ「半遺伝子」で、体調をいつも把握しておく必要があったのかも知れんがよ…この年で「中に！」って言うのもどうよ？ってか仮に言われてたとしても、実行するなや、ばかもの。

　９.雛山理緒。だから裏科…もういいですか？それはさておき、これも酷いね…なんていうか、身売りじゃないんだからさ…まあ、浩之の事が好きだったのかもしれないけど…なんていうか、やっぱり物と引き換えっぽかった。うん。
　理緒ちゃんはかわいいと思う。こう、貧乏でも笑って楽しくって感じが凄く好感が持てる。…ただ、浩之もあくまでやっぱり「好感」だと思うのね？だからそれでえっちに持ち込むって言うのは…なんだかなーと思いました。

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