俺の屍を超えていけ

 それは昔、朱点童子と言うものに 世の中は荒らされていた。そんなあるとき朱点を倒さんと源太とお輪と言う夫婦が朱点に立ちはだかった。 しかし幹太は朱点にやられてしまい、お輪は子供の命と引き換えに身柄を 朱点に移す事になった。しかし朱点はその子供に二つの呪いをかけた。
 一つは「短命の呪い」約二年で大人になり、年老いて死んでしまう呪い。 そしてもう一つは「断絶の呪い」つまり人と交わり子をなすことが出来ない呪いです。 このまま子供は二年で成長し、子をなすことなく死んでしまうはずでしたが憐れに思った神が 救いの手を差し伸べてくれました。人と交わって子をなすことが出来ないなら神と交わり子を成しなさい、と。
 俺の屍を越えていけ、は先ほど述べた子供から繋がっていく血族達を主人公にして朱点を倒し、 呪いを解き、そして謎を解いていくストーリーです。

<出会い> 某ゲーム雑誌で紹介してたのが気になっていました。 何せ和風RPGですし。そんな折ナカバル氏が貸付けて下さいました。攻略本も。

<説明> プレイヤーは最初の子供です。そして子供を作って 鍛えて死んだら次は子供の中から当主を決めてプレイヤーはその子を操ります。
鬼を倒し経験値を貯めるとどんどん強くなっていきます。強い人からは強い子供が生まれます。
 また鬼を倒すと奉納点と言うものがもらえます。奉納点が多ければ多いだけ 強い神様と子供が作れます。それらを駆使して強い子供を作り、血族を絶やさないようにしましょう。
 ここでも注意点は強く育てる、ではなく強い子を産む子とです。いくら強い人間に鍛えても約二年で死にます。 次代に期待しないとどうしようもないので。
 また鬼は宝物を持っています。その中には魔法を覚える巻物や職業につく巻物があります。 それらを1回奪い取れば次からは能力が上がれば覚える事が出来ます。
 その他鬼の中には神様が鬼に帰られたものもいます。上手く倒して(ただ倒すだけでなくいろいろ条件がある。) 神様に戻してあげましょう。戻した暁には子をなすことが出来る神の一員になってくれます。
 その他いろいろありますが大体そんなもんだと思います。

<感想> おもしろいです。本名でやれば良いと思った―、と心底後悔した ゲームはこれっきりですね。いろいろなところに細かいこだわりがあって、唯一無二の プレイが出来るんですよ、これが。ものすごい愛着が持てます。
 途中がちょっとだれちゃうし、ロードも長いところも欠点ですが、丁寧に作ってあると思います。
 自分の一族が着実に強くなっていったり、自分が名づけた子が偉く強くなったりするとなんだか誇らしいですね。
 エンディング(とくにテーマ(笑))は見事です。今まで絶対見たことないエンディングが見られます
 声優さんも凄いんです。男女合わせて八人くらいで、大勢いる神様と一族の声をやってます。凄いと思いました。
そういえば死ぬ際に遺言を言ってくれるんですが、面白いんですけど、自分のイメージに合わないとと悲しくなります。 この子はこんな事言う子じゃないのに―、とか。
 まあそんなこんなで、人はばかすか死にますが、それが当たり前で、なおかつこんなに悲しいゲームは他にないと思います。 時間がある方は(時間がかかるので忙しいとちょっと難しいと思う)是非プレイしてください!出来れば本名で! じゃないと後悔します!本気で!頑張って自分の一族を強くしましょう!

ネタばれな感想。


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