伝説の樹の考察


 よくネタになる伝説の樹について ちょっと考察してみたいと思います。なお、2のネタばれも含みますので、2をクリアしてない方はお気をつけ下さい。

  よく言われるのが、「どうして伝説になっているくらいなのに卒業式に他に女の子がいないのか」 ですね。一年に一回のチャンス、これを逃す手はないって位においしいスチュエーションですから、 争奪戦になっててもいいくらいなんですよね、パズル玉みたく。そこで仮説を立てました。
 「実はあの伝説は好雄が作ったものである」説。思い出してみてください、女の子を複数出すと 好雄はあの伝説を知っているにもかかわらず、なぜか「自分から」「卒業式前(しかも直前)」に 女の子に告白しているのです。後何日か待てば上手くいけば伝説になれたかもしれないのに。 まあ好雄は伝説を気にしないという説もないではないですが(2でポスト好雄(笑)の匠は 「俺は伝説には頼らないけどね」と言ってます)、好雄はその伝説を教えた後「がんばろうぜ」見たいなことを言ってるあたり もしこの伝説が本当ならば「自分もされてみたい」と言う願望があったはずです。 でもその伝説を狙わなかった、つまり好雄はこの伝説が嘘だと言うことを知っていたのではないでしょうか? 始めてあって、ただ隣に座っただけの主人公に、こんなおいしい情報を教えた理由をただで教えたのは、 それが嘘であるからではないでしょうか?
 ではなぜそんなことをしたのか。それは好雄の審美眼で、主人公が磨けば光る素材であると見抜いていたからではないでしょうか。 きらめき高校には可愛い女の子がいっぱいいて、まして一番とも言える詩織の幼馴染という おいしい場所にいる男。このままでは主人公に女の子を取られてしまいます。そこで 「卒業式の日」(つまり高校生活をカップルで過ごせない)に「女の子から」(つまり自分からはっきりしたことは何もできない) 告白しなければいけない状況に仕立て上げたわけです。その間に裏で女の子をこっちに向けようとしたのではないでしょうか。 もしかしたら宣戦布告だったのかもしれませんね。しかしあっさりと信じ込んだ主人公の鈍さに、急に親近感が沸き 「弟分」とみなしたのかもしれません。
  ではなぜ、クリア可能の女の子が伝説の樹に来るのか、というとこれも簡単、好雄が自分が狙いかつ、主人公に 好意をもちそうな女の子に片っ端から話していったのでしょう。もしくはロマンティックだから 女友達に話しまくったのかもしれません。しかし好雄の交友関係にも限度があります。 そこで結局ローカルな伝説で、卒業式に他の女の子はこなかったわけです。デマかもしれない 好雄の情報に縋らなければならないくらい、主人公のことが好きじゃないと現れてくれないわけです。 (館林さんはきっと、主人公の後をつけてるときに小耳にはさんだのではないかと)

 ですが、この仮説に一つ穴があいてしまいました。それは2の主人公の存在です。 白雪真帆さんをクリアする際主人公は伝説の樹の下に呼び出され、そこで伝説を述べてみせますね。 好雄と知り合いではない2の主人公が、好雄の作ったデマを知っているわけありません。まあ真帆さん→美帆さん →主人公と伝わった可能性はありますが、双子だとばれる危険性を考えるとわざわざきらめき高校の話題を振る 様には思えません。まああの二人、穴だらけですけど。そこでこの仮説はちょっと無理がありますし、 好雄ファンにも怒られそうなので、別の仮説を上げましょう
 「実は好雄の勘違い説」。これは本来の伝説の内容は「伝説の樹の下で結ばれたカップルは幸せになれる」だけだったの にもかかわらずなぜか勘違いして「女の子から」とか「卒業式に」とかをつけてしまった。で、好雄は そんな事言ったことを、すっかり忘れて卒業式前に別の女の子に告白したという。 主人公とかがその間違った伝説も結構広めてたり、好雄が他にも間違えて伝えてたりするだろうから、 2の情報源の匠からでも間違った情報のほうをたまたま知っていたのではないでしょうか。
 そもそも卒業式に告白して結ばれたカップルのその後なんて、たいてい誰も知らないんですから 伝説なんかになりようがないと思うんですが。高校卒業したらばらばらだし、永遠に幸せかどうかなんて 伝説になりようがないと。でも卒業式と限定さえしなかったら、その伝説の場所に行く時点ですでに両思いが 決定してる場合も多いと思うので(嫌だったらすっぽかすだろうし)両思いになって幸せになれるんじゃないでしょうかね。 そこで告白したカップルの何人かが長続きして噂になったんでしょう。学校がらみの 伝説や噂なんてたいていそんなもんだと思います

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