パラダイムから出ているKANONの小説です。この小説は一人のヒロインに
つき一冊の構成で全五冊出てまして。第一巻が名雪で「雪の少女」。第二巻が
栞で「笑顔の向こう側に」。第三巻が舞で「少女の檻」。第四巻が真琴で「The fox and The grapes」。
最終巻があゆで「日溜りの街」です。
この構成は大正解だったと思います。もし一冊のみでやろうとすると、ほかの女の子が
中途半端になっちゃいますし。最終的になんだか訳判らなくなっちゃうのです。KANONのほかの
もの(漫画、アニメ)もありますが、それはひとつの時間軸でやっている為、なんだか不燃焼になってます。
(それはそれでいいんですけど、やっぱり原作の味は出てないと思う)この作品は一番原作に近く、
そして私は一番優れてると思われる公式二次物だと思ってます。