雫


 雫の小説の感想に参りたいと思います。
 出来を言うなら、かなりの出来になってると思います。これを読めば、それなりに雫を理解できると思いますし。細かく 丁寧に書かれています。えっち描写も激しいです。激しすぎて、ちょっと私は気持ち悪くなるくらいです(いや、 どちらかと言うと苦手な方なんで。まあ、ゲームと同じくらいのレベルだと)
 それなりに無理なく卒業式エンドまで描かれてます。
 ただ、この小説も、挿絵はゲームの原画なんですが、小説の卒業式エンドでは 相手役はなぜか沙織ちゃんです。でもね、絵は沙織ちゃんじゃないの(本編では違ったから)。ちょっと不自然でした。
 ちなみに表紙だけは別な方が書かれてます。絵の感じはちょっと違うんですが、可愛らしくて、良いです。

 物語りも破綻していないんですが…なんだかな、って思います。原因は沙織ちゃんが一番人気だからでしょうか。
 この話は基本的に「瑠璃子さんTRUEエンド」です。大まかな流れは。にもかかわらず、最終エンド だけは、なぜか沙織ちゃんです…絶対おかしいし。だって瑠璃子さんとラブラブえっちしてるんだよ? 夜沙織ちゃんと一緒に行動しているわけでもないのに!どこで愛が芽生えたんじゃー…といいたいですが、 別に愛が芽生えたわけでもないです、はい。ただ、既に瑠璃子さんの記憶は消えてるし、 沙織ちゃんが祐介にアタックしてきてるだけだと言う。なんだかラストは色々切ないですね。

 そんな風に変な感じですが、「読める」内容です。こう、無理に沙織ちゃんに活躍させよう、 としなければそんなことにはならなかったじゃないかな、とは思いますねー。(実際瑠璃子さん シナリオで沙織ちゃんを活躍させようとするのは無理があるんですよ。私が 沙織ちゃんに対する思うとは無関係な客観的な意見だと…多分)それかいっそのこと 沙織シナリオでやったらよかった…というわけにもいかないですね、謎が解けないですから。

 そんなわけで多少問題はあるんですが、十分楽しめますし、雫の雰囲気を崩してない作品です。 本編と違ったえっちさがありますし。なかなかのお勧めの一品です。

雫のネタばれちっくな感想。


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