2005年1月上旬の空の樹観察日記


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2005/1/10     正月レポ5

前回の続き。

 実兄に少し遅れてロビーに降りたときは、ロビーの中央を囲むように人があふれておりました。そして その中央には低い臼に四人のお客さんが回りながらもちをつく…という、妙にシュールなもちつきが 行われていました。途中で客が何回か変更し、できるだけ沢山の人にもちをついてもらおうつーことですね。 まぁ、見てて面白いもんじゃないことは確かですが(笑)家族の誰もやってなかったしなー。はやくビンゴやらんかなー、 と周りを見渡してると、母と実兄登場。最初に一緒に来てた姉はいつの間にかいなくなってました。
 とりあえず人ごみを押し分けて、二人の所に行った頃にはようやく餅つきが終わり、ビンゴ大会が始まってました。 どんなビンゴなのかなーと思ってたのですが、なんかカラオケの機械のビンゴ機能でしたよ。で、特に一等が 何かとか決まっているわけではなく、ただ単にいろんな大きさの商品が置いてあって、中身は不明。当たった人は それを選んで取っていく…という形式。ちなみに一位二位の人だけは2つ取ってもいい、という感じでした。 たいていのものはしょぼいけど、一個だけ2万円相当のものが入っているとのこと。
 おそらく当たらんやろうなーと、思いながらリーチの人がたくさん並ぶのを見ていたら…おお、リーチが来たよ!! そしてそれほど待たずしてビンゴ!!実兄は小さな紙袋を持って帰ってきました。ささ、部屋に戻って開けてみよ。
 で、中身は小さなプラスチックのイヤリングでした。透明なビーズが葡萄状になってる感じ。正直あんま好みじゃないですが、 間違いなく私以外誰ももらわんだろうし、私が『喜んで』もらうことにしました。…とはいえ、とりあえず 「今日は俺が付けるわ」と耳にそれをつけてた実兄は酔ってたのでしょうか?いや、しっかり写真には遺しましたけどね (にやりんぐ)
 そのあと楽しみにしてたトリビアの泉を家族五人で見ながらお酒を飲んでました。飲むも飲んだり チューハイ四本+ジンロのコーラ割り一本。最後の方はふわふわになってましたよ。とりあえず にーちゃんにおやすみメールを打って11時ごろに就寝。気持ちよーく眠れました


 …そして目覚めたのは三時半。私実は慣れないところじゃあんまり眠れないたちで、いつもは 寝るのに苦労するのですが、今回は酔ってたせいですんなり眠れた分早く起きちゃったのかなと推測。 あとエアコンがやたら強い状態でつきっぱなしだったせいもあるかも。
 どこでも眠れる人ってうらやましいです。あさぎさんなんてそうなんですけど、うらやましいなーと思いつつ、 いつも私が眠れないつーのに「早く寝よう」と誘ってきて電気を消そうとするので、ちと憎かったりも。 しかも最後まで寝てるんだもんなー。
 話を戻して。「うわぁ、にーちゃんにメール打ち忘れたよ」と携帯を開き、ちきちき メールを打ってると、自分が打ちたいと思った文章が予想としてすんなり出てくる。「?」と思い 発信履歴を見ると…ようやく自分が酔っ払いながらメールを打ったことを思い出す。
 …酔っ払いって怖いね。で、どーしよーかなーと布団の中でうだうだしたり、起き上がって窓ぎわの椅子に 座って夜の海を眺めたり、母の寝言の悲鳴にびっくりしたり、父の寝言にびっくりしたりしてましたが結局 眠れませんでした。
 仲居さんは「お風呂は五時からですよ」と言われてたんですが、お風呂前の表示が「六時から」になってたので 我慢して六時まで部屋にいて、それからお風呂に行きました。ごそごそして親を起こし「 お風呂はいってくる」などと言ったところ、「朝からうるさい!」と姉に怒鳴られました。とりあえず 着替えを持ってお風呂に向かう。
 お風呂は結構空いてましたが、朝日を見ようと思う人たちなんでしょうか、結構いました。とりあえず 体だけ洗って露天風呂につかる。
 お風呂からある程度身を乗り出しても、朝日は見られそうになく、ちょっとがっかり。とはいえ、ゆっくりと 空が白んでいくその色合いと、早朝の空気は決して悪いものではなかったです。
 途中、露天風呂に誰もいなくなって軽く泳いだりしてましたが、とりあえずのんびり漬かっていると 横の藪の方から「ぎゃぎゃきゃなななな!!」という奇妙な声が聞こえてきました。
 …猫?いやでも露天風呂に猫がいるわけないよな、どう考えても外界から結構隔離されてるし、旅館が 猫飼ってるとは思えないし。…赤ちゃん?でもこんな早朝に?いや、早朝に泣き出したから外に 出たのか?とびくついたのですが、そこから30分後…端っこで猫があふれ出たお湯(ぬるいです)を ちまちまと飲んでました。旅館の猫なのか野良猫なのか(鳴き方からすると『ドア開けてー、入りたいー」って感じだったので 、旅館の猫っぽいと思うのですが…)わかりませんが、25年間、猫と一緒にお風呂入ったのは 初めてで、なんとなく嬉しくなりました。
 途中母が入ってきて一緒に話したりしてましたが、いー加減漬かりすぎた気がするので出てみると、時刻は 7時。…のぼせやすい自分にしては信じられないくらい長風呂だわ…つか、ちょっと入りすぎって気もします(笑) 次回に続く



2005/1/9     正月レポ4

前回の続き。

 さて、とりあえずお風呂に入ろうと考えましたが、その前に。
 日本旅館と言うものは、基本的にお酒は日本酒かビールしかないのですが、まさよし、どちらも 飲めません。というか苦いので好きじゃないのです。以前にーちゃんの社員旅行に行った時には ジュースをちまちま飲んでましたが、それってつまらないんですよね。んで、旅館の前に コンビニがあったので、実兄(と書いて『おにい』と呼んでもらえれば幸い) と二人で買いに行ってきました。こういうところで付き合いがいいぞ、実兄は。
 ロビーを出て「いってらっしゃいませー」と荷物持ちのおにーさんに見送られて向かいのコンビニに行く… が、残念ながらお酒を置いておりませんでした。「コンビニにお酒がないなんて!!」って思っちゃいますけど、 すっかり都会ナイズな考え方かもしれませんね。コンビニのおにーさんに聞くと、駅前に続く商店街(旅館に来る時に来た道ですね) に300メートル行ったところにある、とのこと。せっかくなので行ってみることにしました。
 のそのそと歩く…ないし。
 私:「…正月だと閉まってるね」
 実兄:「そもそも300Mっていうのが怪しいな。」
 私:「地元民だと近いと錯覚しちゃうんじゃない?自転車の距離とか。」
 実兄:「そやな」
 などと話しながら歩くと、スーパーと酒屋発見…しかし閉まっていました。まぁ、正月だもんな…
 教訓。チューハイ系を飲みたければ買ってから行きましょう。つか正月に旅行すんな。

 兄妹でしばし会議。とりあえず駅前まで向かい、途中の土産物屋で酒を売ってる場所を聞く。駅前まで出て なにもなければ諦める、となりました。しかし正月の商店街は静かです。もともと観光地でちょっと寂れてるのも あるのですが。…ただ、兄の大学時代、兄はほとんど家におらず(深夜バイトだったのですれ違いだったのです) 大学院卒業後、兄は下宿し、私も一年後に家を出ましたので、長い間のんびりと話すのは久々だったので貴重な 時間でした。
 ちょっと大きめな道路にさしかかり、ちょっと見渡してみたもののコンビニは見当たらず、駅の方へ向かい、開いていた 土産物屋のおばさんに尋ねている。
 すると「お酒はあるかわからないけど…」とコンビニの場所を教えてもらう。道からちょっと横にずれた線路沿いとの こと。…あんまり期待できないけれど行ってみることにする。
 線路の脇をずーと行くと…うわぁ、この道さっきの大きな道路だよ!!見渡した場所からカーブになってて見えなかったんだ!! とちょっとショック。
 青っぽい看板でローソンっぽいですが、名前は「ゴール(仮名)」聞いたことない名前がなおさら不安を増長させる。
 …そして予感的中。お酒は置いてないとのこと。…コンビニにお酒が(略)!!つか、次旅行に行く時には チューハイ買いだめしておこうと心に誓いました。重いと思うけど…

 ショックで悲しんでいると、コンビニのおにーさんがチューハイの自販機の場所を教えてくれる。…スタンプラリーかなんかか、 これは。
 とはいえ、一縷の望みを駆けて行くことにする。すぐそこらしいので。そしてそれでなかったら諦めようと、本当に こんなところにあるの?と思うような細いわき道に入ってみると…あった。
 それはおそらく酒の卸売りのお店なのでしょう。こうこうとともった自販機の灯りに照らされて、ビールと一緒に チューハイの缶が映っておりました。
 チューハイの品揃えは三つ。ラムネチューハイ(ただし売り切れ)アセロラ&レモン、チューハイレモン。…微妙、 微妙な品揃えだ…
 とはいえ、文句が言える立場ではないので、「ラムネチューハイが良かったー」と嘆きながらも アセロラ3つ、レモンチューハイ2つを購入。多いかと思いましたが、余ったら持ってかえれますが足りなかったらもう一回 買いに行くってわけにもいかないし。

 帰りは行きの道のりの3倍ほど早く到着。まぁ、手に入ったし有意義でございました。
 そのあとお風呂へ。お風呂は三つ。そのうち二つは露天風呂なんですが、その違いがさっぱりわからぬ。なんか意味が あるのか、これ。
 露天風呂がぬるくて不満。やはり寒い野外で熱い風呂に入るのが良いのだと思うのですが…
 ともあれ、幸いここにもシャンプーとリンスが別にあり(リンスインシャンプーもありましたが…)、食事に間に合うように ちゃっちゃとお風呂から出て部屋に戻ります。部屋にはすでに食事の支度。
 …そしてそこから30分。実兄は出てこない。いやまぁ、付き合わせたのは私なので文句は言いませんが…お腹空きました。
 そしてそこからさらに15分。ようやく皆そろい晩餐へ。さすがに正月だけあってか、おせちっぽいですね。 海老がおいしかったです。しゃぶしゃぶはいまいちでした。つか、旅館でしゃぶしゃぶするのって、火力に無理が あると思うのね?良い肉なんだろうに…
 両親にビールをついだりしながら(なんでか姉が張り切ってお酌なんかしてたけど…) おそらく最後の家族そろってのわきあいあい晩餐なわけで、なんだかしんみり。楽しかったけど。なんか 「そのうち六人で旅行行くかもねー」って、そこの親!そして姉!いや、私はいいけどね?普通どうなん、それ?

 そんなことをしているうちにお腹も満たされ、お酒も回りふわーっとしている時に、アナウンスが入りました。
 ”八時からロビーにてもちつき大会とビンゴ大会をします!!”ああ、部屋に置いてあったビンゴの神は そういうことだったのか。…さすが正月。兄が張り切って行ったので私もロビーについていくことにしました。 次回に続く



2005/1/8     正月レポ3

前回の続き。

 一月一日午後。正月直前にとったせいで、座席がなく、私たちは喫煙席に行ったのですが…やっぱりすごいにおいですね。 私と実兄はタバコを吸ったことがなく(いや、兄はもしかしたらあるのかも知れませんが)、姉と母はタバコを やめたそうなので、父以外は嬉しくない席です。煙い席でなんと四時間乗っていなきゃいけないらしいです。
 とはいえ、最初にちょこっと逆転裁判とかやっていたのですが、すぐ眠りについてしまいましたが。…ところで… 結局どこに行くんだろう?
 うとうとしながら車内アナウンスを聞く。
 「この電車は白浜行きですー」…白浜…で、どこで降りるんだろう…実兄に( 計画立案者)聞かなきゃ…ぐー(睡眠)
 しばらく「まもなくー和歌山に到着します」…和歌山…で、私はどこに行くんだろうー…ぐー(再睡眠) ということを繰り返して三時間ほど、ようやく目が覚め、そこで初めて「もらったチケットに行き先が書いてある」という 理性が働き、チケットを見てみる。降りる駅は紀州勝浦…って、どこ?
 つーくらい、私は今回の旅行のことをなーんも知らんと参加したわけなのです。いやぁ、私の結婚のための 最後の家族旅行だったらしいし…はっはっはっはっは。
 特急で四時間、ようやく紀州勝浦駅に到着。・・・特急が止まる駅とは思えないほど小さい…おお!改札が自動改札じゃ ないぞ!!と変に感動しておりました。…駅の切符売り場を見るに、ここはほとんど特急専門の駅っぽいですね。なんとなく、 そんな感じ。まぁ、観光客用なのでしょう。表に観光案内所があるし…なんか妙にてらてらしている (おそらくスパンコール)「那智黒」という看板もあるし…ところで那智黒って何よ?
 実兄の話によるとこのあたりで有名な飴らしい。「俺、ここの特産物これしか知らんねん」とのことですが… すんません、私そもそもここが何県かも知らないのですが?(和歌山です。…しかし和歌山駅から特急で3時間かかってるんですが …)
 そして、まるで修学旅行のごとく、どの旅館に泊まるかもわからず家族のあとをついて商店街を歩く。…さすがに正月 一日。びっくりするくらいお店も開いてないし、人通りもない。とはいえ、家族で和気藹々と歩くのはなかなか 楽しかったです。最後に旅行したのはもう10年以上前と推測されまして。過去の旅行などを 話しながら歩くのも、なんとも懐かしい感じです。もう子供三人ともいい年ですからね。

 ついた旅館は結構綺麗な感じです。純和風…というわけではないですが、そこそこに和風な(笑)旅館です。 玄関で旅館の人がほとんど強引に(笑)荷物を持ってくれるし。海外ならけっこうな大騒ぎかもです(笑) あとごっつい気になるのが、なんかロビーで記念撮影してるんですけど…?
 父が受付している間に奥の食堂に通され、抹茶を入れてもらう。…私!旅館で抹茶を入れてもらうなんて!!!二回目 ですよ?つか、今の流行なんですか?ちなみにお茶菓子もおいしかったですし、お土産に(着いたその時にわたさんでも いいだろうに…)梅干をもらいました。
 父が抹茶を飲み終え、仲居さんに部屋を案内してもらう。私たちの部屋は6階だそうで、エレベーターに乗りながら 浴場のことなどを説明してもらう。しかし途中の廊下でいきなり扉が開いたのにはびっくり。いやワゴンのこと 考えたらしかたないのでしょうが。反応よすぎですよ。
 部屋に着くと、窓から見事な海!いわゆるオーシャンフロントというやつで。砂浜じゃないせいか、ごみ一つなく、底まで 見える綺麗な海でした。冬だから泳ぎたいとは思いませんでしたが。部屋も綺麗で広かったです。 とはいえ、5人で寝るわけですが…。
 姉にお茶を入れてもらいくつろいでいると、仲居さんがやってきて…拍子抜けされてました。お茶を入れて下さる 予定だったのでしょう。恐縮されておりました。我が姉は基本的に非常ーに面倒くさがりですが、気が向いたら まめになる扱いにくい人なのです。
 浴衣のサイズなどを聞かれるのは、もうデフォルトなのでしょうか?それともやっぱりかーなーりいい旅館なのでしょうか? すごいな。

 さて、落ち着きましてこれから夕食までの時間、少し時間が空きました。次回に続く



2005/1/7     正月レポ2

前回の続き。

 2005年1月1日。

 珍しく朝自分で起きることが出来ず、姉に起こしてもらう。幸先が悪そうだ。ぎりぎりだったので 朝ごはんを食べず出発。いつもは車でおばあちゃんちまで行くのですが、その後旅行のため、新快速最寄り駅から 電車に乗ることにする…の前に。にーちゃんちに向かう。なんと今回にーちゃんが始めておばあちゃんちに来るのです。
 以前から結婚前に従兄弟が恋人を連れてくることがちょくちょくありまして、「私も連れてきたほうがいいのかな?」 と言う話を母にしたところ「もう連れて行くって言ったよ」と言われたので、否応なしに連れて行くことになりました。 ちなみに実兄は大晦日帰ってくるのが間に合わず、おばあちゃんち集合。姉は結婚をさえずられるのが 嫌で、デパートの福袋へ逃亡(駅までは一緒)…なんつーか、最後の正月なのになんてイレギュラーなんだ…

 にー父&母と正月の挨拶を済ませ、父、母、姉、私、にーちゃんと5人を乗せ、駅から電車。おばあちゃんち最寄り駅に 到着して、姉と別れました。
 とはいえ、その駅から電車に乗って旅行に行くため、旅行の荷物が非常に邪魔…つーことでコインロッカーを使うことに。 …ふふふ、このチャンスを狙っておりました!!実はその大きな駅には「携帯電話が鍵になるコインロッカー」と言うものがありまして。 今まで3時間100円という中途半端な時間設定と、人気のため満杯で使うことはなかったのですが、 今回はおそらくおばあちゃんちに3時間もいないだろうと言うことと、雪の正月のためかなり空いておりまして、 わくわくしながら使用。
 使い方は場所を決めて、備え付けの端末に選択。そうすると電話番号が出るのでそこにかけると開く…という仕組み。 領収書も出てなかなか便利です。

 そこからタクシーに乗って移動。父がタクシー運転手なのでその会社のタクシーをなんとか捕まえ移動。…この会社 「着物割引」なんてやってるのか…と感心(どこ会社かバレバレですか?)
 ほどなく到着。幸い空いておりました。予定通りの時間でした。しりごみするにーちゃんを押して家に入り、 とりあえず祖父、祖母、叔父叔母たちに面通し。…はいいんですが、そのあとすることなさそうでごめんにーちゃん。 ちょっと罪悪感を覚えたので、にーちゃんに韓国の法事の支度を見せておく。ちょっと驚いてた。
 私はとりあえずにーちゃんの職業やなんやを説明。とは言え、にーちゃんとの付き合いは長く、情報は結構伝わっていたため、 そんな手間ではなかったですが…
 そうこうするうちに実兄到着。近くの神社に初詣に行ってたらしい。他の人も続々と集まり、最終的には 30人くらいになってました。実はこれだけ集まるのはかなり珍しいです。祖父祖母が年なため(といってもまだまだ元気ですが) いつ会えるかわからん、ということでこれだけ集まったらしい。
 しばらくすると法事が集まります。これは私も(女だから)不参加なので適当にテレビなどを見ながら過ごし、終わったところで 後片付け。それから宴会…もとい、昼ごはんに入ります。韓国の法事はテーブルの上にご馳走を並べて先祖に捧げる( んだと思いますが、女は不参加なのでよくわからんです)のですが、終わったらそれは私たちが食べるものなのです。 鳥の丸焼きとかを切り分けて食べるのはかなりおいしいです。それが韓国のおせちなんでしょうね。逆に日本の おせちってほとんど食べたことないんですけど。
 お腹一杯になったあたりで時間オーバー。電車の時間が迫っておりましたので、あらかじめ呼んでいたタクシーに乗り駅に 向かう。今度は父、実兄、母、私、にーちゃんです。五人乗りのタクシーって珍しいですよね。ちょっと感心。
 駅で姉と合流。その際に実兄がにーちゃんに「一度一緒に会おう」と約束していたことに びっくり。何故かというと実兄はにーちゃんをあまり好いていなかったからなんですが、実兄に聞いたところ「 まさよしの旦那になるんやし、一度会話しようと思って。」とのこと。…できた兄だよ…

 にーちゃんと別れたあと、しばらく喫茶店で休んだあと、「オーシャンアロー」に乗り込み、生まれてはじめての正月 旅行に出発です。次回に続く



2005/1/6     正月レポ1

  2004年12月30日〜31日。

 珍しく青春ニュードリームが取れず「ニュードリーム」で帰宅することになりました…が、嬉しいことに 青春ニュードリームより二時間遅い出発、つまり今までのように始発を寒い中待たなくてもいいという感涙っぷり…ただ 内装がわからないという不安もあり。トイレがなかったりもするらしいからな…不安に思いながらもドミノピザのミルフィーユ( というピザの生地)のおいしさに感涙しつつ、新宿駅まで向かう。…ったくなんだって新宿駅の新南口はこんな迷路の先のようなところに あるんじゃ…
 着くとびっくり凄い人。今までは出発時間が早かったせいもあるのか、並んでてもそうでもなかったのですが…建物の 外にあふれているし、キャンセル待ちの人までいました。ちょうど私が来たときに、 乗り場を間違えてキャンセル待ちに並んだ大阪行きの方がいましたし。それと、時間通り発車しないのも初めて見ましたね。
 四つ同時に発車することになり驚き。とりあえず自分のバスに向かう…やたら下の荷物置き場が小さいんですが…いや、私は 荷物小さいので問題ないんですけど…うーん。とりあえず大きな荷物の人が勝手に詰め込む様を見ながらバスに 入る…おお、三列独立シートだ!!ちょっと感動。でもにーちゃんと隣になった意味がない。あと真ん中の座席なので落ち着けなさそう …トイレの真横だし…
 とはいえ、ひざ掛けとスリッパはあるし、たまたま前の席も後ろの席も開いてたので、心いくまでシートが倒せて幸せでした。 しかし大阪バスのキャンセル待ちの人…このバス、すぐ隣の県行きなんだから、あいてないならこっちに乗れば いいのにな…?と思いながら空席ありで出発。しばらくは逆転裁判してたのですが、すぐ暗くなる。とりあえず眠れない 時様にワタルのCDプレイヤーにドラマCDをセットして、横になる…すぐに爆睡できました。やっぱ冬はいいですね、 暖かいし。あとやっぱり高い良いバスだったので座席が暑くなくてよかったです。

 到着1時間前くらいに目が覚め、無事駅に到着…えーと、小雨降ってるんですけど…傘ないよー!!とりあえず急いで駅に入り、 電車に乗って最寄り駅へ。なんか最寄り駅で一緒に降りた人、同じバスに乗ってた人なんですけど(笑)凄い 縁だわ。
 そのころになると、小雨が雪に変わって、ちょっとほっとしました。雨は困るけど、雪は当たってもしばらく支障ないし。 にーちゃんの家に向かい、にー父とにー母に挨拶して、結婚式のことについてしばらくなんやかんやと打ち合わせ。とりあえず 母Sは留袖らしいです。で、にーちゃんに車でうちまで送ってもらうためにもう一回外に出ると・・・道路が うっすらと白いです。積もるモードです。うわぁ。大晦日なのに…
 家に帰る頃にはかなりやばやばでした。スタッドレスじゃないらしいので、とっとと帰ってもらい、私も家に入りました。

 マザーは起きてましたので、にーちゃんちで話したことについて色々話したり、近況を報告したり。旅行代金の半額を払ったり。 …しているうちに、えらい(関西弁で凄い)雪になってまいりました。つーか積もってるんですけど。母も驚いておりました。 なんかデパートに明日の法事の(韓国では正月に法事をします)お菓子を買いに行きたかったんだそうで。
 気がつけば、道路にはぎっしりの雪。雪ダルマも作れそうです。そうこうしているうちに姉が起き出し、雪景色に 驚いておりました。今まで気が付かなかったのですが、姉。
 相談した結果、とりあえず車で出かけようと、車を出したのですが…「命をかけるほど法事のお菓子は重要じゃない」 との三人の結論により、5分で帰宅。そもそもうち、チェーンないしな…あんな雪は久しぶりでしたしね。とりあえず お昼を食べて、適当に大掃除をしておりました。
 お風呂に入り、そばを食べながら紅白歌合戦を見る。とても当たり前の大晦日ですが、おそらく…今年で最後。 とてもなんだか切ない気分になりました。とはいえ、紅白歌合戦あんまりおもしろくなかったんですけど… マツケンサンバくらいで。
 そのあたりでにーちゃんから連絡。初日の出を見ようと計画してましたが、どうやら無理っぽいので、今年は恒例の 二年参りのみをすることに…ちょっとつまんない。と思いながらも幸い雪が降っておらず助かりました。てきとうに 路上駐車するあたり、にーちゃんも図太くなってきたなぁ。去年はあんなに嫌がってたのに。

 いつもの神社で、いつもの焚き火にあたってたのですが…今年は風が強く、すぐ火の粉が飛ぶので危険でした。おかげで 寒かったよ…
 焚き火の周りで「新年」の瞬間が何度も来る(人がバラバラに時計を見てるので、5分くらいずれたりします。私たちは いつもラジオですが…)のも毎年のこと。自分のペースにあわせて、新年の挨拶をして、参拝の列に並びます。 結構並んでました。
 年明け前にあさぎさんからメールが来てたので、それに返答を打って返信。ツーカーはマイナーなせいで正月でも 変わりなく送信できるのが自慢。…と思っていたら直前の人も同じことで自慢してて、とてもおかしかったです。
 30分くらい並び、お参り…5円がなくにーちゃんにもらいました。来年は5円玉用意しとかねば・・・
 しっかりとお願いをし、そのままおみくじに参ります。100円もなくて両替してもらう。…来年こそは…ちなみに 吉でした。「縁談」も「旅行」もなかなか良く、幸先良いです。

 いつもならそのあとにーちゃんちに行って仮眠を取るのですが、雪がまた降り出し、危ないのでとっとと家に戻り、 そのままうだうだして就寝。明日に備えました。
次回に続く。



2005/1/5     予定変更

 正月のことを書いていく予定だったのですが…ひぐらしのなく頃に解「目明し編」をクリア しましたので、ネタが新鮮なうちに書いておきたいと思います。

 この先、反転部分、思いっきりネタバレありですので、ご注意くださいませ。


 …泣きましたよ、思いっきり。涙腺が弱い弱いとは思ってましたが、よもやひぐらしの なく頃にで泣くとは思いませんでしたよ。あと曲も良かったです。新曲だと思いますが、回想部分などでちょこちょこ 入ってた切ない曲がお気に入りです。では順番に、ざーっと。ちなみに特に注釈がない場合、魅音、詩音は圭一視点( つまり刺青があるほうが「魅音」ないほうが「詩音」としておきます。

 最初、脱走劇にはドキドキしました。もう逃げ切った時には動悸が激しかったです。もうこのときから物語に 入り込めた。本当に、竜騎士さんはすごいなぁ、と思いました。詩音は興宮の高校にずっと通ってたと思い込んでましたので、 とっても意外でした。逃げ出したあと、学校の中ではどんな混乱があったんでしょうね。ちょっと見てみたい。 あと寺が入っている云々に、感心しましたよ。そういう意味があったんですね。上手いですねー。

 そして嬉しかった&意外だったのは、双子二人がすっごく仲良しだったことでしょうか。綿流し編などを見てみると、 魅音は詩音を嫌っているみたいだったのですが、それはやっぱりお魎たちに対する建前なのでしょうか?それとも、 悟史がいなくなってしまったため、少しゆがんでしまったのでしょうか?でも、後の首絞めシーン(笑)の 直前を見る限り、そうでもなさげなんですが…私は仲良しが大好きなので…うーん。

 悟史可愛いです。うん、私的にも好み!!というか、魅音、悟史が以前にいたのに、あんな圭一にどうして 惚れるんだ!!大人だし、可愛いし。すっかり私、詩音にシンクロしましたよ。
 …ゆえに、後半の学校のシーンは、心が痛みました。正直、沙都子が憎かったりもしました。でも、あの、詩音やりすぎ。 髪の毛掴んで叩きつけるって…うん、竜騎士さんもちょっとやりすぎ…せいぜいこぶしで殴るくらいで十分だと思うんですけど。 下手すると死ぬし…18禁じゃないですしね。
 詩音暴露のシーンは少し笑いました。「っていうか私魅音じゃなくて詩音ですし」ってあっさり言うあたりが とっても素敵。かっこいい。
 そのあと、「けじめ」のシーンは…もう鳥肌でした。いい意味ではなく、背筋が凍りました。イタイイタイイタイイタイ!! こういうの駄目なんですよ、私!!よく2枚目はがそうとできたなぁ。でも感動したのは「自分」ではがさないといけなかった はずなのに、誰かにはずさせたことで許してもらえたこと。私絶対駄目かと思ったのですが…。あと座敷で見物してた 人たちが怖かったです。現代までそんな綿流しの習慣がある、狂った人間がいたなんて…と
 なのでそのあと、魅音の指の話が本当に嬉しかった。魅音いい子じゃー。可愛らしい。今までの 魅音のイメージがちょっと違いましたね。やっぱ綿流し編の魅音が本当なのですね。あと 意外な事に思ったより二人の入れ替わりはなかったのですね。そして綿流し編でエンジェルモートで初めてあった「詩音」は おそらく「魅音」だったんでしょうか?お弁当も魅音ですよね。
 バス停のシーンでは、竜騎士さんの対談を思い出して、ちょっとにやにやしてました。こんな感じだったんでしょうかね? 正直、レナは怪しすぎです。悪い子じゃなかったらいいんですが…

 悟史が消えて。少しずつ変わっていく詩音が悲しかったです。そして今までは恐怖の対象でしかなかった「オヤシロさま」を 悟史として「きゅんきゅん☆」とか書いている詩音に涙を流しつつも笑えました。幸せな幻覚?それとも…本当に 悟史だったんだろうか?(ラストの会話を聞いているとそうは思えないのですが…)

 そのあとの詩音視点の綿流し編はとても納得できました。しかし結局怪音の正体はわからずじまいでしたが…
 そのあとの急展開。最初の殺人は事故。でもそれによって詩音は鬼になった。…それが自然だと私は思った。… 最初は魅音を殺す気なかったのに…辛い。ですね。
 公由のおじいさんの言葉が…怖かった。私も優しい、温和な人だと思っていたので…狂った 詩音の気持ちもわかる…私も嬉しかったですし、詩音を守るといった言葉が。だからこそ「あれ」が 怖かった。本気で。…でも梨花を殴るのはやりすぎかと…
 しかし驚きました。私はあの電話もその後の「魅音」も完全に魅音だと思っていたので…。そして葛西がいつ 気が付くかとひやひやしました。正直葛西だけは気が付いてたような気がするんですけどね…葛西が裏で操ってた 可能性、結構あると思うんですけど…
 突然本物の「魅音」が「詩音」だと言うシーンがありましたが…どっちも同じ、誰 も見分けが付かない…なら、本人たちはどうやって自分が魅音であり詩音であるとわかったんだろう?どっちが 先に生まれたかなんて覚えてないだろうし。「特別な双子」だから?正直あんまり超能力入れないで欲しいんですけど… なんですが、知識が共有できるて。

 梨花…怪しい、怪しすぎ!!そしてかっこよすぎ。「さよなら拷問狂。お前なんかに殺されてたまるか」は 本気でかっこよかったです。…しかしあの液体なんですか。そして富竹殺しは梨花なんですか?でも倉庫に入ったことは そう重要なことではないと言ってたし…なんだろうね。梨花オヤシロモードは…
 …そして沙都子…かっこよかった。そりゃ気が付く…だろうね。ちょっと遅かったけど。でも最後まで貫き通して…よかったね 悟史に会えて…(でも正直、悟史は生きてると思ってますが。裏の執行人が葛西だった場合その可能性はあると思ってます) 悟史を信じる強さ。それが祟殺し編では悪影響だったわけですが…

 最後の「鬼のきっかけ」のシーン。ネットではむりやりだと思っていらっしゃる方もいるみたいですが、私は ああ言ったのは詩音の最後の「姉」の部分だと思います。魅音が圭一のこと好きだったことを、ああやって遠まわしに 伝えるつもりで言ったんだと思ってます。そして鬼になった詩音に、勘違いした圭一への言葉… すごく上手い。心に響きました。勘違いなんです。すれ違ってるんです。圭一、気が付いてないんです、馬鹿なんです。… だからこそ、馬鹿だからこそ、詩音は救われた。圭一に。うう…

 …魅音は事故で死んだのだと思ってたんですが…詩音が殺したんですね…うー、辛いですね。もう戻らない… ってことが。そしてあの会話…結局謎は深まるばかり…ずるいぞ!うまいぞ!!って膝を打ちました。あと結局 圭一の死因は魅音でも詩音でもなさそうですね。いくらなんでもそれはないみたいだ。しかし詩音も自殺か…

 ラストの回想は…泣きました。こうなってれば良かったのに。そしたら…きっと悟史は帰ってきたと思う。私も、 そう信じたいです。

 ちなみにクリアしたあと、トピックスにおまけのトピックスが出ます。結構必見なので見てくださいませ。

 ものすごく、満足な出来でした。次回がとても楽しみです。…並びますよ、畜生ーーーーー!!



2005/1/4     春風献上

 あけましておめでとうございます。つたないこともあると思いますが、平成17年もどうぞよろしくお願いいたします。

 とりあえず、帰ってまいりました。5日間、いろいろありましたので、また明日から正月日記書いて行きたいと思います。

 簡単に今年のHP目標。
 ・精霊のこどもたちの完結。
 ・ワタルコラムの開始。
 ・ドラクエ3長編小説の開始
 ・ハンドルネームの変更

 日常ではとりあえず無事結婚することですかねー。

 それでは今日はこの辺で、たまったWEBサーフィンをさせていただきたいと思います。週末には初小説更新を させていただきますので、どうぞよろしく…

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