緑の龍

緑の龍の謎


 初代ワタルの一番初め、緑色の龍が登場して、『勇者の玉』というのをワタルに放ちます。
 その龍曰く「勇者の玉よ。真の救世主たる戦士の元へゆけ。伝説の救世主の元へ飛べ!!」
 この龍の正体は?というのが今回の考察。
 緑の龍の初登場は初代OP。その途中(変更前の)「ためらいも 後悔も 眠れないほど」の場面でそのOPの龍にかぶるように 龍神丸が現れます。また、初代第一話の緑の龍の声。これはおそらく玄田哲章さんでしょう。(声の聞き分けは苦手なのですが。) また、龍神丸召喚ラストにも、うしろに登場します(これは象徴としてスルーしてもよさそうですが) ゆえに、普通に考えればこれは「龍神丸」と言うことになります。

 ですが、それには問題があります。龍神丸のコックピット。そこにいる龍は金色です。 そして初代ワタル43話。石になった龍王丸から抜け出した龍も金龍。(この金龍は間違いなく龍神丸です。 ワタルもそう言ってますしね) 2、超のOPなどでも龍神丸らしき龍はすべて金龍として描かれています。終わりなき時の物語でもです。 また逆に、緑の龍は終わりなき時の物語で「神部七龍神」として登場する以外には完全に姿を消しています。
 そしてこの緑色の龍が龍神丸ではないのでは、と思うのは初代44話のラストです。
 全ての人に別れを告げたワタルは、最後に龍神池に向かいます。そしてロボットの龍神丸に抱きつき、最後の別れを告げます。 そして「ごめん、もう泣かないよ。じゃあね」と言って池から出た緑色の龍に乗り、「さよなら、龍神丸」とワタルが言うと、 ロボットの龍神丸は「さらばだ、ワタル」と言います。そしてとびだった緑の龍の上で、ワタルはもう一度「さよなら、 龍神丸」と言います。
 つまり、もし緑色の龍が龍神丸ならば、ここで龍神丸が二人いることになります。それにもし、緑色の龍が龍神丸ならば、 ワタルが気がつかないはずがない…そう考えます。

 では、この緑色の龍の正体は?
 1、設定ミス。つまり最初は龍神丸、緑色だったけど、途中で変わったと。…あんまりこれは考えたくないですね(笑)

 2、二人の緑の龍。 つまり初代OP、そして初代第一話の緑色の龍は龍神丸であるが、初代44話ラストの緑の龍は別の 龍である。
 これを補完すると、龍神丸はドアクダーの攻撃により、力を失い緑色になった。 救世主であり相棒であるワタルに出会い、粘土の龍神丸という肉体を与えられることで、龍神丸は力を得、緑色から金色に変化した。 だからOPの第一話の緑色の龍と44話の緑色の龍は別の龍である。…ただ、その割にはそっくりなんですよねぇ…

 3、龍神丸はあくまで金色龍であり、緑色の龍は完全に別の龍。
 これはOPの描写を考えるとちょっと首をかしげるところではあるのですが、別の他の龍を玄田哲章さんが声をやってはいけないという 規則があるわけでなし(笑)

 この三つのどれが本当なのかわかりませんが、多分このどれか…もしくは複合したのが正解ではないか、と推測します。
 では、別人説をとった場合、この緑色の龍は一体何者なのでしょう?推測に推測を重ねてみましょう。
 緑の龍、と言って思い出すのは神部七龍神の1人、緑龍。初代26話ドラゴンシティの形がそのまま緑龍と 判明し、また初代44話で神部七龍神が登場したときも、ドラゴンシティが光りだし、そこから緑龍が登場していますが… あれ?ちょっとおかしくありませんか?
 他の龍はそれぞれもともと実体があったにも関わらず、緑龍だけはその形のみであり、その姿をワタルが それまで直接見ることはできませんでした。またいくら町が龍の形をしていたとしても、町そのものが龍…というわけではないでしょう。 (そうなったら緑龍が登場したとき、町は崩壊していますし)では、緑龍の実体は今までどこにいたのでしょう?
 そう考えると現世界に降りてきたのは、やはり緑龍ではないか?と考えます。力の一部だけをドラゴンシティに残し、 創界山で待つ龍神丸のため、勇者の玉を届けるために現世界に来たのではないか…それまで体のよりしろが創界山にないのは そのためではないのか…と。ドラゴンシティが龍の形をしていたのは、そこだけ周りに比べて龍の力が宿っていたため、他の 場所に比べ非常に住みやすかった…だからこそ人は自然に龍の形に町を作ったのではないでしょうか?そしておそらく 現世界に来ることが出来る龍は龍神丸を除けば緑龍だけなのでしょう。

 ここで4の説を持ち出します。緑龍は龍神丸の一部である。つまり緑龍は龍神丸の分身みたいなものではないか… だからこそ創界山ではいざと言う時を残し肉体を持たず、本当に必要な時にだけドラゴンシティの土地に分け与えてある 力を実体化させ、神部7龍神になるのではないか…とと推測します。理由はやっぱりOPの描写がちょっと引っかかってるんですよね…

 蒼夢なりにいろいろ解釈してみましたが、正直なところどれも帯に短し、たすきに長し、 という感じでぴたりと来る案はありません。蒼夢なりには3番か4番なのですが…どなたか理由がご存知の方は是非、教えてください。

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