日記に書いていたLiars' legendsのあとがきです。あぶりだしには終わらない お伽話をのネタバレも。結構くだらないことばかりなので注意。

 1話〜10話 11話〜20話 21話〜30話 31話〜33話 episode編(34話〜44話)
 45話〜54話 55話〜最終話 外伝関係



1話〜10話

 1、2話:どうしても「地獄からよ」を言わせたかった気がします。初期草稿の 時点ですでにこのセリフはありました。というわりにはたいしたことがないセリフなのですが。キャラクターの 風貌は基本、ゲーム通りなのですが、エリンの髪の毛はちょっと長めで、一つに縛っていることに なりました。なんかエリンのキャラクターらしいかなと思っています。本を読むときにメガネとかかけてるともっといい。 そういう設定はないけれど。

 3話:雑魚戦が楽でしたよ編。あとクレアの内情披露。若干ダーク気味ですが、 本編はお気楽に進めていきたいです。しかし3話ですでに誘いの洞窟って言うのは私的にはすごいです。 ナジミの塔がないってすごいなぁ。 

 4話:珍しくレベル上げ、という表現を入れてみました。ではレベルと言う概念は この作品ではどうなっているのか、というと特に設定してません。お気楽小説がサイトの信条なので。

 5話:といっても、それほど特出すべき点がないですね。今まで禁断の「レベル上げ」という 表現を使ったくらいでしょうか。経験値のレベル上げの理論構築ができたので、ぼちぼち 使える感じですね。とはいえ、なんとなくこの作品は現実のプレイに近い感じで書いていますけれど。 ……あとから見直したら4話と同じ事書いてた。

 6話:初ボス戦です。内容の通り、イオナズン一発とメラゾーマ一発で沈みます。ルウトと クレアは役立たずです。いまだかつてこんな楽なボス戦書いたことない。準備の方が大変だったけれど。

 7話:ノアニールはおろか、アッサラーム、イシスをすっ飛ばしてノアニールに 行けるのがレベル40魔法使いのいいところです。FC版ならシャンパーニも飛ばせるので、いっそ 飛ばそうかなとも思ったのですが、そうするとカンダタがどう出てくるか良く分からなかったので やめました。ちなみにこの先も出来る限り寄り道はしない方向で行きたいな、とも 思うのですが、この先ショートカットできるところかあまりないのが残念です。

 8話:本来はアッサラームも行く必要のない街ですが、ドーゴ登場のために立ち寄って もらいました。うどの大木タイプを書くのは初めてで、少し楽しかったです。あと、ラストあたりのクレアの 独白は、いわゆる恋する乙女にありがちの病だと思っています。ちなみにクレアの性格はいくじなし、 ルウトは熱血漢、エリンは頭脳明晰、ドーゴはがんばりやです。

 9話:一番最初のエリンのセリフが分かりにくいなと思ったのでここで フォロー。「アリアハンとポルトガの違い」とは封印している道の開放方法の違いが、国の気風 で変わったのかな、という意味です。

 10話:エリン無双、の回です。実際まぁ、無双シリーズはやったことないんですけれど。 イオナズン+メラゾーマ×4も実際試した結果でした。ルウトたちはレベルがあまり高くないので 役立たずです。
 この話での呪文の設定は。頭の中で術式を構築→呪文名で発動。ただし術式を構築するのは なれない人間には時間がかかる。慣れれば一瞬、という感じです。

11話〜20話

 11話:ガルナ新解釈。というかそもそも綱渡りだとか、塔の上から落ちろだとか そのあたりの方が無理があると考えるべきでしてー。実際はそこそこの廊下なのでは、と思わなくもないわけです。 今回あんま書くことないですね。

 12話:この話には一つ嘘がありまして、知らなかったのですが、ダーマの扉って 魔法の鍵がないと開かないんですね。なんのためについているのでしょうか、あの鍵。 エリンがいないと開かないんですが、今回はこれはなかったことになっています。

 13、14話:テドン編というかエリンの過去編です。テドンは二次創作者的に実においしい 土地ですが、別にものすごく思い入れがあるわけではありません。
 エリンが持っている手帳は、いわゆる攻略本的な感覚です。 ジールが生前から情報を集め、幽霊になってなお、(本人的には夢遊病のような感覚で) 世界をさまよい集めた情報です。あとはエリンがこつこつ蔵書なら書き込んだものもあります。ちなみに ジールという名前は、当時クロノトリガーが古代編だったからでした。
 ちなみに、各話タイトルはオーブ>場所名≧重要アイテム>ボスモンスターくらいの優先順位で書いています。 オーブが一番優先されるのは、全部ないと気持ち悪いからです。この先進めて行くにあたって、この タイトル法則に当たらないタイトルがどうしても出てきてしまう予定なのですが。(バラモス終了後とか)

 15話:最後の鍵編です。最初はここのスルーしようと思っていたのですが、この先の展開を 考えて、あえて取らせることにしました。しかしここもある意味、LV40の魔法使いの見せ所ですね。 本来ならランシール→エジンベア→ランシール、と行ったり来たりしなければならないのですが、最初の ランシールをばっさりスルーできるのは、非常にテンポ良く書けて嬉しいです。
 最後の鍵は、ゲームでも絶対に取らなければならないわけです。イエローオーブのフラグの一つなので。これは問題 ですよね。アバカムの存在意義を揺るがしていますよ。アバカムは習得レベルから考えて「最後の鍵( もしくは牢屋の鍵)が見つからなかったときの救済措置」なわけですが、3の場合はそうしてもなお、見つけなければ ならないわけで。ただでさえ、かなりややこしい探し方をさせているのだから、絶対に見つけなければならない 存在にしなくてもいいと思うのですが。まぁそれでもFC版では、「荷物の空きが一個増える」という存在意義があった わけですが、SFC版ではそれも薄れ、アバカムはただのネタ呪文と貸しました。実に由々しき自体です。

 16話:ドーゴ編。ドーゴはいい奴です。このいい奴をどう、あの結末に持っていくか、 というのが書き手の料理のしどころですね。3人旅のいいところは、商人を一時仲間に入れても 違和感がないところです。すばらしい。

 17話:御頭の名前は、正直安直だなぁ、と思います。見た事ないですが、他の サイトとかぶってそうで怖いです。偶然ですが。勇者でなければオーブが全部そろわない設定は、 この作品だけのオリジナル。エリンが旅立った理由が欲しかったので。

 18話:この展開のために、最後の鍵を取らせました。珍しくのろけるクレア。あと事情説明 の巻。しかし洞窟にある盗賊の鍵の扉は本当に何のためにあるんでしょうか。荷物を一つ削るためですかね。

 19話:ついにジパング編です。各話タイトルがオーブの名前になってるのは、 主にジパングが原因です。短くまとめようとしても、どうしても4話必要だったんだ……。で、 パープルオーブだけあるのは気持ち悪いので、最優先になりましたとさ。

 20話:初めてまともな戦闘シーンでしょうか。まぁ、そんなでもないと思うのですが。 エリンが強いので。そんなわけでカザヤ正式参戦です。いわゆるショタキャラ?なのですが、 書くの初めてで戸惑っています。今まで最低年齢15歳で、しかも年相応でないので。 カザヤは14歳ですが、甘やかされた子供ということで、ちょっと幼い感じで意識して書いております。

21話〜30話

 21話:ジパング編は4話だと思ったら3話だったでござるの巻。たしか 最初は間に『ヤマタノオロチ』があったんですが、テンポが悪くてやめたのね。
 しかしこれも、おもいっきりタイトルに偽りありの回。パープルオーブ欠片も出てきてない。
 改めて読み直して、……カザヤってサドですね。いやいや違うのよ?ちゃんとカザヤなりに 意味があるのよ?でもサドですよね。まぁ、子供の率直で残酷なところが出ていればな、と思うわけですが。

 22話:といっても、特に書くこともない回です。せっかくなので、以前 出てきた「学校」の設定。初等学校:「8歳〜10歳の子供が通う。大体下の上から上の下まで くらいの身分の人間が通う。それより下だと学問よりも稼ぎになり、上だと家庭教師を希望する。クレアと ルウトは大体上の下から中の上あたりにいる。ドーゴは中の中の上くらい。読み書き数学、国の歴史など基本知識とこれからの方向性 の為に、様々なことを一通り体験させる」
 高等学校:「11歳から15歳くらいまで。大体中の上くらいから上の中くらいの身分の人間が 通う。教えているのは礼儀作法、剣術体術、神学、魔術などその他、上流社会に必要な会話の知識などを習う。 (大体盗賊、商人、遊び人などは高等に入らず弟子入りするのが一般的)その中から 優秀な人間が、城にスカウトされ、兵士になったりする。」おおむねこんな感じです。

 23話:サマンオサ南の洞窟って言うけれど、ここ意外洞窟ってあったっけ?編。 本来ならサマンオサ→脱獄イベント→南の洞窟なのですが、攻略本のおかげで省略できました。 こういう攻略は初めてしたのですが、問題なく進むんですね。あと鏡の単位って面でよかったでしたっけ。

 24話:新作ですが、ただのイベント消化で残念無念。 見所は戦闘中でもいちゃいちゃしているルウトとクレアでしょうか。
 実のところ、その前でエリンが転職しているので、戦闘は若干きつかったりします。洞窟でレベル上げをしていますが。

 25話:カザヤ主役、というわけではないですが、かっこいい?回です。このあたりは 幽霊イベントが続くので、見せ場ですね。なんで皆してそんなに未練があるのやら。
 あとルウトたちはいちゃいちゃしすぎだと思います。書いてて我ながらそう思った。この先 どんどんエスカレートしていきます。

 26話:カザヤの特殊能力を決めてから、この展開にしようとずっと決めておりました。 お約束だけれどやっぱり良いよね、という話。

 27、28話:ドーゴバーク編です。内気なドーゴ君は利用されてたよパターンになりました。でも 男の子ですから、やっぱりもちあげられるといい気になるよね。
 後半はあれです、最終的にはいちゃいちゃです。元々クレアのファーストキスでもうばってあげようかと 思いましたが、さすがに可愛そうだったので(ドーゴもあれでは済むまい……)以前にキスシーンを 挿入したのでした。

 29話:相変わらず戦闘シーンはありません。バラモス戦では若干ある予定だよ……。
 稲妻の剣は結構ロマンなのですが、残念ながら勇者専用装備ではありませんでした。2から考えるともうちょっと こう頑張って欲しいところなのですが。昔は稲妻<王者なのに、2では稲妻>ロトなんですよねぇ。

 30話:今思ったのですが、この話数がレベルだと思うといい感じですよね。
 タイトルに反して、メインは海賊のアジトのような気がします。ルウトのバカップル叫びが涙を 誘います。レットさんはあと一回出てくる予定。

31話〜33話

 31話:はい、フラグ立ちましたー。と書いていて思った回です。ダイジョウブダヨ? ウツエンドジャナイヨ?
 レイアムランド書くの二回目ですが、この巫女さんのしゃべりを書くのはとっても難しいです。いつも悩みます。 多分モスラのパロディだと思うのですが小美人?だっけ?元ネタ知らないしなぁ。

 32話:ようやくここまで来ました。
 戦闘シーンをやるやる言って、結局やってないですね。次回は、どうだろう。とりあえず 次回で第一章のラストと言うか、本来想定していた部分までのラストになります。テーマはスマップの某曲。答えは 明日。

 33話:Q.裏とかないとか言ってませんでしたか? A.エイプリールフールですから。
 Q.おわおとの性格属性などを逆転させ、プラスアルファをつけただけとか言ってませんでしたか? A. エイプリールフールですから。
 Q.そもそもキャラクターが別の職業の外見してるってどうなんですか? A. エイプリールフールですから。 
Q.すでにA.エイプリールフールですから。
 というオチの予定でした。が、エイプリールフールに終わらなかったのであんまり面白くないですね。 当初の予定通り一気に読めばびっくりしてもらえたかなぁ、とも思ったんですが、今のように時間を空けて読むと、結構 ヴァレヴァレだったのではないかなーと思います。裏おわおと、にこだわって もらえればだまされてくれたかなぁ。3ヶ月引っ張るだけのオチでもなかった気が。更新頑張ってたのは それが原因だよ。
 ちなみに昨日の問題?スマップの某曲とは『青いイナヅマ』でした。青いイナヅマが僕(バラモス)をせめーる♪
 バラモス様ファンの方の為にフォローしておくと、バラモス様はSFC版で先頭の仲間ではなくあえて勇者の名前を 言ってくれる稀有な存在だったと思います。特殊な状況を除くと、先頭じゃなくても 勇者の名前を読んでくれるのは、アリアハンの人達とロマリア王、ムオル、 イエローオーブの商人くらいだったかなぁ、と思います。いまいち資料がなくて定かではないのですが。FC版だと もうちょっと多いかも。そんなわけで一応ストーリー的には勇者の名前をあえて呼ばれない旅路をしていたのですが、 最後だけストーリーの展開上バラモス様に道化になってもらう形で嘘をつきました。すみません。

 一応あの時点で想定していた話はここまでです。この後はエピソード編として色々解説して、まったく先の ことを考えていないアレフガルド編を一応やる予定ではあるんですが、苦戦中です。まったく考えてなかったので。 なんとか詰め込んでますので、ゆっくり見守ってください。
 ちなみにこのせいでドラクエ小説同盟さんに登録するさい、キャラクター属性が一切入力できなかったのは 内緒だ!

 episode編(34話〜44話まで)

 34話:エピソード編来ました。なんでエピソード編かというと、タイトルが規定に 収まらないからです。
 一気にネタバラシです。成り行きとはいえ、結構ひどい嘘つき二人ですね。それでもまぁ、 その嘘を突き通すところに意思を感じてもらえたらなぁ、と思います。

 35話:ルウトの事情編です。不良な教会の息子ってどきどきするよね!実は弟 キャラだったという展開。そういえば兄がいるキャラクターって主要キャラの中で初めて書いた気がします。ドラクエ 世界でも少ないよね。ゼシカくらいで。そもそも兄弟がいるキャラが珍しいのでしょうか。サマルトリア王子、 モンバーバラの二人、ヘンリー、5の双子、(6の主人公)、キーファ、ゼシカくらいですね。あんな時代なんだから もっと子供作ろうよ!
 ルウトの魔法が苦手設定は嘘ではなく真実です。今は世界有数の呪文使いなわけですが、それは悟りの書のおかげなので。 威力はあるけど魔力がない、なイメージです。

 36話:ゲーム上の事実じゃないのですが、どーしてもどーしてもここで着飾って欲しい親心。 パーティーとかドレスとかってロマンだよね。
 そしてずっと影薄かった人の発言。鋭いカザヤが騙されていた理由の一つです。本編では 下に行くまで分からないわけですが、それより以前にオルデガの生存が疑われていてもおもしろいかな、と 思いました。

 37話:ゾーマ様はかっこいいよね!!という話。見るためにしびれます。なんにも 話さないシドー様も良いけれど、ゾーマ様の威厳はまさに大魔王です。
 とりあえずルウトサイドの次はクレアサイドでした。ちょっとだけ頑張ったね、クレア。

   38話:一時解散編プロローグです。次回から個別シナリオ?に入ります。色々もめている四人ですが、 10日の間にどう整理するか、たのしみにしていただければと思います。最初はエリン編です。

 39話:エリン編。目次と実タイトルが違うのは、仕様です。最初は同じのフルネームにするつもりだったのですが、 後半二人が強大なネタバレになることに気がついて変更しました。
 レットは本来出てこない予定でしたが、出しました。エリンだけ誰もいないのは寂しいなと思いまして。 次はカザヤ編です。

 40話:カザヤ編です。ちなみに風弥は6月生まれ。風待ち月に生まれたことから 付けられました。ちなみに夜宵は3月生まれではなく9月生まれ。夜長月の宵月の日(14日)に 生まれたことから、雪乃は11月生まれ、雪見月から付けられました、といういらん設定があります。作中の 風弥が名前のことで言っているのは「風待」ではなく「風弥」とあえてつけたことを言っている わけですね。
 で、多分後半の描写におどろいた方もいるかなぁ、と思うわけですが。リアルにジパングを考えた場合、 食べられる前に生んでおかないと滅亡するわけで、こういう形になってしまうんじゃないかなーと思ったしだいです。
 本来男余りの社会なので、二人目の婚約者がつく風弥はちょっと特殊です。良い家というのもありますが、 特殊な力を持っているということも大きいです。風弥がいきなり 三人をにーちゃんねーちゃん呼ばわりしたのも、人類みな兄弟ちっくな教育を受けていたからです。ちなみに 風弥には子に恵まれませんでしたので、ご安心ください。

 41話:ルウトの家の事情。というかきわめて平凡とも言える感じですね。 図書館戦争のお母さんにちょっとだけ似ちゃいましたね。読んだときにはすでに書いてたので偶然ですが。
 この歪んだ家族を書きながら、自分もこうならないようにと自戒自戒。でも書いていて 実はちょっと楽しかったです。
 前二人と違って、ここからは続き物。とりあえず次はクレア視点に入ります。

 42話:続き、というかサイドクレア編でした。おじいちゃん、ちょっと ずれてるなー。こうしてみると。ここからあっちにつながっていく話になります。もうちょっと続くんじゃよ。

 ちょっとおわおとの話を含むのですが、
 竜の女王へ行く道を、どうしてもラーミアに強引にという展開にさせてしまう。 おわおともそうでしたし。ゲーム上なら地図を埋めるという目的になるのかな?一応竜の女王のことを 教えてくれる人もいるのですが……そこらへん上手く話に組み込めない私がいます。難しいです。

 43話:久しぶりにああいうシーンが出てきました。実はああいうシーン好きなんです。 少女趣味なので。直接描写がないほうが好みー。強引なキスとかって良いよね。
 ルウト報われましたねー。多分、そういうことしたくて仕方なかったんじゃないかな と思います。でも男の子は繊細なのです。

 44話:カザヤのターン!という感じです。はい、正直この先カザヤはどんどん空気になって 行きます。カザヤファンの方、すみません。
 自重はまぁ、そういうことです。カザヤはわかる。しかしおっさんくさいな。 カザヤはつねに本気です。しかしエリンはその気持ちに答えるつもりはないのでした。

45話〜54話

 45話:ゾーマの設定がおわおととはちょっと違う、と言う感じになっています。 というか、今回書くにあたって、下世界のことを考えた場合、こちらの方が正しいんじゃないかな…… と考えております。7の魔王と同じく、世界のほとんどを封印しており、あとはルビスのいる アレフガルドだけになっている……の方が悲壮感があっていいなと。設定的にもそっちのほうが しっくりくる。アレフガルドだけ支配って設定、ちょっとしょぼいもんね……。
 オリキャラの王子様とかまた出してすみません。重要キャラじゃないです。

 46話:ちょっと悩んだのですが、とりあえずこちらも『攻略本』を持たせることに しました。ついでに太陽の石をゲット。あの石も1に比べてびみょーなところにあるので、 便利屋カザヤに頑張ってもらいました。カザヤは本当に便利です。

 47話:毎度思うのですが、ここの洞窟は本当に魔王の爪あとでいいのだろうか。 そして一体この洞窟はなんなんでしょうかね。効率プレイを目指すなら、正直ここはこなくても いい場所なのですが、一応お約束と言うことで来てみました。
 しかし小説上「魔法がつかえない」戦闘を書くのはとても面倒くさいのですよ。ろくに戦闘させてないけど。

 48話:久々?のいいところだったのに馬に邪魔されたルウトです。さすがに馬にはなにもできません。
 ラダトーム全体にいえることなのですが、基本、1の補完イベントばかりなので3の立場だと偉く地味ですね。

 49話:いつも思うけれど、オルデガは一体何のために旅をしてどういう手段で ゾーマの城まで行ったのだと。なんのためにあの祠にいるのだと問いただしたい。
 暁夜の日というのは造語、だと思う。なんかそれらしく装ってみた。検索してもPNばっかり出るので 多分大丈夫なはず。
 あと夢の話をからめてみた。設定上いくじなしのはずなので、そういう夢を見てるはずなんですよね。私も忘れていたけれど。

 50話:メルキドは武具に関することもないし、情報もほとんど今までのことから分かりきってる (せいぜい聖なる祠の情報があるくらい)でとても地味なので別のイベントを作ってしまう。ゴーレムに 絡めたかったけど思いつかなかった。ちなみにカザヤが聞いていたのは、エリンとクレアの後ろの人のオーラと言うか 音と言うかそんな感じです。いつもいつも聞こえているわけじゃなく、意識しないと聞こえないんです。

 51話:地味です。実に地味です。今回は悟りの書無視で。本当はまぁ、いかなくて良い町とかも無視しようかと思ったりしたのですが。 それをするとアレフガルドが悲しいくらいにすっかすかになるので、律儀に全部行くことにしたのでした。
 必須というならラダトーム、(ロトの洞窟)、精霊の祠、(ドムドーラ)、マイラ、ルビスの塔、聖なる祠だけになるので結構唐突な印象があるんですよね。

 52話:カザヤってサドだよね、という話し。うん間違いじゃないはず。 クサキチさんやユリさんに対して怒っているわけではないのですが、やはりカザヤの中で くすぶっているものがあるのは事実なので、そのあたりをぶつけてしまったりするあたりは まだまだ14歳の子供なのです。

 53話:クレア勇者の理由編。こういう勇者がいてもいいかなと思うんです。クレアの位置づけは アンチ勇者なので。その後ろ向き勇者が勇者として選ばれた理由は資質意外にも欲しいなと 思いました。あとクレアのなんだかんだの強くなったところを見ていただけると嬉しいです。

 54話:基本閑話休題的な話です。ルウトとクレアのいつもどおりのいちゃいちゃと、 カザヤの報われない愛です。クレハはカザヤの一人目の婚約者です。カザヤがエリンを 好きなのはクレハとは無関係なはず。エリンは嫉妬しているわけではなく、ただのからかいで言っているのです。 ちなみになぜ報われないかというと、単純にエリンの好みのタイプが年上だからなのですが。そのうち キャラに50の質問とか公表したいです。

55話〜最終話

 55話:閑話休題の続きというか。実は妙なフラグ立ててるんですが設定の勘違いで そのまま消滅してます。あれっと思っても気にしないでください。

 56話:失敗した、というのは実はここでカザヤが回復する予定だったんです……が、 賢者の石は次の部屋だったんだよ、という話。でも形状的に八岐大蛇は部下のような気がしてならない。しかし 実際のところ、一番弱い?バラモスがどうしてよそに世界制覇に行き、ほかの部下が居残っていたのか、 若干疑問が残るところです。

 57話:私の多分に偏見の混じった話なのですが。
 DQ3はかなり自由度が高いためか、他のDQ二次に比べても、原作ではできないようなオリジナル ストーリーが多いかな、と思ったりします。たとえばパーティーが5人だったりとか、行く必要の ある町に行かないで無視しちゃうとか、ラーミアじゃなくて別の手段でギアガの大穴に行くとか。 本来商人じゃないキャラが街づくりをするとか結構見るような 気がするんですよ。もちろんそれが悪いわけではなくて、なるほどこうするか、とひざを打ちながら楽しんで いるわけですが。
 さておき、そんないろんなストーリーが展開される中、DQ3の二次創作にあたって、他は変えられてもたいてい これだけはなぜか守られてるぞ、というストーリーにオルデガが死ぬ、というのがあります。( と、思ってます。実はそれほど多く読んでいるわけではないのでえらそうなことは言えないのですが、あくまで 私の偏見です。)
 死に様はそれぞれだったりするんですが、シリアス路線なら他のストーリーは豪快に無視してても、オルデガを追いかけて アレフガルドで死ぬ、というストーリーは変えられることはあまりない。これはDQ3の中でも重要な要素であり、そして おいしい部分だからだと思うのですが。
 とはいえ、正直あそこでオルデガが死ななければならない理由も、実はあんまりなかったりするというのは、SFC版で「オルデガを いきかえす」選択肢である意味証明できると言うもの。(多分あそこでオルデガを仲間に入れるわけにはいかないという 都合もあるのでしょう。もちろんストーリー上父を超えていくという大きな意味があるわけではありますが。)
 そんなわけで、あえてそれを無視してみようかなというのがこの作品のひとつの目標でした。たまには オルデガが幸せになってもいいじゃない。
 あと「お嬢さんをボクに下さい」も是非やってみたかった。らぶいちゃカップルなら是非これは押さえとかないと!と思った。
 そんなわけで私は大満足の回です。
 ……私は何か間違っているような気がしなくもない。

 58話:キングヒドラは前回4人+オルデガのふるぼっこで倒したので、バラモスブロス からです。そして同時にゾンビもです。
 そしてせっかく勇者の決意をしたクレアは、さっそくとらわれのお姫様になりました。 こういうのもなんだけど非常にクレアらしいと思う。……ひどい作者でした。

 59話:バラモスゾンビほとんど出てこねー!!!いや、タイトルに偽りありは今に 始まったことじゃないんですが。ちょっと出てくるから、いいよね?ね?
 今回に普通にタイトルをつけるとしたら「勇者爆誕!」でしょうか。途中の会話はちょっとだけ ダイの大冒険のバーンとレオナを意識。せっかくだからバーンよりひどくしてやったぜ!いや最初から こんな感じにする予定だったんですがね?

 以下おわおとの超絶ネタばれ含みます、注意。
 ルビスの花婿?たるトゥールと、ゾーマの花嫁?たるクレアの対比を意識 できたらいいかなーと。クレアが普通の人間かつ若干臆病なのはこの為でした。いえい。

 60話:勇者クレア達と魔族の戦い編。といってもまぁ意外性もないのですが。個人的に ルウトのラストの台詞はいつか主人公に言ってほしくてストックしてた台詞です。今までのキャラでは 言ってくれそうなキャラがいなかったもので、こういうちょっとお馬鹿な台詞が似合うところが、 ルウトのいいところだと思います。

 61話: そんなわけで、光の玉はここにありました。ついでに 言わせたかった「愛の奇跡」をよってたかって否定している仲間二人に笑ってください。うん。
 ラストはこの人に〆てもらいたかったと言うか。せっかくなのでこの裏技?で倒したいよねという思いでやりました。 結果カザヤがひたすらフォローでかわいそうでしたが。

 62話:実はルウト→ロトは最初から決めていたわけではないのですが、いい感じに 収まったな、と思っています。ちなみにオルデガの兜はちゃんと持ってます。
 結局後世までロトの勇者像はそのままで、子孫も真実を知ることはないと思います。

おわおとネタバレを含んだ全体あとがきへのリンク


外伝関係

 熱病あるいは恋の病:外伝はタイトルがとても気に入っています。どっかに同じ名前のものがありそうですが。
 どっかで出そうと思って出せなかったのですが、このときカザヤはメルキドに舞い戻って、 とりあえずあのごろつきを含んだ犯罪者集団を壊滅させて帰ってきたところです。 このカザヤの行動は後々、鋭い爪の小さな体のモンスターとしてなんだか噂になっていて、 それを知ったルウトに「一人でいくなんてずるいぞ」と言われたりします。なんか台無しかもしれません。

 whitelie:whitelieについてはまーそういうことです。熱病のクレアはモシャスしたエリンでした、という オチ。
 エリン的には、あのパーティーは自分の擬似家族的なものであり、自分がルウトを思うのは ファザコン的なものを含んでいると気がついています。そして擬似母親から父親を奪うには、 あまりにクレアが理想的な母親過ぎたようなそんな感じで。あとルウトとクレアのカップル萌え ちっくなところもあったりして。そして意識の中でカザヤは擬似弟なので、それと恋愛する気には ならないというか。いろいろままならないものなのです。

 start of legend:ものすごく書きづらかったです。 というのも、一応三人称?なのですが、実質ルウトの主観しか出てこない一人称っぽい感じだったのですが…… ルウトというキャラは、クレアを溺愛している、ということが前提として生まれたキャラで、 なんというか、クレアを溺愛していないルウトってどんなんだ?と思いながら書いていました。
 あとやっぱりいい加減に作った作品なもんで、あちこちほころびが……そんなわけで本編ちょっと直しました。
 ちなみにこの後、ルウトとクレアの結婚式にでもつなげようかと思ったのですが、そうすると 感想が最終的に「エリンかわいそう」しか残らない気がしてやめました。ルウトがエリンにのろけて終わる。まぁ、 エリンもこの時点ではもう吹っ切ってますけどねー。まぁ、好きは好きだけど、青春の甘い疼きというか。

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