FATE/staynight
ネタバレが、思いっきりキャラにかぶってくるので キャラ別レビューと共に、ネタバレをば。
1.セイバー&FATEルート
FATEルートは攻略順が最初なこともありまして、一番中心的ストーリーですよね。アサシン(新)も 出てきませんし。おかげで最初の方はいらいらですよ。戦いの仕方がよくわからなくて、何回 BADエンドになったか…最初は基本的に戦っちゃいけないのね。
…最初の廃墟でのえっちが、強引な気がしたのは私だけでしょうか…といいますが、気を利かせようよ、凛! って思ったのは私だけですか?と言うか、あの時、凛とセイバー契約すればよかったんだよね?単純に。つか、 エッチシーンの前の「ああ、時間を稼ぐのはいいが―――別に、アレを倒してしまっても構わんのだろう?」 がかっこよすぎで、もう!って感じでしたねー。 アーチャー好きっす。
ただなぁ、個人的には、あまりインパクトがないシナリオなのです。もちろんメインシナリオであり、肉付け してないからなのですが。
セイバーは確かにかわいい。ただ、あまりにも高潔というかそんな感じで、ぶっちゃけ士郎との「男女の仲」 だったのか、といわれると疑問が残るのですよ。セイバーはあくまで王であり、女にはなりきれなかった。 それはそれでいいかもですが、逆に言うと、士郎にそれだけの魅力を感じなかったの?という話に なりますしね。「士郎が私の鞘だったのですね…」のシーンにしても、恋愛感情の台詞ではないような気がします。 ただ、聖杯より士郎が大切だといった地下室のシーンは大好きです。士郎が「聖杯なんて要らない、過去は やり直せないから」と言い切ったシーンもかっこいい。これもある意味複線ですね。
…本当はこれからがメインだったのに、と思うのは、私がKEYスキーだからかもしれませんが、あまりにも 別れのシーンがあっけなさ過ぎましたね。セイバーはこれから死にに行くわけで。生涯のお別れなわけで。 最後、もう少し涙涙であっても良かったと思うのですが…駄目なんでしょうね。エンディングが二つないのも ちょっと残念。仕方ないと思うのですが。愛してるって言ってくれたのは嬉しかったのですが。
セイバー自体の設定で納得がいかないのはですね。あんなスカートで実は男のふりって無理があるだろう! ってことでしょうか。甲冑脱いだら胸が強調されてるしー。マリーンだって四六時中一緒にいるわけじゃないんだし (つーか、マリーンって途中で女にだまされて死んでなかった?)いや、多分デザイン的な面なんでしょうけど 、もちっと男らしくというか、なんとなく許せなかったのですが…リボンも付けてるしねえ…セイバー 自体はかわいいです。「…雑でした」って言っちゃうセイバーとか、必殺技で怒り狂うあたりとか。
2.遠坂凛&アーチャー&Unlimited Blade Worksルート
一番燃えであり、萌えだったルート。一番評判も高いですな。
燃えといえば、やはりアーチャー=士郎とわかるところ。最初はこの2人が仲が悪いと知ってがっかりしたんです、私。 2人とも好きだから、仲良いのがいいなぁ、とか。でも理由を知ってああ、なるほど!と。この2人の戦闘シーンかっこよいですよ! 冒頭の詩「体は剣で出来ていた」の詩も最初はセイバーのモノと思わせつつ実は…っていうのがすごく好き。 「いくぞ英雄王――――武器の貯蔵は充分か」なんてかっちょいいじゃないですか!士郎!!
アーチャーに士郎が勝ったシーンもかっこいい。普通に考えれば絶対アーチャーが勝つと思うわけじゃないですか。 アーチャーが言ってることは重みがあるし、正しいし。…それでも、私も青臭いですから、 士郎に勝って欲しかった。理想が現実に勝つその時が本気で嬉しかったです。「おまえには負けない。誰かに負けるのはいい。 けど、自分には負けられない!」あたり、もう大感激ですよ!!
このルートは一般的には凛ルートなんでしょうが、実際半分ははアーチャールートなわけで、もう見所満載な わけですよ。「理想を抱いて溺死しろ」とか、憎まれ口をたたく割に面倒見がいいあたり、 過去を髣髴させるわけで。
プロローグもいい!「了解。地獄に落ちろマスター」とか「それでは凛と。……ああ、この響きは実に君に似合っている」 とか、もう鳥肌ものですよ…
そして、そしてラストですよ!あの笑顔は、反則でしょう? 「答えは得た。大丈夫だよ遠坂。オレも、これから頑張っていくから」そう言って、笑う笑顔!それがもう士郎で、アーチャーで。 やられた!!って感じが、もう泣ける泣ける。ううう、アーチャー…。正直体験版を見た時「 凛とアーチャーくっついて欲しいなー」と思ってたわけですが、ある意味かなったというか…あうあうあう…
で、凛もかわいい。正直最初は仲たがいしてて「え?」って思ったんですが。だってセイバールートとえらい 違いじゃないですか。くっつくんでしょ?仲良くしてよーって、思ってたんですが。(個人的に此処で バットエンドになるのが、ある意味一番ハッピーエンドかもですが)そう来たか!って感じで。
正直かわいすぎます、凛。魔導士ぶっててもなんだかんだって情に弱いところとか。やっぱ一番 反則なところは「うん。それじゃ、そういうのを抜きでしよ」ってところでしょうか。ああもうかわいいよ!あんた!!「信じらんない。 初めて男の子に泣かされた」もかわいいと思いますが。後、意外と格闘ができるってあたりも意外性満載。 グッドエンドが幸福なのも嬉しかったです。
3.間桐桜&Heaven Feelルート。
悲惨さは一番ですが、それ以外は地味ですねえ。いちばん えっちなシナリオですが。桜はそもそも地味キャラってことだったらしいですが、 なんつーか魅力が微妙です。清楚でえっちっていうのは萌えポイントだと思うのですが…なんていうか それに背徳感とかが微妙にかけてたというか…魅力がいまいち足りなかったんですよね。「かわいい!」って思わせるところが なかった。「何を差し置いても守りたい!」と思わせる要素がなかったんですよねー。しかしFATEのボトルキャップ に桜がいなかったのが悲しすぎるぞ…ライダーはあったというのに…悪くない子だと思うのですがね。 最後の最後、士郎が桜を救うところはやっぱり良かったと思うし。
個人的にはこのシナリオでは慎二いつ死ぬかいつ死ぬかと期待しながら見ておりました。もうとっとと消えてくれ と願っておりましたよ。じーさんもいつかなーと思ってましたが、意外なほど最後でしたね。
何が一番悪いって、最後の最後のおいしいところを凛に盗られたってことですよ。本当に、これは かわいそうだった。「ああやっぱり殺せないな、なんて思ってしまったのだ」私これ見て、シナリオライターにちょっと 怒った。凛かわいいと思ってしまったからなぁ。 桜のシナリオなのに、凛目立たせてどーすんねん、と。助けを呼んだら きてくれるみたいな感じでしたが、…その前に言ってやれよ…とかさ…
しかしラストの(BADエンドルート) 「わたしがされたコトを一から体験させてあげてるんですけど、一日目で泣き崩れてる」のくだりは ぞくっとした。というか、臓硯、子供に何しとんねん、とか。ここがある意味桜の本領発揮と言えなくもない。
桜シナリオで一番好きなところは「正義の味方を、張り通す」の選択肢。まず選択肢の文字もいいよね。 そして”判りきった結末を語る事はない。衛宮士郎は心を剣にしたまま、正義の味方になるだろう。”って、 もうめちゃめちゃかっこいいじゃないですか!このルートから…アーチャーに…(なのかは わかりませんが…)悲しい。非常に悲しい。でも好き。
あとは「来なかったら
殺す
帰ります」のくだり。普通の文に殺すは使わない気がするぞ、凛。
このシナリオで美しいのは、桜との決着がついたラスト。イリア(正確にはユスティーツァ)と臓硯との会話でしょうか。 「だが無念よ。いや、あと一歩だったのだがなあ」お前のせいだ!と桜に同情してむかつくところは 確かにあるのですが、それはそれとして無表情のイリアと共に美しい景色でしたね。
エンディングが…ノーマルエンドが…なんというか、幸せのような、悲しいような微妙さが泣けてくるよ。でも、ここ結構 名作だと思ってます。ただ、凛が人気のある一つに、エンディングが一番幸せだったというのも あるのかもしれない。桜人気でないだろうな、ってわかってるんだったらも少し幸せな感じに…無理なのか。やっぱ。 グッドは…にぎやかで幸せだけど、悲しい。その一言かな。セイバーとか。
4.イリヤスフィール・フォン・アインツベルン。
天使な悪魔。個人的な属性は無邪気な善。その善の方向がゆがんでいるのがなんというか。
この子を語る上ではずせないのは「バーサーカーは…強いね。」でしょう。もう、このゲームでの 初泣きですよ。涙ぼろぼろですよ!!戦わないといけない立場なんですが、それでもあううううというか、 なんというか…バーサーカーかっこいい!って感じですね。この子、本来は攻略対象だったみたいですが、個人的には 落とせなくて良かったかな、とか…兄弟みたいなもんですよねぇ?この子って?血の繋がりはないですが、切嗣の 子供なんだし…
5.キャスター
「それは駄目でしょうね。だって、私の望みは」 −さっきまで、叶っていたんですから。
キャスターと言えば、このくだりでしょう。個人的にはセイバーに着せた白いドレスもナイス!ですが(意外と キャスター自身にも似合うと思うのですが。)葛木もキャスターのこと、好きだったんだ、よね?そう信じたい。 次では幸せになってほしいなぁ、キャスター。あの切れなさそうなルーンブレイカーが大好きでした。
6.アサシン(佐々木小次郎)
暇つぶしですか?…世の中すごい。かわいそうなキャラ、という気もするしその境遇ですら達観しているあたりが素敵キャラ。音楽 もあいまって結構好きなキャラです。
7.藤村大河。
騒がれていたわりに、私的にはインパクトが薄いキャラ。タイガー劇場やセイバーに嫉妬するあたりはかわいかったと思います。 あと切嗣に惚れてたと知ってちょっとびっくり。
8.言峰綺礼。
悪役だと思ったらやっぱり悪役キャラ。教会の地下に行ったときのインパクトは忘れられない。・・・のわりに マーボーで笑わせていただきました。やっぱり某代行者とかけてるのかなぁ?この2人が対戦したら 笑えますねえ。ただ、ラストで「本当の悪とは生まれようとするものを止めることではないのか?」はかっこよかったと 思います、とことん。それは、もっとも正しいような気がするし、ゆがんでいるような気さえする。それがすごい。
9.ギルガメッシュ。
桜シナリオでの雑魚キャラッぷりが笑えます。この人が一番強いのは、セイバーシナリオ、かっこいいのはやっぱり凛シナリオ でしょう。士郎との対戦はやっぱり燃えます。私服はかっこいいよね。セイバーシナリオのラスト、 闇に飲み込まれようとするギルガメッシュが怖かったです。ただ、某FFのせいでギルガメッシュって妙に 間抜けなイメージがあったりして…
10.ランサー。
結構好きなキャラ。凛シナリオでのの退場劇が男前度をあげてますねー。「は。小娘が、もちっと歳とって出直してこい」 とか、もう最強にかっこいいですよ。 士郎ランサーにが言う「言っとくが遠坂はやらないからな」とかも素敵ー、らぶらぶです。
11.ライダー。
えっちなキャラ。個人的には眼鏡属性もありませんので、そんなに萌えキャラではなかったのですが。しかし、なぜゆえ ライダーはあれだけ桜に忠誠を誓ってたんでしょう?それが不思議で仕方ないのですが。自分に似ているからなのかな? 首ずばっと切られちゃうのはかわいそうだったです。最悪のマスターに従わされていたのも。戦闘シーンは 色っぽく格好よかったです。
12.間桐慎二、柳洞一成
慎二は嫌いキャラ。用語集には「いい男」と書いてありましたが、自分の事をいけしゃあしゃあと棚に上げる男は 一番だいっ嫌いです。男にとっては…いい男…なのかなぁ?それとも見えざる真実があるのかしら?
一成君は逆にかーなーり好みのキャラです。別に萌えとかじゃないんですが、丁寧語なところも、そのわりに結構融通 聞きそうなところも好き。こういう人こそ、日常の象徴でいて欲しいものである。しかし一成はキャスターが気に入ってた 見たいですが、一成の前ではキャスターはどんな風だったんでしょうね?
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