ドラゴンクエスト8


 今までと色々変わってた割には、「ドラクエ」だったのが驚きでしたね…。そんなわけでネタバレありの 長所と短所を。

 長所:

 スキルシステムのおかげで「7」などの時にありがちだった「最高レベルになれば、キャラクターごとの 個性がなくなる」等が抑えられていたこと。転職システムだと、最後にはすべての職業をマスターし、 みんな一緒になってしまう…まぁ、私はそこまで極めていたわけじゃないのですが、最後にみんなで「どとうのひつじ」とかは やってましたしね…その点スキルシステムは99まで上げても、すべてのスキルは挙げられませんし、プレイヤーごとの 個性も出るところがすごくいいと思いました。

 世界が広い!見渡す限りの世界がある、とは良く言ったもので、探索のしがいがあるマップにはどきどきしました。 まして通常マップにも宝箱があるあたり「わかってるね!!」と感心しました。

 トーポが活躍する。おそらく5、7で、「あの鳥orとかげはなんだ!」と言われまくった教訓なんでしょうが、 絵のアクセサリーだと思っていた小動物が活躍して、自分の手で操れる、というのはなんとも楽しかったです。

 自由度が高い。寄り道ができる。今までは結構行く場所も制限され、町をすっ飛ばして新たな町へ…というのができませんでしたが、 今回は船を手に入れたらほぼ、どこにでも行けます。新しい町で宝箱を取るのは楽しかったです。いろんな町の 周辺でレベルあげができましたし。また錬金のおかげで、すごく楽することも、逆に錬金なしでプレイすることもほぼ 可能(…盗賊の鍵は作らないといけないでしょうけれど…)なのが楽しかったですね。賢者の石を二つ三つ 作るのも良いですし。

 新しいカジノ。ルーレットとビンゴは楽しかったです。あとモンスターバトルも燃えましたね。それが 普通の戦闘にも使えるのがとてもよかったと思います。一気に楽になりますし。

 今までのドラクエとのつながりが、作中でも出てきたこと。私の好みなのでうれしかったです。 逆にしっかりと「異世界」と言ってくれたこともプラスかな。過去未来ってわけじゃないわけですしね。

 テンションシステム。…これは最初はなしじゃないの?と思ってたんですが(バイキルトの意味が無くなるような 気がして…)呪文等も増幅される感じで「あり」かなー、と。基本的にはボス戦でしか使いませんし、 ボスはいてつく波動があるので、それほどバランスが崩れてなかったのも良かったです。

 短所:

 プレイヤー置いてけぼりの展開が多かった気がします。クリア後まで「で、結局主人公が呪いにかからなかったのは なぜ?」や、次の大陸に行く途中まで「ヤンガスはどうして主人公の仲間になったの?」という?マークが消えないのが 気にかかりました。小説ならばそれもいいでしょう。がプレイヤー=主人公とするなら、ちょっと問題だったのでは ないでしょうか。…正直なところ、ヤンガスが仲間になるところから話が始まっても良かった気がするのですが…

 人が死にすぎる。私は7賢者絶対死ぬんだろうな、ストーリー上…と思ってたから結構平気でしたが、そういう 意見もありますし、その意見も一理あると思います。一生懸命頑張っても、防ごうとする行為が防げないのは、 確かにちょっとストレスですね。

 モンスター所持のお金が少なすぎる!…と、これはまぁ7も一緒でしたが…どうしてこんなに少ないのでしょう? SFC版ドラクエ3では「大王イカ」ゴールドは90G。対して8では46G。「ゴールドマン」にいたっては3では1023G、 8では210Gなんですけど…。7の時は職業レベルを あげさせるためなのかな…と思ってたんですが、8ではなんでなんでしょう?お金が稼ぎたかったら 錬金があるから?それでも最初のうちは、武器防具も安い+マップが広いこともあって、適当に探索していたら お金がたまったんですが…後半(ぶっちゃければバザーが再開した時点)でお金が足りなくなりましたよ。 まぁこれは「その時点の最強装備じゃないと次に進みたくない」という私のわがままですが…

 ビンゴのエフェクトの長さ、ルーレットの操作性の悪さ。…まぁ、自動で稼ぎたい私のわがままなんですけどね… 結構あたってくれたのはうれしかったです。

 「しらべる」コマンドがなかったこと。これは結構ストレスでした。具体的には法皇の館でオーブを手に入れるところ。 真下にいるはずなのに、なんども周りの誰かに話しかけてしまっていらいらしました。…もうちょっとなんとか ならんかったのかと…


 とまぁ、長所短所を述べましたが、基本的にはストレスなく、すごく楽しくプレイできました。 さすがドラクエ!!という感じで。これほどほぼ一気にプレイしたのは久しぶりでしたし。

 長すぎ!というサブタイトル「空と海と大地と呪われし姫君」でしたが、実際はというと、まぁ、 あたらずとも遠からず…と言うところでしょうか。空も海も大地も、まぁ出てきましたけど…他のシリーズと 比べて特別出てきたわけじゃないんですよね。呪われし姫君は「忘れてた」と言われないほどに自己主張してたのが、 なかなか良さげ。…とはいえ、なんでミーティアが歌声で魔力を増幅?(船のイベントです)呪われたから?トロデ王じゃ だめなの?
 ドラクエの王様と言えば、結構横柄な王様が多いような気がするんですが、旅をして世界を救う手伝いをしたのは ドラクエ界広しと言えども、パパス、主人公、そしてトロデ王だけでしょう!!非戦闘人としては初めて?(王子様は たくさんいますけどね…)ただついてくるだけではなく、錬金釜を作ってくれると言う大仕事をしてくれるわけですし… なんだかんだで結構けなげな王様だと思います。
 レティス=ラーミアは、音楽聞いた時はうれしかったんですが、最後のエンディングでの出し方が 微妙に無理やりっぽくて、ちょっとテンションが下がりました…音楽聞いた時はすごくテンションが あがったんだけどなぁ…3やってなくて8やってる人ってどれくらいいるかわかりませんが…いたらさっぱり 解らないよね…あれだと…
 あと7賢者の最後の子供、あの人はなんですか?天才英雄ってことはわかるんですが。「子孫たちよ…」とか言ってるけど、え? 主人公の子孫なの?とかすごく悩んじゃったよ…(ゼシカのことなんだろうか?) そういえば7賢者の選別も謎。なんでゼシカじゃなくてお兄さんだったんでしょう?わざわざメティさんを探していた あたり、条件は「血」というわけではなさそうなんですけれど…。というか、7賢者の血が一人でも絶えてたら どうなってたんでしょうか…ちょっと気になります。

 戦闘キャラクター4人とも、嫌味がないキャラで、(ゼシカとかククールとかもっと嫌味なキャラだと想像してたんですが…) 「なかま」コマンドもすごく楽しく使えました。そういうのもプラスポイントでしたね。


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