初代10話11話


第10話 ウッソー!ホントにこれが真実の鏡?

・実況

『前回のあらすじ』「僕、戦部ワタル。第二階層のあべこべの世界を元に戻すためには、真実の鏡を手に入れれば良いと言うんで 、つくだにと言う谷に行ったんだ。そこで、オミツと言うへんなおばあさんが持っていた鏡が 真実の鏡だとわかったんだけど、そのとき、ドアクダーも探知機を使って現れ、奪い合いの末、どくろ魔神の杖で 粉々に割られてしまった。 はっきしいって、今日もおもしろかっこいいぜ!!」
 …やってきたのはドアクダーじゃなくドクターサッカサマーですぜ、ワタル。

 タイトルコール。

 青く変化して割られた鏡を見て、嘆き悲しむ一行。「どうしよう、龍神丸」と珍しくまだいた龍神丸に 聞くと、龍神丸怒る。「ワタル!お前ががんばらなければ、創界山は元に戻らないんだぞ。お前が 力を落としていてどうする。お前はドアクダーを倒すために選ばれた救世主なのだ。」 そうだったのか。ドアクダーを倒すためなんだ。「そうだけど…」と力を落とすワタル。 納得してるよ、ワタル…「考えるはずだ、活路は必ず見出せるはずだ」と 相変わらずの根性論の龍神丸。ちっとはお前も考えろよ。「わかった!このままあきらめる わけにはいかないもんね」と元気を出すワタル。「考えるのだ、ワタル」と言って、龍神丸は消える。 だからお前も考えろや。
 場面変わって、デスゴッドの館。画面に映ったなんかえらそうな人が、「デスゴッド。真実の鏡を破壊したと言うのは まことか?」「は、ザン・コック将軍。これで第二階層の者どもは永遠に逆転現象に苦しまなければならなくなりました」 「でかしたぞ」「サッカサマーたちとはここの出来が違いますからな」などと笑い合う二人。 …サッカサマーは十分に役に立ったと思うんですが。真実の鏡を見つけたわけだし。
 場面変わって、湖。「もうだめだ…」とため息をつくモモの父と「真実の鏡を壊されちゃ、結んで開いてだな」 とクラマ。どうやら意味は「その手を上にでお手上げ」ってことで降参って意味らしい。この 言い回し、結構好き。そこで、誰よりも一番がっかりしてたワタルが「みんな!真実の鏡がなくなったからって がっかりするのはまだ早いよ!」とにぎりこぶし。「第二階層のボスを倒せばなんとかなるよ!」と言う ワタルに「だめよ、どこにいるか、誰も知らないんだから」と否定的なことを言うモモ。 どこにあるかもわからない、真実の鏡を見つけ出せたんだから、そうでもないと思うけど。

 そこでにやけてるクラマ。ワタルが「クラマ、もしかしてデスゴッドとかいうやつの住処を知ってるんじゃないの?」 「いいや?」と言いながら「本当は知ってるんだけどな…俺が元の姿に戻るためにはこいつらを始末しなくちゃ ならないしな…」と考えるクラマ。多分一番確実な方法は、人質にとられたふりして わなにはめることだと思われますが。そしてデスゴッドと打ち合わせするために「がっかりするなって、 俺が探し出して来てやる!」と飛び立つクラマ。
 「頼んだぞー、さて、僕たちも」と言いかけて、湖の中央を 見るワタル。そこにはすっかり元気がなくなったオミツバーさんが「わたしの鏡」とか言いながら、割れた破片を 集めてました。「本当にあのおばーさん、変わっちゃったなー」「ああ、腰までまがってしもうてな」とワタルとシバラク。 「真実の鏡を割られてから、急に元気がなくなって」と心配するモモに 「真実の鏡が割れる前のオミツバーさんに戻っただけのことだよ」と薄情なことをいうモモ父。
「…戻った?よし、オミツバーさんにもう一度真実の鏡のことを聞いてみよう」とワタル。そして突撃インタビュー。
 ワタルは話しかけますが、オミツバーさんは「いつもわしの美しさを映し出してくれた真実の鏡…」と割れた 破片に映し出された若い姿を見つめてます。「…美しさ?」と妙に失礼にショックを感じてるワタル。 ヒミコが破片を手に取る。そこにはへんに曲がったヒミコの顔。「この鏡おもろいのだー」 と喜ぶヒミコ。シバラクの顔は超美形に。「そうか!これが拙者の真実の姿だったのかー」と喜ぶシバラク。「え?」と 手に取ると、ワタルの顔がゆがんで映る。「おかしい、真実を写す鏡のはずなのに、第二階層は鏡まで 逆に写るのかな…」実は自分の内面の真実を写すとかそういう悲観的なことを考えないのか、 ワタルは
 そして「違う!!その鏡は真実の鏡じゃない!嘘の鏡だよ!!だって、これはちっとも真実を写していないじゃないか!!」 と切れて、鏡を床にたたきつけて割るワタル。…危ないよ、ワタル…「きっと デスゴットたちも知らない、真実の、真実の鏡があるんだ!」

 場面変わって、モモの家。モモの父がお茶とおにぎりを振舞ってくれる。…私これにずーっと 突っ込みたかったんですが!!お茶、普通に湯飲みに入ってますよ!脚本家さん!!ここは水は下から上に流れるのでは?! その設定はどこに行ったんだーーーーーー!!はぁ、すっきり。おにぎりを食べるヒミコとシバラクの横で、ワタルは ずーっと悩んでます。「やつらは、探知機であの湖まで来たんだ…ということは?モモちゃん! あの湖、なんていう名がついてるんだい?」とワタルが何かを思いついたらしい。で、モモいわく「昔から あの湖に入るときは、湖の主の怒りをかわないようにかがんで入るからカガミ湖」らしい。 「かがんで入るからカガミ湖…」と悩むワタル。 そんな如何にもな名前がついてるのに、悩むワタル。…何のために名前聞いたんですか?ワタル

 場面変わってデスゴッドの住処。ドクターサッカサマーとクラマと三人で祝杯をあげているデスゴッド。 一応功績を認めているのね。クラマ「デスゴッドさんよ、あとはワタルたちを倒してくれれば、俺も 元の姿に戻れるんだけどよ」「あんな小童ども、晩飯後の朝飯前よ」と調子に乗るデスゴッド。「お互いの 幸せを祈って乾杯!」と、乾杯しあう三人。そこに、映し出されるザンコック。どうやらドアクダーに 真実の鏡を壊したと言ったら、それは偽物だと言われたらしい。あんなカニ頭なのに、 なんでそんなことわかるんだろう?で、デスゴッドが「では本物はどこに?」と聞くと、ザンコックも 同じ質問をしたらしいが、ドアクダーに「まだあの湖にあるから探せ」と言われたらしい。 知ってるんだか知らないのだが、よくわからない答えだなぁ。「あの手鏡じゃなかったのか」と 悔しがるクラマ。

 場面戻って、今度はオミツの家。ワタルが鏡を拾ったことを説明してくれと頼むと、結構素直に答えてくれる。 オミツの前にも、水を張ったたらいがおいてあるような感じなんだけど…設定はどこへ…?  そして説明。満月の夜にオミツさんが湖のほとりで月を眺めながら、持ってた青い鏡に月を写していると、その鏡を 湖に落としてしまった。(当時水あり)あわてて探したが見つからなかった。 すごい浅いところに落としたのに、なんで見つからんのか。で、がっかりしてその場に 座り込んでいると、湖の水が光りだし、鏡が水面から金色になって飛び出して来た。そして その鏡を見たとたん元気になるオミツバーさん。「やったぜオミツ!これはこのカガミ湖に伝説として 伝えられている真実の鏡じゃ」 …伝えられてたのか?!なんで今までデスゴッドは見つけられなかったんだ… と喜んでいると、鏡がなにかに反応、鏡の光が空に向かうと、何かが湖に落ちて、湖の水が舞い上がり、空に浮かんだ。 残った湖跡を見ると、中央の穴にへんな機械が あった。ということらしい。で、湖に落っこちたものが怪しい、とワタルの結論。湖におっこちた もの(機械?)を探すことになりました。

 CM

 カガミ湖で村の男を集めて発掘作業。しかしいじってなければ埋まってることは ないと思うのだが…?「ヒミコ、忍法探し物っていうのはないのかよ」というワタルに「 えーとあるよー」と気楽に答えるヒミコ。「じゃあ頼むよ」 そういうときのワタル、親指と人差し指と小指を立てた、へんなポーズ…なにやってるやら。 「うん、ヒミコミコミコ忍法、探し物めーっけの術!」ってことでヒミコ、犬に変化。「な、なんだそれ」 とあきれるワタルとシバラク。…忍法まんまるお月様から予測しろよ、 ワタル…「あちしはぽちになったのだー」とにおいをかぐヒミコ。「へんなやつ…」とやってもらって 失礼なことを言うワタル。

 場面ちょっと変わって、発掘中のカガミ湖を崖の上から見るデスゴットと寝て待つクラマ。「クラマ、 まだみつからんのか!」とあせるデスゴッドに「そんなにいらつくなって。やつらに見つけさせてそいつを いただこうって寸法なんだよ」と実にせこい悪役やってるクラマ。そこにヒミコの声。「あったよ!!」 ってことで、ワタル達に視点移動。湖の中央の巨大な岩の下に光る機械。「皆の衆!掘り起こすのだ!!」という シバラクの言葉にがんばってくれる村の衆。あんたらはやらんのか…「いまだ!」という クラマの言葉にデスゴッドが頷いて消える。
 クラマ、ワタル達のところへ登場。「ワタル!あっちにデスゴッドの魔神があったぞ!!」の情報。 ワタルはみんなに急いでと言って「先生、その間に僕たちでデスゴットを防ぎましょう」 なんで敬語ってことで、クラマが指差した方向へ行く。
 鍬なんかで掘り出す村の男たち。機械が鍬に触れるととたんに金色に。その鍬に顔を写すと美形に写る。「どうしたのかしら …」とモモ。モモ父「この機械のせいだ。オミツバーさんの鏡もこれが変えたんだ。」モモ「じゃあ、湖の 水を空にあげたのもこの機械…?」それって関係あるのか?それはデスゴッドがこのあたりの 水を逆転させたからじゃないの?それもこの機械の仕業なんだろうか?
 そこにデスゴッドが魔神に乗って登場。風を吐いて、村人を吹き飛ばす。ワタル気がついて立ち止まる。デスゴッド 「おとなしく真実の鏡をデスゴッドさまに渡すのだ!!」と村人の前に立ちふさがる。ヒミコ「まだみつかってないよ」 の言葉に、デスゴッドが魔神から降りて登場。「え?じゃあお前たちが見つけたというのは何なんだ」の言葉に ヒミコ機械を指差す。「なんじゃそりゃ…」のデスゴットの言葉に「しらん」と普通に答えるヒミコ。 ちょっと悩んでデスゴッド。「よぅし、それじゃそいつをよこせ!」と威張るデスゴッド。「お前には 渡さん!」と反発するモモ父。「こしゃくな、デスゴッドさまに逆らうやつは容赦しないぞ!」と鎌を 持ち上げたデスゴッドに、ワタルが靴を鳴らしてローラースケートを出して登場。 くるっと空中で一回転して剣を出すのがかっこいい。ちゃんとローラスケートをしまって 剣を抜く。「真実の鏡は僕たちがみつけるんだ!おとなしくひっこんでろい!」ということで、剣戟 開始。デスゴッドが振り上げた鎌を剣で受け止め、はじき返し、ジャンプしてよけてそのまま切りつけようと するも失敗、飛ばされる。振り下ろされた鎌をよけ、地面にささった剣を引き抜き、大振りしようとした デスゴッドの背中に、深々と剣を突き入れる。…結構残酷だよな… 「う、うぉー……なんてな。そんなことでデスゴッド様は倒せんぞ!!」と 平気な声のデス ゴッド。「え、え、そんなのないよー」と剣を引き抜いて、鎌をよけるワタル。 再びワタル、今度は胴体を横に薙ぐ。「ふふふふふ、じゃーん」と短くなったローブと胴体で笑うデスゴッド。 (デスゴッドの体は全身黒いローブっぽいので隠れてます)あせるワタルがもう一回胴体を薙ぐ。 三回も切られるなんて…意外と弱い…?デスゴッド…「今度こそやったぞ…」とワタルが振り向くと、 めちゃめちゃ、短くなった胴体で振り向いて笑って見せる、デスゴッド。驚くワタル。「あ、ちょっとこれ以上は まずいな」とデスゴッド、魔神に乗り込む。
「はっはっは、このスケルバッドの恐ろしさ、とくと見よ!」ってことで、魔神を 覆ってた布をはずす。そこには骸骨で作られた魔神登場。口から骸骨状の舌を出して、機械を取っていくスケルバッド。 ワタルも龍神丸を呼んで魔神戦へ。

「ワタル!あれを渡してしまったら一大事!!第二階層の運命がかかっているのだ!!」と龍神丸。 どこで見てたんだろう…というか、あれってそもそもなんなんだ? 「渡すもんか!行け!龍神丸!!スーパージャーンプ」とダサい(笑)掛け声とともに龍神丸ジャンプ。飛び去ろうとする デスゴッドの足につかまる。しかし下半身が外れて、龍神丸地面に落ちる。同時に獣の頭蓋骨状になった足が変化。 そのまま口が閉まって噛み付く形に。下半身はそのまま双頭獣の骸骨っぽくなっていて、(でも手がないな…) 足がそのまま龍神丸の後ろに回り、龍神丸を地面にたたきつけようとします。それをそのまま背負い投げみたいにして 前に投げ、そのまま着地するときに足場にして砕き割る龍神丸。飛び去るスケルバッド。 ここで戦おうとしないところがデスゴッドの賢いところ。…でも目的は機械じゃなくて 真実の鏡じゃ…?
 そこに以前現れたどでかい手裏剣が飛んできて、スケルバッドの舌を切る。戦神丸、機械を受け取る。 「しまった!何やつ!」とあせるデスゴット。忍者魔神がスケルバッドに体当たり。地面にたたきつけられて 砕けるスケルバッド。去っていく忍者魔神。影で「またあいつだ…何者なんだ…」と歯噛みするクラマ。
 砕けたスケルバッドが、浮き上がってまた組み合わさる。「デスゴッド!第二階層は元に戻させてもらうぞ!!」と ワタル。…その方法はわからないままでは…?「何を生意気な!」という デスゴッド。そのスケルバッドの足にひびが入り、びりびりいってます。そして目からミサイル発射。龍牙拳を ぶつけて爆発させる龍神丸。今度はスケルバッド、剣を抜きます。「デスゴッド、ようせい剣!!(妖凄剣?漢字 わかりません…)」と言って、突きまくるスケルバッド。「あたたたたたたたたた、わたたたたたたたたた」と北斗の拳っぽい 掛け声。声、北斗の拳のナレーションの千葉繁さんなんですけどね。 「一秒間に100回以上も突き出してくる、音速を超えた剣だ!遅れをとるな!」と痛がってるワタルに比べて微妙に余裕な 龍神丸。岩を盾にします。しかしあっさり岩が砕かれ、龍神丸背後にこけます。「覚悟はいいか!」と余裕ぶってる デスゴッド。そのときさっきのひびが入ってる足が砕け、体勢が崩れるスケルトンバッド。そこで「今だ!」 と必殺登龍剣。ずばっと縦に切る。砕けたスケルバッドからデスゴッドが逃げ出してくる。「やばいやばいやばいわー」と つけてた布を取ると…なんか小さいひょうたん型宇宙人みたいなの登場。龍神丸と戦神丸、そして 舌を出したヒミコに「怖いよー、おばけー、おかーちゃーん」と言って逃げ出すデスゴッド。「いっけねぇ、見とれて 空神丸で助けるの忘れてたぜ」と反省のクラマ。

 機械をいじる、シバラクとワタル。すると「びーびーび」と鳴って空に上がる機械。そして機械が光ると 空に浮いてた水が雨状になって湖に落ち、湖の水は元通り。そしてその湖面に光が反射すると金色の 光を放ちます。すると第二階層の逆転現象が戻って行きました。デスゴッドたち敵も元?の善人に戻りました。
「あ、そうか!この湖が真実の鏡だったんだ!!」とワタル。気がついてなかったんか。 湖の名前まで聞いておいて。「ドアクダーは知っていたんだ。味方までだますなんてとんでもないワルだ!!」と 怒るワタルの横で、ヒミコが割れた鏡を湖につけると、鏡が元に戻ってます。「湖の水が鏡になったのかー」 とわけのわからん説明をするワタルに、「真実の鏡だー」と喜ぶヒミコ。そして灰色の虹に二色目、オレンジ色が 戻ります。喜ぶおばば。なぜかいないおじじ。思わせぶりだったわりに、いない理由は たいしたことなかったですな…。「ようし、今度は第三階層だ!」ってことでおしまい。


『次回予告』(海外版には付いてません)

・感想

 第二階層の終わり。全体的に見ても、第二階層はなかなか発想がおもしろいのが多かったかな。 特に真実の鏡のトリック?はかなりよくできてたんじゃないかな。9話の時点じゃ気がつかないと 思うし。
 残念だったのが、あのお茶の問題ですな…そのあたりは徹底して欲しかったかな…あと結局あの機械は ドアクダーがやったの?じゃあ「真実の鏡はあの湖にある」つーのはなんだったんですか?味方までだます必要が どこに…?

 デスゴッドはかなり味があるキャラクターでした。やられて飛んでいかないのも珍しいですな。

・今回の名(迷?)台詞
「やったぜオミツ!これはこのカガミ湖に伝説として伝えられている真実の鏡じゃ」(オミツばーさん)
 やったぜオミツ!!っていう響きが好きです。




第11話 アチアチ・メラメラ・一本勝負!

・実況

『前回のあらすじ』「第二階層で僕たちが見つけた真実の鏡は、偽物だった。本当の真実の 鏡は、なんと湖だったんだ。水が元に戻った湖の水面が、鏡のように光るなんて気がつかなかったなぁ。 リーダー魔神のデス・ゴットも倒し、第二階層を元の状態に戻した僕たちは、いよいよ第三階層へと向かった。 はっきしいって、今日もおもしろかっこいいぜ!!」


 タイトルコール。

 光る虹の上を歩く(というか滑る?)4人。雲を抜けると、砂漠に降り立ってました。 そういえば、毎回虹が途中で切れて落ちる…と思ってましたけど、これはそうでもないですね。珍しい。 「ここが第三階層?」「なんにも見えないな…」と周りを見渡しますが、とりたてて今のところ、「暑さ」の 点については触れられてない。階層自体はそんなに暑くないのか?巻き起こる 砂嵐。その竜巻?の中に吸い込まれていくワタルたち。
 ついたところは太陽きらめく砂漠。「あっちー」と飛び上がるワタルとクラマ。ヒミコは うれしそうここは暑いらしい。冷静に起き上がるシバラク。 冷静なシバラクにしがみつくワタルとヒミコ。シバラク:「おぬしらなぁ…」ワタル:「先生、暑くないの?」 と言ったとたん、シバラクが「あっちー」と飛び上がる。そして「心頭滅却すれば火もまた凉し…」と唱えるシバラク。 今まではある意味心頭滅却できてると言えなくもない。でもだめっぽいシバラク。 「付き合ってらんないぜ。焼き鳥になっちまう」と飛び去って行くクラマ。
 そんな中、シバラクが燃やされている大きなのたいまつを発見。「この暑いのにたいまつを燃やしているとは…」と 炎切りで切っちゃうシバラク先生。超重要な火だったらどうする気なんだろ? それを後ろから見てる、宮本武蔵みたいな美形キャラ。「ふ、おろかな」とか言っちゃってます。

 場面変わって。溶岩湧き出るところに建った神殿見たいな場所。第三階層の敵の本拠地らしい。鏡に写った 影が、鎧着た敵キャラとその隣に立ってる魔神に説教中。「クルージングトムもやられ、デスゴッドもやられ 、あっという間に第三階層に…」という説教に「二度ある事は三度あると申します」とまと外れた事をいう、 鎧を着た、不細工な敵キャラ。EXマンの解説で、不細工なキャラが「第三階層のボス、ソイヤソイヤ」だと 解ります。ちなみに鎧はセイント星矢風。
「もとい、三度目の正直と言います。この第三階層こそがワタルの墓場にふさわしいと」と言うソイヤソイヤ。 頭は期待できそうにないよね。「ドアクダー様のお怒りが爆発する前に、 片をつけるんだな」と説教されている後ろで、さっきの宮本武蔵っぽいキャラが牛乳飲んでます。 ソイヤソイヤが「ケンサークはまだか!!」と呼ぶと、後ろにぺったりとくっつき、肩にあごを乗せる。どうやらこいつが ケンサークらしい。で、ソイヤソイヤ「ワタルがあつあげ村に現れたぞ」と言うと、「っふ」と笑ってみせるケンサーク。 顔を赤らめるソイヤソイヤ。それに応じて顔を赤くするケンサーク。…え、絵にならないカップルですね… 両方男だけど…顔を赤くするとは思わなかったよ…?


 砂漠で行き倒れてるワタルたち。あつあげ村についてないよ…?へばってる シバラクと、氷菓子をひたすら口にするワタル。その後ろで鍋焼きうどんやおでんに変化するヒミコ。 食べられるの…?
 ワタルの後ろで声がして振り向くと、ブリキントンに虐げられている村人たち。厚着して砂漠を歩かせています。倒れた 村人にドライヤー。ドアクダーの方針は「生かさず殺さず」なんだろうか?横を 見ると、砂漠で我慢大会をさせられている村人たち。ワタル:「あれは…ブリキントンめ!許さない!!」と 怒り爆発。一瞬の間はなんだったんだ、ワタル。へん玉レッド攻撃。シバラク先生、 なぜか素手。ヒミコはぺったん手裏剣。
 戦闘終了。「皆の衆、無事か!」と村人を見回すと、一人シバラク先生好みの美女。でれでれになってるシバラク先生 でもこの美女、我慢大会させられてたから着膨れてるんですけど…?達にケンサークの声。 「誰がやめていいと言った?」ケンサーク登場。美形だけどちと足が短い。 顔が長い。等身がおかしい。ギャグキャラじゃないはずなんだが…ワタル:「ドアクダーの手下だな」と 声を掛けるも無視して、剣を村人に突きつける。そこに立ちはだかるシバラク先生。 「あいやシバラク。拙者がお相手いたそう」と体でさえぎる。先生かっこいい!!ここの ポイントはつきつけられた相手が、例の美女ではないところだ!!いいかっこしようとしたとしても、かっこいいと思う。

 で、砂漠でケンサークとシバラク先生の決戦。お互い同時に飛び上がる。まぁ つっこむのも無粋なんだが、本来の決戦では飛び上がったりしないほうが良さげ。ケンサークが刀一本で シバラク先生が刀二本だってのがかっこいいね。で、お互い一瞬切り合って地面に着地。シバラク先生の袖が 切れる。ケンサークが笑うと、今度はケンサークの袖が切れる。シバラク先生:「本日の所は勝負なし というところか」とニヒルに笑う。剣をしまってケンサーク、「顔では勝ってる」と笑う。ずっこけて怒るシバラク。 傘を差して帰るケンサーク。「待てと言うに!!待てー!!」と言ったとたん倒れるシバラク。駆けよるワタル

 目の前に観音様…と思いきや、先ほどの村人の美女。シバラク先生、日射病で倒れたらしい。ワタル:「しっかりしてよ、 先生。この村のお夕さんだよ」どうやらどうやらお夕さんの家らしい。で、「お夕さんの話だと、どうやらケンサークのやつ、 村人たちを相当苦しめているらしい」とワタル。お夕さんが語るに、あのたいまつを消して欲しければ、 ケンサークに剣で勝たないといけない。でも普通の人じゃ勝てない剣の実力。修行して頑張ってみたけど やっぱりだめ。そして前よりもひどい事をされるようになった、らしい。
「ゆるせん、お夕さんを苦しめるなんて…」と怒りに燃えるシバラク。するとケンサークからの矢文。 果たし状らしい。燃えるシバラク。「今度こそ立ち直れないようにしてくれるわ!!」と剣を取るシバラク。歩き出した ところで倒れる。「先生、日射病になっちゃったんだから無理だよ…」とワタル。「這ってでも行く… 離せ、お夕さんの…いや、正義のためだ…」というシバラクの言葉を間に受けて、感動するワタル。「…ようし、 僕が行く!僕が行って、ケンサークと試合をする!」と燃えるワタルに「無駄!!お前がかなう相手ではない」 とずばっと切り捨てるシバラク。ワタル:「それならケンサークに勝てる方法を教えてください!!」で、CM

 CM

 砂の流れる滝?で、流れ落ちる砂に向かって上半身はだかで剣を振るうワタル。なぜ上半身裸なのか、 きにかかるところでございます。「遅い遅い!!ケンサークは目が抜群に良い!もたもたしているとそこを つかれる!やつに勝つにはやつよりも早く動くことだ。 」とふらふらになりながらシバラク先生。目が良いつーより動体視力 の問題だろうけど…ワタルは必死で剣を振るっていますが、「遅い!それでは たちまち剣がぼろぼろになってしまうぞ!!落ちる砂よりも早く動くのだ!」 つまり、砂よりも早く剣を振るえば、剣はぼろぼろにならんということなのだろうか…剣を横に薙いでいる時点で、 あんまり関係ない気もするんですが…
 修行を後ろから覗き見するクラマ。見方によってはワタルの上半身を見ているようにも見えますな(笑) どうやら帰ってケンサークに報告したらしい。ケンサーク:「なに?そのような修行を?無駄な事を。」とか ほざく割に、「敵が敵なのははむかう刃を持つからだ。剣を処分しろ」と言っているあたり、めちゃめちゃ弱気だな、をい。 小学生相手なんだから、真っ向から勝負して勝てよ!!で、クラマ夜中に進入。 「ケンサークのやつ、言う割には卑怯な事させる」とクラマ自信も突っ込んでます。
 なぜか剣を抱きしめて寝ているワタル。…このワタル、べらぼうに可愛いんですが!! クラマ:「さて、どうやっていただくとするかな」と思索をめぐらせた割りに、「ばんざい」と耳元でつぶやくと言うせこい手段を 使うクラマ。それに大して寝ぼけながら万歳をするワタル。クラマ:「単純な救世主だぜ」 まったくもってそのとおりですな。ただ、後ろから登場したヒミコにびびっているあたり、クラマもスパイとしての 心構えがなってないと思われますが。

 朝、目が覚めて剣がない事に気がつくワタル。「ねぇ、先生起きてよ!勇者の剣がないんだ!!」とシバラク先生を 揺り起こすワタル。シバラク:「良く探したのか?」ワタル:「探したよ!!」そこでシバラク覚醒。「やつらの 仕業か!?なんのために!」そりゃ、小学生に恐れをなして、剣を盗んだとは 思わんわな…ワタル:「先生どうしよう、龍神丸が呼べないよ!」まだふらふらのシバラク先生の横で、がっくり うなだれるワタル。そして後ろで寝息を立ててるヒミコ。

 砂漠を飛ぶクラマ。「どこに隠すかな」ときょろきょろしてます。ぬるいなぁ…どうせなら 破壊しようよ…たまたまたいまつの上を飛んだ折、火が燃え上がったショックでたいまつの中に 剣を落とすクラマ。「ま、いっか」ってことで飛んで行きます。まぁ、かなりましな 隠し場所なんじゃないかと。

 砂漠でケンサークと対峙するワタル。手にはシバラク先生の剣を持ってます。日陰でシバラク先生も見守ってます。 ワタル:「シバラク先生の刀だと勝手が違うな…」と思いながらも試合開始。1話で初めて触る 剣で魔神に挑みかかったのが夢のようです。
 ヒミコは「忍法ひっつきわんわんの術」でワタルの剣探し。犬の姿ですが、尻尾が磁石です。なんか尻尾に はさみとかクリップとかいろんなもんがくっついてます。砂漠のどこにそんなもんがあったんだ…?
 ワタルとケンサークの試合。もみあってワタルこけてます。そこに飛び上がってつきおろすケンサーク。ころがって よけるワタル。互角とはいかんが、まぁまぁ良い試合してどうするよ…ワタルが ころがった表紙に、砂煙がもこもこあがる。それにまぎれて、ワタルの姿を見失うケンサーク。ワタル:「そうか、 やつの目をくらませればいいんだ!!」と気がつき、「ケンサーク!!」と叫んでこちらを向かせたあと、 剣をふるって砂煙をもこもこと上げる。目をくらませるのに、呼びかける必要がどこにあるんだ… ワタル…そしてその案にまんまとひっかかり、からぶりしまくるケンサーク。 心眼はないのか…?ケンサーク…?「こっちだこっちだ」と翻弄し、「いまだ!」とケンサークの後ろを 取るワタル。そして「ケンサーク!!こっちだ!!」とわざわざこちらを向かせた後! だから不意をつくのに呼びかけるなよ!!!切りかかるワタル。そして見事、ケンサークの剣をはじくワタル。 目がいいという設定はどこに…(ワタルがしっかりケンサークが見えている以上 ケンサークが見えてないなんて認めない)ワタル:「さぁ、たいまつを全部消すんだな、ケンサーク」という お約束の言葉にケンサーク:「私は負けることが嫌いなんだよ!!」とお約束の逆切れをかまして、魔神を 呼ぶケンサーク。なぜかピースです。砂の津波に乗って現れたのが魔神「ブドーマスター」 ケンサークがブドーマスターの中でボタンを押すと、画面に映ったワタルの周りでランプが点滅。一箇所赤く光る。 ケンサーク:「隙あり!」と剣を振るうブドーマスター。機械にたよんなや…剣の 達人じゃないのか・・・?公衆電話を探すシバラク先生と、剣をよけるワタル。一方剣を探すヒミコ。なんか 感じたらしく「ワタル待ってるのだ!!」なんかこのあたり、ちょっとヒロインしてる…?
 龍神丸を呼べないので、かわすしかないワタル。ローラースケートで逃げてます。 砂地でローラースケートは無理だと思う…すると、底なし砂漠に入り込むワタル。 底なし砂漠ってなんじゃ…?流砂のこと?あり地獄みたいに吸い込まれて行くワタル。高笑いする ケンサーク。前半はかっこよかったんだけどね…ケンサーク…

 ヒミコの磁石がたいまつにひきつけられる。どうやらみつけたらしい。で、「えっと、火の中にはいる 忍法は…と忍法火炎車!!」ってことで、今度は消防車に変化。たかたかたか、とたいまつに上る。たいまつの 中央には、ワタルの勇者の剣。
 ワタルが体半分砂に飲み込まれてます。「りゅ、龍神丸ー」と呼びますが、当然答えてくれない龍神丸。「はっはっはっは 、真の剣豪は拙者一人よ!!」と高笑うケンサーク。いや、そもそもの相手はシバラク先生 だったはずでは…?「うわああああ…」と顔まで飲み込まれていくワタル。
 そこにヒミコ登場。「ワタル!!あったよ!!それ!!」と勇者の剣をワタルの真上に。突然砂から飛び上がるワタル。 出られるなら最初から出ようよ!!!そして龍神丸召還。魔神戦へ

 剣で切りあう龍神丸とブドーマスター。でもすばやい動きで龍神丸不利。そして「よし、もう一度さっきの手で!!」 ってことで、また剣を振るって砂煙をあげる龍神丸。でも「同じ手に二度かかると思うか!」とケンサーク画面切り替え。 しっかりと龍神丸の位置がパネルで表示。こいつに心眼はないらしい。あっさり 場所を見抜かれて、切られる龍神丸。ワタル:「やつの動きが見えない…」龍神丸:「落ち着けワタル!!お前は なんのために、今まで修行をしてきたのだ!!」ということで、前々回のシバラク先生との回想シーン。「心眼」 の話+今回の修行「落ちる砂より早く動け」の話。で、ワタル:「ようし!!」ってことで、ブドーマスターの 背景に落ちる砂を見立てるワタル。一度は失敗するものの、二度目は剣先を見、剣を当てる。
 体に剣を当てられて切れるケンサーク。剣を光らせる。するとなぜか、龍神丸の勾玉が光る。ワタル:「勾玉が 光った!また新しい技が使えるの?」ってことらしい。龍神丸:「そうだ!名づけて龍雷拳だ!」ということで さっそく試すワタル。龍神丸が名づけてたんだ…ワタルのネーミングセンスとは違うね! 肩の龍のエンブレムが光り、雷のように放たれ、ブドーマスターのセンサーを破壊。で、「いまだ!」ってことで 必殺登龍剣。

 たいまつから火が消され、とりあえず村は平和に。お夕さんに花を渡そうとしたシバラク先生の前に、お夕さんの旦那と 子供が現れるという今までどこにいたんだ…?ワタルとヒミコが笑ってるあたり、 二人は知ってたっぽいですが。オチで〆。

  『次回予告』(海外版には付いてません)

・感想

 今回はなんていっても作画が良い!!誰かなーと思ったら芦田先生なんですよね…納得。  そんなわけで、全体的にワタルが格好良かったです。うれしい。クラマはあんまり活躍してないのが残念ですね。 山寺さんの華麗な(笑)歌が聴けるのがポイント高いでしょうか?
 前々回の修行が効いてるのが良かったな。全部つながってるところもワタルのいいところだと思います。

・今回の名(迷?)台詞
「クラマがぁくるりと輪を描いた♪かーーーーーー!」(クラマ)
 感想に出てきたクラマの歌です(笑)多分アドリブじゃないでしょうか?素敵です。必聴!!




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