第五章 導かれし者たち(15)=地獄の帝王と対決=


 スライムだのアンクルホーンだのに変身すると、 魔物はフレンドリーにいろんなことを話してくれる。こうやって見ると人間と魔物とは、いわゆる食物連鎖の関係に あるのですねえ。知能的には人間と変わらないもの。
 ある部屋に入ると、エビルプリースとが人間をだましてデスピサロを陥れようとしている話を小耳にはさむ。 そういうところも人間と一緒だねえ。まあ、利用される人間も、なんだけどね。 また別の所では玉座を狙われてらしい事を聞く。…歴代帝王の中ではじめてかもね。一応ラスボスなのに。 管理能力ないのかね?ピサロ。それともカリスマがないのか、人間を滅ぼす動機がよこしまだからか? そういえば食物連鎖で魔物の下に人間がいるなら、人間滅ぼしたら、魔物の滅びるんだけどな?
 二階の会議室に行けと言われるので、宝箱を存分に漁ってから、行き、席に着く。 するとサイが現れ、デスピサロ様がいらっしゃるって言うから、てっきり舞台に煙とともに現れるのかと期待してたが、 空からやってきた。そして花道?を通り、「今鉱山の町、アッテムトで、帝王エスタークが人間どもの手でよみがえろうとしている。 どうやら人間どもは地獄の帝王を掘り当ててしまったらしい。エスターク帝王になんとしても我が城にお迎えするのだ! さあ、行くぞ!」といって、ピサロは空から去っていった。その後虎も後を追う…虎が飛ぶのって、変な感じ…

 その後レベル36まであげて、アッテムトへルーラしました。入ってみるとさらに悲惨な状況に… あ、猫がまだいる。「にゃーん…」…今すぐ猫、連れ去るー。ここ以外のどこでもいいから、猫連れ去るー。 猫が死んじゃったらかなり嫌。人間はいいけどさ。あの時妻とともに生きていくと言った、吟遊詩人さんは、もういなかったし、 かなり寂しいですね。とりあえず鉱山に入りましょう。「はあ、やっぱまたこの鉱山に入らないといけない運命だったのね… 神様がいるなら、私は神を恨むわ」とマーニャ。まあ、前のときも散々嫌がってたしね。ミネアいわく前より酷くなってるようですし。 「前の時にはエスタークの波動は感じませんでしたわ」ってことだから、奥深くにいたってことですねえ。
 見慣れたところから奥深く、モンスターさえも迷う掘り進んだ先に、一人の男が倒れてた。「やった!ついに宝の山を 掘り当てたぞ!ぐふ!」…どこら辺が宝の山なんでしょうね?まあ、古代遺跡と言えなくもないですが、死んだら 何にもならないよ。そうしてそこをくぐる。まずあるのが回復の泉。…便利です事。そのあとそこをぐるぐる探したが、 本当にただの回復の泉だと判り、そこをでて奥に進むと、エスターク神殿本殿発見。

 入ってみるとやはり立派で、神様がエスタークを封じたんなら、やっぱり神殿ごと地中に封じたんだよなあ… そんな事が出来るんなら、最初からエスタークにとどめさしなさいな。入ると宝箱いっぱい♪確かに 宝の山〜♪ちょっと嬉しかった。
 ちょっと進むとサントハイムの宝物庫のように、炎が宝箱をふさいでいた。「我はエスターク様に不死を与えられし者…」 どうやらエスタークの大切な宝物らしいです。「あの宝には何が入ってるのかしら、気になるわね」とマーニャも言ってましたが、 楽しみです。
 さほどややこしくない神殿で、エスタークの元へはすぐたどり着けた。なんか三人ほどモンスターが目の前にいる。 …お付の人か?「エスターク様が目覚められるまで時間がかかりそうなのだ。即刻立ち去られよ!」 …デスピサロの方の人かな?とりあえずいいえと答え、撃破。

 そしてエスタークを初めてみた。(Vではあるけどね)…キカイダーみたい。何かモンスターっていうより、 ロボット?何か目覚めたらしく、「何奴だ…我が眠りを妨げるものよ…」と言って立ち上がり攻撃してきた。 ただまだ寝てるみたいだが。…おねぼけさん?結局なんですか、神様はエスタークを倒せず、眠らせただけだったと? ちょっと危なかったが、6ターンほどで撃破。エスタークはグオオ〜と叫び、そのまま燃え尽きたようです、真っ白にな… まあ、とりあえず座り込んでます。
 するとデスピサロが現れ、「なんという事だ、このようなことが起ころうとは。我らが長きにわたり待ちわびた 地獄の帝王様がおぬら人間どもにやられただと…」…私は古語等に詳しくないですが、もしかして「おぬら」ではなく 「おぬしら」なのでは…?「し、しかし予言では地獄の帝王を負かせる者は天空の血を引く勇者だけのはず、 お前達、まさか…」…勇者連れて行かなかったらどうなってたんだろう。しかしデスピサロさん、 予言なんて信じてらっしゃるんでしょうか?するとモンスターがもう一匹現れて、「大変です、デスピサロ様。エルフのロザリー様が 人間達の手に…」上司の色恋沙汰に巻き込まれるなんて、魔物も大変だよね。「なんだと。…うぬぬ、皆の者、引き上げだ!」 そしてデスピサロさんはさっていかれました。
 もう一度エスタークに話し掛けても返答なし。…死んだのか?でもVで出て来るってことはまた寝ただけか? とっとととどめを指した方が…「起きたばかりでなかったら、勝てなかったかもしれない…」とミネア。だから寝てる 今がチャンスだって。亡骸も残らないくらい砕いてしまえ。って言っててもしょうがないのでお宝拝見。 …ガスのつぼ?いや、うちらには貴重品だろうし、便利だけどさ、エスタークさん、あんたには一体何の役に立つんですか? 「こんな所にいても仕方ないんだし、出ましょうよ」というマーニャの言葉にとりあえず、ここを出た。




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