第五章 導かれし者たち(5)=出航準備中=


 とりあえずお約束として、宿屋の前の男に話し掛ける。 「この町ははじめてかい?案内しようか?」「いいえ」「そうかい、ところで宿屋は良くないから止めた方がいいよ」 それを営業妨害といいます。駄目だろう。実際この男の宿屋は高いけど汚い。つまり儲かってない。(まあ昼間に 店の人がいない時点で駄目だと思う、妨害する前に店番しようよ)もう一個は安いけど綺麗。まあ、清く正しい商売した方が いいって事ですね。町をうろうろする。うーむ、マーニャが温泉に入りたがってるんですが、どうやったら温泉には入れるのか判らない… 無理なんでしょうかね?しょうがないので墓場のほうに行く。詩人がいる。「戦士リバストは戦死リバストー」みたいな歌を歌ってる。 感受性ないんじゃない?大丈夫か。教会に行ったが、鎧の前までいけないので、町案内を頼む。武器屋、防具屋、道具屋、 墓場ののち、教会の鎧の前まで行く。そのあと温泉を見て、汚い方の宿屋へ「あんたら宿は決まったかい?ならこの宿にしなよ、ちょっと失礼 」といって、男は去っていった。あー、まあ押し売りされなかっただけよかったかな?強引に泊められたらどうしようかと思ったが。 「こういう商売のしかたもあるんですね…」とホフマンは言ってたけど。とりあえず、外でうろうろする。夜になったので また入る。墓場に行く。リバストがいる「私の鎧が奪われてしまった。」といっている。天空の鎧なら、 リバストも天空人って事だよな。不思議。温泉の方に行く。女の人がいて「一緒に入る?女同士ですものね。 あら?貴方意外と胸が小さいのね、その胸はお父さんに似たの?」マーニャとミネアは明らかに大きい方だと思うんですが。 ってかこれより大きい胸って、別に自慢でもなんでもないと思うが。巨乳も大変だしね。適度が一番だと。 「あの…あまり御気になさらずに」って、ホフマン、そういうフォローが一番傷つくと思いますが。

 レベル12になったので、コナンベリーに行く。「港町というとハバリアを思い出します。失意のまま訪れた、あの町…」 とミネア。やっぱり気にしてますねえ。しかしこの町も、どうやら船が出ないようです。ハバリアと一緒だな。 「勇者には試練がつき物です、がんばって下さい!」とミネア。やな宿命だな。がんばれ、カルア君。そして 「船を出すと、邪悪な光が船を沈めてしまうのだ」と愚痴るおじさんに「邪悪な光が船を沈めるってどういうことなんでしょう。 ちょっとだけ見てみたい気もしますね。」とミネア。をいをい…。うろうろすると奥の家で、「はるかブランカの山奥で 魔物たちに滅ぼされた村が、最近見つかったそうじゃ。海の向こうのサントハイムも忽然と姿を消したらしいし…これは恐怖の帝王が 復活…」とか古いニュースを聞かせてくれた。「どうしたのカルア、顔色悪いわよ」とマーニャが言ってるあたり、 やはりカルア君にはダメージだったようです。「地獄の帝王とバルザックには何か関係が?」と港町だからか、 そんなことを言い出すミネア。古いニュースのわりに、有益だったようです。
 宿屋に行くと地図売りのおばさんがいた。しかし売り切れらしい。「あら?もっとあったと思ったのに…」在庫 確認くらいしとこうよ、商売人として!しかしここの商売、船が出ないからって物売らないわで、これからどうやって生計立てていくつもりだろうな。
 それはさておき、商人が邪悪な光の原因の灯台に、一人で行ったらしいのでどうやらそこにいけばいいらしい。 まずはレベル上げ。さくさく。ここらへんもメタルスライムが出てきてくれるので嬉しいね。夜になったので町に戻る。 称号をふと見ると正義の味方。なんかかっこいいね。
 教会の神父が女の方口説いてた。「愛があれば年の差なんて…なんて、神様がいうのかしら?」口説くのは いいが、自分の言葉として口説け。「愛があれば年の差なんてっていうのは賛成だけど、あのくどき文句じゃ落ちるものも落ちないわよ」 と、マーニャ。同感です。「神父さん、フケツです」まあ恋愛は自由だと思うよ、ミネア。ちょっとスマートじゃないけどね。 酒場に行ってみる。バニーに話す。「この店は初めて?たっぷりサービスするから朝まであたしと付き合わない?」「はい」 「やーね、冗談よ、冗談」ならいうな。「勇者様、フケツです。」とミネア。いや、最初は意味わからずはいって言っちゃっただけなんですが。 「あら、カルア、そんなに残念だった?なんなら朝まであたしが付き合ってあげようか?そんなに鼻の穴膨らませて、 やーね冗談よ」…マーニャ、勇者のイメージを…。ちょっと落ち込んで(笑)二階に上がる。 最後の鍵の部屋に幽霊?がいる。「恐れを知らぬものよ、行きたくば行くが良い。しかし必ずやお前の船は 海の藻屑と消えるであろう」本当だな、絶対だな!!!なんか消えましたけど。多分藻屑とならないと思うよ。 灯台、戻さなきゃ、船でないし。

 とりあえず勇者レベル14、姉妹レベル16で灯台に出発。称号はなぜか「朝焼け戦士」に変わってた。 灯台について、とりあえず宝箱を漁り、階段を昇ろうと思うとトルネコ発見。こんなところにいるんだね。 「私はトルネコ」と自己紹介もそこそこ、「聖なる種火を灯台にともして下さい!」とお願いして戻っていきました。 「有無言わさず面倒を押し付けていきましたね。さすが噂の大商人、油断なりませんわ」有無言わさないのは 人の事いえないと思います、ミネア。特に強い敵も、ややこしい仕組みでもないので、あっさり灯台タイガーを倒し、 聖なる種火をほおりこむ。しかし、勇者って良く始めてみたアイテムの使い方が判るよね。ほおりこんで、 使い方違ったらどうするんだろう…?とりあえず邪悪な火に勝てたようなので、とっとと戻る。
「あんたたちが灯台を戻してくれたのかい?あんた達、只者じゃないね」と、みんな大歓迎。「このマーニャ様のナイスバディ をみたらただものじゃないって判りそうなものじゃない」と言ってましたがそういう問題でもないような。 ドックにトルネコがいたので話し掛ける。「どうやら私は魔物たちに狙われているようなのです。貴方達は強いから 一緒に行ってもかまいませんか?」と言われ、仲間になる。トルネコが仲間になる理由ってそういうことだったのか、 初めて知ったよ。そして、仲間にしたとたん、またしても有無言わさず、いきなり船は出ました。


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