初代2話3話


第2話 ふしぎアイテムへん玉みっけ!

・実況

『前回のあらすじ』「僕、戦部ワタル。小学四年生。図工の時間にロボットを作ったのが、僕の冒険の旅の始まりだった。 なにしろ、創界山を支配する悪の帝王ドアクダーを倒す救世主が僕だって言うんだから驚きー。僕の味方は 本物の龍神丸。へんてこロボットを見事倒して、創界山の第一階層に向かった。はっきしいって、今日もおもしろかっこいいぜ!!」

 タイトルコール。

 またもや暗い空。雷。なんか変な山。中ではシュワルビネガーが土下座。第一階層のボス、クルージングトム 初登場。説教してます。まぁ、小学生にやられたんじゃねぇ。 …今から考えると、あくがないキャラだなぁ、クルージングトム…
「その小僧には龍神丸というすごい魔神がついてまして…」「龍神丸だ?!」とクルージングトムが反応。… 有名なのか?龍神丸。クルージングトムの申しつけで、第一階層の敵魔神&キャラが勢ぞろい。 …正直なところ、クルージングトムが一番まともそう。中間管理職ってたいへんなのかしら。  温厚なことに、シュワルビネガーにもう一度チャンスが与えられる。バトルゴリラ2号登場。 二回登場するってめったにないよなぁ、恵まれてるぞ、シュワルビネガー!!

 創界山に虹が降りていく場面。まじましと見える創界山にかかる黒い虹。…そしてやっぱり一番下の隙間は 無視されてる…気になる。光る虹の上を行く、龍神丸とワタル。珍しいシーンです。 ワタルが龍神丸の肩に乗ってるのってこの時くらいですし。そして地面に降り立つ二人。真正面に滝。ワタルの「 すげえめっちゃくちゃでっかいや」との通り、かなり大きな滝。ちなみに緑色。「えー?なんでわざわざこんな 滝の中を通るの?」とワタル。「ここが第一階層の入り口なのだ。他にないから仕方がない」 龍神丸、めっさクール(笑)ワタル文句いいつつも、龍神丸の肩にのって、滝の中へ。 でも下手したら死にませんか。龍神丸の中に入ろうよ!!滝の中、龍神丸無言で進む。めちゃくちゃ 貴重なシーン。「うわぁ、なんだこれびしょぬれだよー」当たり前だ!!ワタル!! なんだこれも何も水なんだから!!無事に滝の外に到着。ちょうど創界山の灰色の虹が見えます。「 あの虹を元の七色に戻すのがワタル、お前の使命だ」「ドアクダーという悪者をやっつければいいんだね 龍神丸がいるならへっちゃらさ!」と鼻をこする。得意になってます。 かっこいいんだけどさ、いまいち判ってるのか不明だなぁ、ワタル。 「ワタル、ここから先は、お前1人で行け」あっさりワタルを見捨ててます、龍神丸。 「え?一緒に行ってくれるなんじゃないの?」とワタル不安そう。「私の助けが必要な時は、 その剣を抜いて呼ぶが良い。では、しばしの別れだ!!」「ちょっと待ってよ!」とあせるワタルを置いて、 龍神丸とっとと消えます。「一緒に行ってくれたっていいじゃんか、ケチー!!」と怒鳴るワタル。 まだ子供です。ここでEXマン初登場!!…とはいえ、場面転換するだけなのですが。
 1人で黙々と山道を歩くワタル。意外と平和なんですけど、風景が。そして 崖を上るワタル。お前はプロのロッククライマーか!!っていうくらい凄いところ 昇ってるんですけど…でっかい裂け目の前に来るワタル。道が切れてます。驚いて引き返すとみせかけて… そのまま飛ぶ!!無理!無理だよワタル!!他に道を探そうよ! 案の定落ちる。するとその手を掴む人。シバラク先生初登場です。「うーはははは」 って凄い笑い方だな。「うわぁー、カバだー」って、ワタル君、貴方もたいがい失礼ですよ。助けてもらったのに。 「こら、拙者のどこがカバじゃ」と行ってシバラク先生、自分の背後に投げ飛ばす。「危なかったな、少年」「ありがとう、 おじさんは?」ここでちゃんとお礼を言ってるところは偉い。「拙者宮本村の 剣豪、剣部シバラクと申すもの。」とポーズ。「ところで少年、おぬし二つ龍岩に不思議な岩を 取りに行くらしいな。はーはは、無理無理。おぬしのような少年には無理じゃて。 」…なんで知ってる?シバラク先生…怪しいよ?聞いた瞬間に足をけっとばす ワタル。…意外と短気だな、ワタル…「子供子供って馬鹿にするなよ!!」 「よーし怒ったか、おぬしの力を拙者がためしてやる」とシバラク先生、なぐりかかって岩を砕く!!丸太を振り回す!! とやりたい放題。剣使えよ。ワタル逃げ回りながら反撃。ローラースケート出して 飛び掛り、シバラク先生の頭をすべると、そこが何故か丸刈り。「よくもやったなー」と襲い掛かる シバラク先生を…喧嘩うっといて、それはないと思います、シバラク先生… よけ、岩壁に滑りあがり、そこから急降下。頭で股間を直撃させて勝利。…えげつない 勝ち方だなぁ(笑)

 二人で焚き火を囲む。焚き火に突き刺した棒に、歯のあるタコのような魚のような怪しげなものが刺さってます。足もついてます。 「おー、これは旨そうだ」と焼きあがったそれを取り出すシバラク先生。 どーみてもまずそうなんですが。勧められて「オババが団子を持たせてくれたから」と断るワタル。 でもこの先、食べるようになるんだろうなぁ。そのまま齧るシバラク先生。 本当においしそうだったり。「ところでおぬしの腕前は良くわかった。次はおつむの出来を調べさせてもらおう。」 とシバラク先生。…何のために?「僕オムツなんてしてないよ!!」と赤くなる ワタル。それを訂正して「たいしたことなさそう」と言いながら、ワタルに問題をだすシバラク先生。「上は 大水、下は大火事、なーんだ」現代っ子なら、多分やらが多いのでむしろわからないかもしれません 。しかし定番でワタルも簡単に答える。「寝ていても座っていてもたっているもの、なーんだ」「じかーん」 速攻で答えるワタル。そして今度はワタルが出題。当時流行っていた10回10回クイズ。「みりんと 10回言ってみて」…なっつかしー…もう若い子、知らないんじゃないのか、これ… 「鼻の長い動物は!」「きりん!」「ぶー、象です!」ここで10回言うのを待ってる ワタルが可愛い。シバラク先生は…顔、でかいなぁ(笑)「頭のてっぺんから煙をもくもくと出してるもの なーんだ」「はーはは、これは判った、えんとつだー」「ぶー、頭の上で秋刀魚やいてる人!!」 …それ、反則です、ワタル様…

 そして場面転換。岩山を歩く二人。シバラク先生がワタルを二つ龍岩まで案内してくれるらしい。 「おじさん」呼ばわりがなんかしみじみしてしまう。「まぁ、言ったところで二つ龍岩の謎はとけんだろうがな」と謎めいた ことを言うシバラク先生。「この拙者にも解けない」と言ってから笑ってごまかしますが、ごまかさなくてもバレバレでは。
 シバラク先生の笑い声に別の笑い声がかぶる。シュワルビネガー登場。「この前の変なおじさんだ」 子供って正直…「どっこい山の二つ龍岩にはこの俺がいかせねーぜ」ってことらしい。「ここは 拙者がお相手しよう」といったシバラク先生に、「空を見ろ」と言ってシュワルビネガー隠れる。すると、空から 火の玉が降ってくる。すると火の玉だと思ってたのは実は恐竜の卵。続々と卵からかえった恐竜はやっぱり 襲い掛かって火の玉を吐く 。二度と出てこないモンスターですが、実はブリキントンより強いのでは。 シバラク先生、野牛シバラク流×の字切り、初披露。見事切れるも恐竜復活。ワタルはローラースケートで 逃げてるだけ。シバラク先生、お尻が燃やされる。 「おじさん、これじゃキリがないよ」お前もなんとかしようよ、ワタル。
 そこに唐突にヒミコ乱入。いつものヒミコのポーズ頬に人差し指を当てるポーズですね。 で笑いながら登場。手裏剣を「しゅっぴしゅっぴしゅっぶしゅっぱ!!」と投げる。手裏剣は恐竜の鼻にあたって、そのまま 張り付く。ぺったん手裏剣ですね。驚いてる二人を余所に「きゃはははは」 とヒミコすんごい可愛い。そして恐竜は皆おとなしくなって「いーこいーこいーこさんねー」と ヒミコがなでる。
 EXマン初解説!!赤、青、黄のマークの三人組、「ヒミコちゃんの手裏剣はぺったん手裏剣なのです」鼻に はりつくと良い気持ちになるらしい。
「ヒミコ…すっげえ…」「いやー、すごい術を使うおなごじゃ」こんなに普通の賞賛、 この先あんまりない(笑)ちなみに「忍法仲良し動物なのら!」らしいです。
 悔しがるシュワルビネガーの後ろにクラマ。「こうなったら二つ龍岩で勝負だ!」「ドアクダー様は よい知らせをお待ちしているぞ、ふふふふふ」なにが『こうなったら』なのか。しかしクラマ 完全に悪役だなぁ

 CM

 二つ龍岩到着。ちなみにヒミコがなぜ到着したか、なんでここにいるかの説明は一切 ありません。素晴らしい赤い龍と青い龍の石像の間に、岩の道?が崖に向かって走ってる場所。そして その道に向かって開いた龍の口には赤い玉と青い玉が一つずつ。ヒミコとワタルがそれぞれ 龍にのぼり、口に向かう。凄い運動神経だな。しかし隠れてみてる クラマ曰く「何人も食い殺されている」とのこと。シバラク先生が止めようとするが、二人とも聞いてない。 ワタルが青い玉に手を伸ばすと、龍の口が閉まろうとする。シバラク先生、岩を投げて口につっかえさせ、なんとか ワタルを助けるも、ヒミコ間に合わず、食われる。…龍の口にぶらんとヒミコの胴体がぷらんとぶら下がってる姿は かなり怖いものがあります…。「ヒミコー」と心配するシバラク先生に、ヒミコの胴体だけが動き出して下に 落ちる。ワタル怯えてます。ヒミコは胴体から頭を出す(笑)ヒミコに対しては、 心配するだけ損です。シバラク解説。「1人の人間が両方の口に同時に手を入れなければ玉は とれない」らしい。「早く言ってよもー」とワタル。…聞こうとしなかったのは、 ワタル、貴方ですが。
 どう考えてもとどく距離じゃなく、ワタルも一応挑戦するももがくだけ。「龍の方が動いてくれないと無理だよー」という ワタルに「よし、あちしが忍法で動かしてみる!岩よ動けーヒミコミコミコヒミコミコ」と念じる。… それは忍法じゃなくて、念力…残念ながら動いたのは、隠れてみてたシュワルビネガーの後ろにあった石でした。 どういう仕組みの忍法なんだ。
 岩が直撃したシュワルビネガーが「こうなったらあいつらを倒してからあの玉を手に入れる!」 とバトルゴリラ2号登場。「あれ、バトルゴリラ1号」思いっきり体に ペイントされた2の文字が見えんのか、ワタル。ちなみにチューンナップされてるらしいです。とりあえず 打ってくる。「ええーい、いきなり魔神でくるとはひきょうなりー」と言ったシバラク先生に「悔しかったら 魔神で来い!」と挑発するシュワルビネガー。それに対して「この辺に電話はござらんか」とこの先のお約束 を言うシバラク先生。「電話?電話ボックスならそこを入ったところにあるぜ」と親切にシュワルビネガーが教えてくれる。 そしてシバラク先生、テレカを取り出し電話ボックスに入れ、「せん、じゅう、まる」、と押す。 普通に考えたら「1000、10、0」なんでしょうが、どうみても3回しか押してない。「おお拙者だ!戦神丸、 すぐ来てくれ!!」と言うと、戦神丸初登場!!鎧兜、サスマタのどうみても和風なデザインです。 「わー、おじさんかっこいいー!」「ばんざーいばんざーい」とワタル、ヒミコにも好印象。「これが拙者の 魔神、戦神丸じゃ。ここはまかせなさい」とシバラク先生、とびかかる。…体当たりで。 …剣は?
 そのとき、龍の間、雲の切れ間から夕日が差す。ゆっくりと長くのびる影。ワタルは岩の道を走り夕日を 背に、手を伸ばす。この情景、なんとも幻想的です。龍の影が伸び、ワタルの 影が龍の影の口に伸び…その瞬間二つの龍が動き、ワタルは両腕をめいいっぱい伸ばし、二つの口に 手をつっこんだところで、玉が取れました。すると二つ玉は半分に色分けされた一つの玉となりました。それをみた シュワルビネガーが「ブリキントン、それを奪え!」というと突然ブリキントンが大量出現、ワタルに襲い掛かります。 「ワタルーその玉をぶつけてみろー」とシバラク先生が叫ぶ。「これは武器なのかー」と赤い面を向けて投げるワタル。 するとぼよんぼよん反射して、ブリキントンに当たりまくり全員殲滅。そしてワタルの手の中に。シュワルビネガーがワタルに ミサイル発射。戦神丸、それを剣で受け止める。かっこいい!! しかし襲い掛かられて戦神丸ピンチ。ワタルが「おじさーん」と玉を赤い面で投げるもぽよん、と跳ね返って ダメージ0。しかしいろんなところで反射して、青い面がぶつかるとそのまま跳ね返らず、大ダメージ。 「青い玉は弾まないのか」「あははは、変な玉変な玉!」というヒミコの言葉に、ワタル、「変な玉…? へん玉、へん玉だ!」と命名。ワタル、ほんっとーにネーミングセンスないよなぁ… 人のこと言えんけど。そこにシュワルビネガー襲い掛かり、ワタルが龍神丸を呼びます。 フルスパンです。剣を抜くシーン、なかったけど。やっぱワタル、かっこいいなぁ…
 龍神丸、剣でミサイルを弾いたり切ったりするも、油断して?剣をはじかれ、ピンチ。 龍神丸曰く「奴は思った以上にパワーアップしている!」 龍神丸の弱音?一回目(笑)ちょっとピンチに弾切れ。その隙に剣を 拾い、必殺登龍剣。シュワルビネガー飛ばされていき、「へ、どじなやろうだ。見たままドアクダー様に報告するぜ」と飛んでいく。 「やった!やった!」と喜ぶワタルに「はーはははははは」と笑う龍神丸。珍しい。

 戦闘が終わっても、まだ龍神丸がいます。ここポイント。最後に ワタルの決意。「かならずあの虹を元に戻して見せるぞ!」らしい

『次回予告』(海外版には付いてません)

・感想

 第二話。いっちゃん最初は龍神丸と一緒に旅をしていた!!すっかり忘れてましたよ。なんで ずっと一緒にいてくれないんだ、龍神丸。
 推測するにワタルが龍神丸に頼りっぱなしだから突き放したのかなぁ?それとも本来はこんなに 長くいられないけど、異世界に来たばかりの少年を気遣って、無理してここまでいたのかなぁ?個人的には 後者希望。
 タイトルのへん玉より重要なのは、やはりヒミコとシバラク先生参戦でしょうね。 シバラク先生の最初の出会いとか、ワタルの扱いとかがすごく珍しいと言うか懐かしい。「 おじさん」とか呼ぶのはここと、超の第一話くらいですもんね。
 結局ヒミコがなんでここにいたのはか、最後まで説明してません。本当になんでなんでっしゃろ。シバラク 先生がワタルを試したのも謎ですし。
 へん玉…こういうアイテムが存在してるのっていいなぁ…。なつかしのアロンアルファのCMを思い出すのは 私だけか。超でこういう武器が存在しないのは、実際人にぶつけちゃ危ないからでしょうね。 ちょっと寂しいです

・今回の名(迷?)台詞
「ぶー、頭の上で秋刀魚やいてる人!!」(ワタル)
 凄い好きなんです、このクイズ。それにこれ、伏線ですしね。


第3話 クラマに御用心!!

・実況

『前回のあらすじ』「僕、戦部ワタル。いきなりへんてこな世界にワープされちゃって、ドアクダーという ワルを倒すことになり、龍神丸と一緒に創界山の第一階層に登ったんだ。そこで剣部シバラクと言う おじさんと出会って不思議な力を持つ玉を取りに、二つ龍岩へ向かった。へん玉と名づけたこの玉の 威力は抜群!!これを持って、第一階層の神様を助けなくっちゃ!! はっきしいって、今日もおもしろかっこいいぜ!!」まだ神様っていう意識は あったんですねぇ…

 タイトルコール。

 創界山の第七階層。ドアクダーの城。なんか赤い目をした鬼っぽい?形をしてて、妙にブキミです。暗転、雷も お約束です。悪って言うのは太陽が嫌いなのか。そして敵の声。 声の聞き分けは苦手なので、誰の声だかわかりません。ザン・コック?「渡部 クラマ」とクラマのフルネーム初登場!ひれふすクラマに「ドアクダー様のご命令を伝える。ワタルの仲間に加わり、 スパイとして各階層のボスに情報を伝えよ」…スパイするほどの相手ではないと思うんですが。 「さらに龍神丸にやられそうになったら助けろ」ってことで『空神丸』つー、鳥形の魔神登場。この先のクラマの パートナーです。しかし『丸魔神』(名前に丸がついてる魔神のこと)って特別 なんでそ?ボスに与えておけよ。「ただし、お前が空神丸に乗ってることを知られてはならぬ」という至極 もっともな?指令にクラマひれ伏す。「見事その勤めを果たした暁には、約束どおりお前を元の姿に戻してやる」 つまり、クラマの鳥姿は本来の姿でないと、ここで明かされます。クラマもその言葉に嬉しそうです。

 場面変わって、唐突にワタルとヒミコとシバラクのかけっこ。これは2、超通しても 移動しながら良く遊んでいる様が見られますねー。楽しみながら旅を出来るのってちょっと凄い。 「ローラースケートの少年チャンピオン、ワタル君が早い!」とワタル、自分で実況中継。 ローラースケートをつかってるワタルは反則ではないのだろうか。あとヒミコとせりあうって凄いと思うんですが(笑) そして負けそうになったワタルは「ヒミコー、おまんじゅうが落ちてるぞー」ともっと姑息な手段にでます(笑) 狙い通り止まったヒミコ。「僕ってあったま良いんだー」ワタル、結構この台詞良く言いますよね。 と自画自賛するワタルですが悪事はうまくいかないもので、ヒミコに鉤爪で止められ「ワタル、お饅頭ないよ」と 聞かれます。ちなみにシバラク先生はびりです。
 EXマンの場面転換。息を乱して「もう少しゆっくり」とシバラク先生の要求。「おじさん、剣の達人ならもう少し 早く走れてもいいんじゃないの?」とワタルの至極もっともな質問に「その言葉にはとげがある。拙者の腕を疑っておるな、 よーし」とシバラク先生はワタルをしばり…このしばった姿にほんのちょーっとだけときめいた 私は邪ですか、いえ、そういうつもりではないのですが。頭の上に石を乗せます。そして「剣で石を真っ二つにする」 らしい。「おもしろいおもしろい」というヒミコに「そんなことできるわけないよ」と怯えるワタル。「黙れ! 下手に動くと首が落ちるぞ!!」とシリアスモードのシバラク。剣を抜き、剣の青い軌道が一閃!!シバラクが剣をしまうと 見事石は真っ二つです。「にゃはははは、すごいすごーい」と拍手のヒミコ。「す、すげー」と感心のワタル。 「えっへん、脳ある鷹は爪を隠すじゃ」と威張るシバラク。そこでEXマン登場。めがねの青EXマン「いやー、目にも 止まらぬ凄い技。ではただいまのアクションをスロービデオでもう一度見て見ましょう」ともう一度スロー というよりコマ送りで流れる。すると剣を抜く振りをして、懐からかなづちを取り出し、ワタルの頭から岩を持ち、手で 割って戻すと言うぶっちゃけ絶対そっちのほうが難しい、つーかなんでワタル気がつかん のですか。剣で切るより早く動かないといけないんじゃ…あとヒミコなら気がついてるんじゃ?と いうずっこい技がリプレイされました。

 画面変わる。変に四角い地面の塔?っぽいのが沢山立った場所の中央に、変な男の像。(2話の 冒頭で出てきた敵キャラ)おそらくその町の中の室内プールで その変な男が泳いでいる姿。金髪がっしりめの体型で美形(笑)男がクローゼットを開けると、同じ服が ずらり。パタリロ(笑)ちょっと変な服ですが、着た男はひかってます。「美しい」と どうやらナルシストのようです。「鏡よ鏡、この世で一番美しい男はだぁれ?それはサンダーブルー様」と 自問自答してます。むなしくないのか、それ化粧台に乗ったコンパクトが光ると、「来た」 とサンダーブルーが双眼鏡をのぞく。するとワタルたちの姿。「なんと美しくない奴らだ。このアップダウンシティが 奴らの永遠の墓場となるのだ。この美しい私の手にかかるとは幸せ者」あんたなんかより、 ワタル様の方がかっこいいやーいと高笑いしているサンダーブルーの足は短かった…

「ねぇおじさん、僕を弟子にしてよ」「おじさんではない、先生と呼びなさい」「先生!お願いします!!」「んふふふふ」 「先生!!」「声が小さい!!」「せんせーい!!おねがいしまーす!」 とここからシバラクは先生になるんですよねー。今までずっとシバラク先生って呼んでましけど。 とワタルが大声を上げると、唐突に目の前の地面の一部が30Mくらいせりあがる。後ろの地面が下がり、別のところが 競りあがる。驚くワタルたち。「どうなっておるんだ」というシバラク達に小声で話しかえる人たち「えー、なんじゃ、 なにも聞こえんぞー」と怒鳴るシバラク「大声出さないでー」と遠くからささやく村の親子。「えー、 もっと大きな声で話してくれ」と怒鳴るシバラク先生。側に寄れよ。とたんに、 ワタルたちの下の地面がせりあがる。怖いぞ、これ…「そ、そうか、 大きな声を出すと地面が上がったり下がったりするんだ」とワタル。びびるシバラク先生に「おもしろーい、もっとやるやるー」 と大声で笑うヒミコ。するとまたその地面が下がり、ワタルたち元どおり。戻ってきたワタルたちに唐突に「皆 サンダーブルーのせいなのです」と語る村の親子。サンダーブルーは「ドアクダーに変わってこの第一階層を支配している ドアクダー7人衆の1人、クルージングトムの部下」らしい。ようは下っ端。で、この男か来てから この町は、サンダーブルーが「私は、うつくしーーーーー」と叫ぶたびに地面が上がったりさがったりして、 村人大迷惑、というわけらしい。暇人か、あんたは。「ひどい、なんてやつだ」と 怒る奴に「なんでも、神部の笛というものがあって、その笛を吹けばどんな異常現象も収まると言われています」 と説明する村人。あんた、なにもんや。そんなわけで、第一階層の目標は 神部の笛を探すことです。「しんべえの笛?しんべえさんって人が持ってるのか」とワタルがまんが日本昔話 に出てくるような男たちを思い浮かべる。「そのしんべえではないのーーーーー!!」とこんな半端なギャグで 怒鳴る村人。修行が足りんよ…とたんワタルの下の地面が下がり、ワタルたち落っこちる。「大丈夫ですかー」「 大丈夫、それで神部の笛ってどこにあるの?」「クルージングトムが持っているという話です。」 お前、詳しすぎ。何者だ。「そのクルージングトムはどこにいるの?」「知りません」 なんでそこまで知ってて、居場所がわからないんだ…そっち方が簡単にわかりそうなものだけど。 「ではこれで失礼します」と村人去る。つーか、ここで置いていくか?普通?縄ぐらい 垂らすだろ、普通!!そこに拡声器の声。「毎度、お騒がせしております。お馴染み、クラマの宅配便 でございます」の声に、また地面が揺れる。しかし動かず。「上から下へ、下から上へ、お運びいたします」 って…拡声器で毎度毎度そんなことやっとるのか、クラマ…ワタルとシバラク先生、 クラマを呼び止める。「へい毎度」とクラマ降りてくる。「おぬし、何者だ」というシバラクに「俺は かの有名な渡部クラマだ」「あー、聞いた事ないなー」って、クラマって有名なの? なんで?ずっこけるクラマに「はははははは、変な鳥さん」とヒミコ。「鳥じゃねーよ」とクラマ どうみても、鳥だって。「僕たちを上まで運んでよ」とワタル。「いいっすよ、 特別に安くしとくぜ」「お金なんてないよ」と当然のように言うワタル。団子持たせるなら、お金もたせて やれよ!!オババ!!「なんだって、じゃあ一生ここにいるんだな。人がせっかく親切に言ってやってるのに」と クラマ。ないものは仕方ないと思いますが(笑)「親切のつもりなら、ただでいいじゃないか」って ワタル、商売なんだからさ…「俺の勝手だろ」のクラマの言葉に「カラスの勝手でしょ♪」と歌うヒミコ「 俺はからすじゃねー」と怒鳴ると、また地面が下がる。「あばよ!!」クラマ飛び立つ。「ヒミコが余計な 事言うから言っちゃったじゃないか」って、ワタル、どのみちお金ないと無理だと思う。「あちし登れるよ」と ヒミコ。忍法壁走りで一気に登る。「僕たちはどうすんだよー」「あちしの真似して登れば良いよ」「できるかーーーーー!」と ワタルが怒鳴ると地面が戻る。

 サンダーブルー登場。「今頃は泣きべそかいている頃だな。様子を見に行ってやろう」とバラをちぎり匂いをかいで 放りなげる。バラの花が散りどこぞの妖弧蔵馬みたいだな(笑) 「ヘルコプター」と叫ぶと、ヘリコブター型に手足がついた魔神登場。ガラスに映った自分の姿に見とれる サンダーブルー。「私はうつくしいー」と叫ぶと、また地盤がさがって、ワタルたち綱渡り状態。なんとか抜けると クラマが「よくあの穴からあがってこられたじゃないか」と声をかける。「わぁ、鳥さん」と嬉しそうなヒミコ。 何故か葉っぱを加えてるクラマ(笑)「お前さんたち、ドアクダーのところにいくんじゃねーのかい?」「どーして知ってるんだ」 と不審そうに言うワタル。「創界山のことで、このクラマ様が知らないことはないんだよ」 この台詞があとで墓穴になります(笑)。「じゃあ、クルージングトムがどこにいるか知ってる?」という ワタルの質問に「第一階層のあっちの方にいるぜ。そのためにはまず、このアップダウンシティを 通り抜けることが先決だぜ。よーしこれも何かの縁だ、俺が道案内してやろう。」と結構演技者のクラマ。疑いも しない三人。まぁ、シバラクやヒミコに比べたらしっかりとした理由だよな(笑) 「鳥だー!」とヒミコ指差す。「俺は鳥じゃねぇ!!」というクラマにヒミコが指差すと。そこにサンダーブルーのヘルコプター登場 。

 CM

 ヘルコプターが頭上を通り過ぎると、上からサンダーブルーのプロマイドが降ってきます。サイン入り。「なんだこれ」と いぶかしげに言うワタルに「そいつがサンダーブルーだ」と指差すクラマ。なんだ、はないよなぁ(笑) 「気障なやつだなー」とシバラク。大丈夫、もっと気障なやつが目の前にいるぞ
 ヘルコプター降りてくる。「私の美しさに驚いて声もでまい」得意げなサンダーブルー。「何言ってんだろ」と クールなワタル。「私の姿が見たいであろう?もったいないが見せてやる」とサンダーブルーがヘルコプターから降りてくる。 …しかし足が短い。アラレちゃんのキャラっぽい。そこにヒミコがよこで、メジャーで 足の長さを測る。「ひとーつ、ふたーつ、みーつ。短ーい」とすると30センチくらいか? 「余計なことするなー」と怒るサンダーブルーにワタル、「お前だな。この町の地盤を上げ下げして、皆を苦しめてる奴は」 小学4年で「地盤」って言葉を知ってるのって凄いかも。サンダーブルーは 人差し指を振って「チッチッチッチッチ 口の利き方を知らない坊やだね。良い男はもっと丁寧な言葉を使うもんだよ」 「良い男は人を苦しめたりしないんだよ」と両手を腰に手をあてて言うワタル。ああ、 かっこいい!!良く言った!!「だったら苦しまずに坊やをあの世に送ってやろう」とかっこつけるサンダーブルーの 横で、ヒミコが「マールかいてちょん」とプロマイドに落書き。「落書きするなー」と怒鳴ると、足元の地盤が 下がる。大爆笑するワタルとシバラク。羽根を額に当てて呆れるクラマ。ヘルコプター地盤の下から上がってきて 「くらえ、シュリ・ケーン」となぜか手裏剣を発射。ヘリコブターじゃないのぉ? 逃げる三人。クラマは木の上で見物。ヒミコ、ヘルコプターのコックピットのガラスに張り付く。振り落とそうと 林の中でヘルコプター回転墜落すると思われヒミコ、木の上にいたクラマに抱きつく。 幸せそう。「鳥さんみーっけ」「あのなぁ…」
 ワタルとシバラク、木に設置された電話機の前に走る。「先生、電話です」ワタルがシバラク先生に ですます調ですよ!!ちょっと違和感。「しめた!!ワタルはあいつをひきつけておけ」「えー、僕が?」「 これも修行だ、いけー!」というシバラク先生に、ワタルはしぶしぶ走る。シバラク先生電話する。「戦神丸元気か?」 なに話してるんだろう?ワタル、龍神丸に載らず、そのままでひきつける。「ヒミコと クラマはどこにいったんだー」出会ったばかりの鳥と、女の子を戦力に数えるなよ。 走って逃げると、地盤の行き止まりに到着。追い詰められるワタルは、へん玉レッドを投げる。手裏剣を 弾く。次は機関銃?なんとか避けるもピンチ!!というところで、戦神丸登場。かっこつけたシバラクの口上のあと、 野牛シバラク流×の字切りを放つ!!も、刀が届かず。向きになって刀を振るうも、機関銃に吹っ飛ばされる 戦神丸。「せんせーい、大丈夫ですかー」「だいじょーぶだー」と声をかけると、後ろから攻撃。「坊や覚悟しろ」「 そうは行くか!!アルマジロって十回言ってみな」というワタルに律儀に10回言うサンダーブルー。 その隙に横から脱出するワタル。そして龍神丸召喚。多分、刀を抜くところから登場まで 初のフル・スパンですな。
「あれが龍神丸?なんと不細工な」ヘルコプターよりずっとかっこいいと思う… 「行くぞワタル」「よし!!飛べ!!龍神丸!!」と叫ぶワタル。走っている龍神丸が止まる。「どうした? 龍神丸」「私は…飛べない!!」ずっこけるワタル。「粘土で作った時に、翼をつけて置けばよかった」と 後悔するワタル。
 空神丸に乗ろうとするクラマ。しかし背中にヒミコ。「降りろ」というと「いやだ!もっと飛ぶ!!」とわがままを言うヒミコ。 「そーか?かくれんぼして遊ぼうと思ってたのに」とヒミコのキャラ特性をばっちり掴んだ機転を聞かせ、 ヒミコに鬼をさせて、数を数えさせている間に空神丸召喚。 空神丸召喚は翼を振り上げてポーズを取ることで召喚できるらしい。 人に戻っても同じポーズ取るんだろうか?竜巻に乗って空神丸召喚。飛ぶ空神丸。
 ヘルコプターの弾を剣で受ける龍神丸。剣を振るうも届かない。「空も飛べない不細工魔神が生意気なのだよ!!」という サンダーブル。「ワタル、地上では不利だ。」「でも飛べないんだろ?」「ジャンプはできる!!」と龍神丸ジャンプ。 あがった地盤の上をジャンプし、ヘルコプターの前へ。そして真正面で剣を振るう。「わ、わたしの美しいヘルコプターの 顔に傷が…」どー考えても、スーパーマリオの敵キャラと同じ顔。龍神丸着地。 勢いあまってこける龍神丸(笑)サンダーブルー、槍で攻撃。龍神丸避ける。機関銃発射しようとするヘルコプター。「 丹頂鶴って10回言ってみな」とワタル。律儀に言い出すサンダーブルー案外良い人かも笑い 「今だ龍神丸!!あいつの槍を取れ!!」槍を投げ返す龍神丸。鬼だ。直前にせまる 槍を、空神丸受け止める。「なんだ?あの魔神は?」と緊張するワタル。「せっかくの新品魔神に傷がついちゃいけねーからな。 サンダーブルー手助けはここまでだ!!」ああ、新品のノートに丁寧な字を書くようなもんね。 クラマ、槍を落として去る。「ふん、余計なことしおって。あんな不細工魔神、このサンダーブルー様の本当の美しさの前では手も足も 出んわ」とサンダーブル。お前、まけとったやないかい。
「ワタル、大声を出せ。私に考えがある」と龍神丸。別にワタルじゃなくても、龍神丸が大声出せば いいような気もするが。素直に大声を出すワタル。すると足元の地盤が上がり、ヘルコプターに切りかかる。 「そうか、こういう手があったのか!」下がったらどうするつもりだったんだろう? それも自分の足元が上がったり下がったりするとは限らないわけなのだが?「ワタル、もう一度行くぞ!」と 龍神丸の言葉に、ワタルが喉が枯れそうな声で叫ぶ。また地盤があがる。「とうとう私を怒らせたな。幻の秘技を見せる時が きたようだ」とヘリコプターのプロペラ部分をとり、投げつける。 「龍神丸!!」とシリアスにワタルが叫んだとき、戦神丸復活。「そうはさせんぞ!」とサスマタを投げ、プロペラを 弾き飛ばす。案の定、ヘルコプター落ちる。「しまった!!これは地上で使うべきだった!!」 使う前に気づけよ。落ちる最中に、登龍剣でずばっとやられる。「うつくしくなーい」と飛ばされる。

「どこに行ってたんだ?クラマ?」というワタルに「情報を仕入れてきてやったんだよ。なんでも南にある城にクルージング トムがいるってことだ。」まだ後ろに龍神丸と戦神丸がいます。戦わずに 二体ならんで立ってる、というのはある意味貴重かも。「よし、そこに行ってみよう」「俺が道案内してやろう 。ただでな」と怪しいクラマ(笑)「おお、それはありがたい」と疑わないシバラク。「先生、 良い仲間が増えてよかったね」というワタルにクラマ怪しい笑い。怪しめ!!ワタル! 「仲間と言えば、ヒミコはどこにいったかな?」「あー」とクラマが思い出したところで「鳥さんみっけー!」とヒミコ 降ってくる。驚いたクラマの鳥の鳴き声で締め。本当に鳥の鳴き声…山寺さん、すばらしい…

『次回予告』(海外版には付いてません)

・感想

 クラマ初登場、他の二人に比べて、実に自然な仲間の入り方です!!結局説明一切なしだもんなぁ… こうしてみると、スズメの位置づけって本当にクラマと同じ?お金を要求してるところや、他に二心あって仲間の 振りをしてるあたり。ともあれ、最初からヒミコに振り回されっぱなしのクラマが愛しいです。
 そしてシバラク先生を正式に「先生」と呼ぶようになってますねー。それにしてもワタルも最初はちゃんと 尊敬してたんでしょうか(笑)ですます調ですよ。「だいじょうぶですかー?」とか。後のことを思うと信じられないわ。
 思い返すと、第一階層ってすんごいシンプルな話だったのね…こうして思い返すと。最初の村で解決方法もそのアイテムの場所も 判ってるって、他にないですぜ。あの村人、怪しすぎ(笑)
 この回の戦闘、ワタルらしくて好きだなぁ。龍神丸が「私に考えがある」と作戦を練ったり、逆に龍神丸の ピンチをワタルの機転で回避したり…どういうただのマシンじゃない、双方の助け合いの戦いこそ、龍神丸と ワタルの関係ですよ!!「ダメだワタル…ふりほどけない…」とかしか言わなかったりも するけどね(笑)龍神丸…

・今回の名(迷?)台詞
「私は…飛べない!!」「ジャンプはできる!!」(龍神丸)
 セットで名台詞認定。この台詞好き!!って方も結構多いはず。私も大好きだー!! 2のあの展開を含めるともっと大好き。このちょっとした間抜けさ?が龍神丸。そしてその機転のかっこよさが 龍神丸ですとも。




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