初代OP1話ED


OP

・実況

 雲の背景から、ゆっくり上に上がっていき、七つの階層に分かれた山 とそれにかかる虹…創界山が映し出されます。(……あれ? でも、見方によっては8つに分かれてるような?どうやら一番下はカウントしないみたいですね)
 そして中央で光が『魔神英雄伝ワタル』というタイトルに変わります。このちょっと 稲妻っぽい文字を見るとワタルって気がしますよね。そして創界山の頂上が光ると同時に、第一 階層から光がこちらに向かって飛び出して、そこにワタルが座っています。 ああ、もうこれだけでメロメロなんですが、私!!そしてワタルの胸の勾玉が大写し。
 その赤が消えるか消えないかで緑色の龍がなんか光る玉を持って( おそらく勇者の玉?)うねうねと青空を飛んでます。頭のところにはワタルが角を持ちながら 乗ってます。ワタルアップ。そして赤い龍と青い龍の石像(二つ龍岩ですな) の間を潜り抜けます。
 ヒミコアップ。そのまま映像バック。ヒミコは手裏剣を背負った魔神、幻神丸の 上にちょこんと乗って登場。そのまま幻神丸回転。ヒミコは落ちますが、そのまま緑の龍の上に着地。 ワタルがヒミコを引き寄せ、笑い合う。…やっぱりこの映像を見るたびに、本当は ヒミコってワタルとくっつくはずだったんじゃないかと思ってしまう…ワタルも初期はヒミコを女の子 扱いしてたんですねー(しみじみ)
 そして雲の上をあるいて戦神丸登場。すぐ横には飛んでいるクラマ。その横をワタルとヒミコが緑の 龍に乗って寄り添う。シバラク先生が(おそらくワタルに向かって?)親指を『b』こんな感じにぐっと 突き出してくれる。かっこいいですよね、シバラク先生初登場って。 そしてクラマ大写しのあと、空神丸が飛んでいく。

 画面転換。今度は曇り空。勇者の剣が回転しながら地面に突き刺さるのを、ワタルが滑りながら駆け寄って引き抜いて 振るう。そして敵魔神、ガッタイダーに切りかかるムチャだよ!!ワタル様!!かっこいいけど!! 案の定弾かれ、敵の鎌が反撃。それを避けるとワタルの胸の勾玉が光り、緑色の龍の目が光り、そして龍神丸 とかぶる。…?あれ?この表現からすると、この緑の龍は龍神丸?…でも、そんな はずはないんだけどなぁ…?
 龍神丸が地面から瓦礫を避けて起き上がり、ワタルがいつものように乗り込むシーン。龍神丸、覚醒!! そして龍神丸が切りかかり、龍雷拳をドアクダーの城になげこみ、あれ?ガッタイダー無視ですか? 爆発させる。そして最後に龍神丸の肩に乗ったワタルのバックに、創界山が見える。

・感想

 初代OP。「アニメらしくない、ポップス調」として驚かれたと噂のこの曲は、ワタルファンのみならず、そうで ない人にも結構人気が高かったりします。私もここに出てくる英単語を必死で調べた気がするなぁ…
 改めて見て驚いたのは、「創界山に8つに分かれてない?」ってことでしょうか?劇中の解説をみるところ、一番 下は創界山ではないみたいですね。あと未だに疑問なのは、緑の龍の存在。このあたりは、考察のあたりで 詳しく考えてみたいと思います。
 キャラクターみんなかっこいいし可愛いですねー。ヒミコなんて2や超の扱いが嘘みたいにヒロインしてますよ?シバラク 先生も作中の扱いが嘘みたいにかっこ良いし。ワタルのかっこよさは語るまでもあるまい(笑)ああ、かっこいい…
 歴代OPの中でも、一番「安心する」OPですね。大好きです。


第1話 救世主は小学四年生

・実況

 真っ暗な雷が激しく鳴る嵐の夜。桜の花が散ってます。暗雲を切り裂いて緑の龍が登場。手に赤い玉を持ってます。 「勇者の玉よ。真の救世主たる戦士の元へゆけ。伝説の救世主の元へ飛べ!!」声は玄田哲章さん。 ということは、やはりこの緑の龍は龍神丸?そういうと、白と赤の大極図みたいな玉が龍の手から 飛び出して街に下りていきます。そして一軒家に。表札には「戦部タケオ アキ子 ワタル」。ワタルの 部屋の窓から進入する玉。部屋にはローラースケートをつけたワタルの写真(赤い服を着たワタルは珍しい。) トロフィー、ヘルメット。勇者の玉は、ベットの上でお腹を出して寝てるワタルの上に行き光を出すと、 ワタルは光ながら浮き上がります。 勇者の玉はそのまま光にとけこんで、そのまま四散しながらワタルの中へ。そのままゆっくりワタルは着地。 ワタルは起きもせず。緑の龍はそのまま、中央に祠があり、それを橋が結んでいる池 龍神池ですねに飛び込みます。
勇者の玉の謎緑の竜の謎は考察で。

 タイトル。緑の龍が赤い玉を持った絵柄の盾…勇者の玉となんか関係があるんでしょうか? と二本の剣。一本の柄は赤く勇者の剣?もう一本は黄色い刃に、柄の部分が 円になってます。王者の剣ですね。が壁にはりつけてある映像。そして題字。ワタルの 声でタイトルコール。田中さんの声が若いわ…

 朝。ワタルの家に鳴り響く目覚まし時計。ワタルの部屋の目覚ましです。(ちなみに赤い車柄、部屋にも車の ポスター)布団に包まりながらワタル、目覚まし時計をこかす。目覚まし時計は部屋を出て、階段を転がり落ちます。 落ちたところで鳴り止むと、ワタル母登場。階段下からワタルを怒鳴る。どこの 家も同じだなぁ(笑)「また遅刻するわよ」という言葉から、毎朝こんなことやってるんですね。 母親の怒鳴り声にもワタル起きず、そのまま布団かぶったまま地面に落ちて寝ているワタルに母親が ほっぺたに掃除機をあてて吸います。…母親笑ってますけど、結構大問題じゃ…(笑) ワタルようやく起きます。
 家を飛び出すワタル。かばん背負って(ランドセルに在らず)ローラースケートで学校へ。 「ワタル!そんなの履いていくのやめなさい!!」ってお母さん言ってますが…校則違反では?「 遅刻しそうな時はこいつに限るね、これで龍神池を通ればセーフ。」とワタルが考えてます (口を開いていないので考え事だと推測)…いつもそんなことやってるのか正義の救世主。 「はっきしいって、僕ってあったまいいんだぁ!」と言いながら鼻をこする。ワタルの癖ですねー。 超にはほとんど出てきませんでしたけど、この癖
 めちゃめちゃ高い山に階段があるのが見えます。鳥居があるので最初に龍が飛び込んだ池だとわかりますが…ローラースケートで こんなところ登る位なら、滑りながら遠回りした方が近くないか?
 池に渡された橋の手前でワタルが止まる。ちょっととまどった表情。想像ふきだし(笑)に脅かすような表情の母親が 「龍神池にはこわーい龍が住んでるんだぞー。悪い子が通ると食べちゃうんだって」と脅してます。ワタル震えてます。 ということは、自分が悪い子という自覚があるんですね。ワタルが首を振り「こんな 池、怖いことなんてあるもんか!!いくぞ!!」と行って一気に橋を滑りぬけようとする…が、池が微妙に光(?この あたり、ちょっと微妙)、ワタルがそれに反応。そして祠のあるところに突如、6連の綺麗な赤い勾玉が出現。 それに引っかかってすっころびます。毒づきながら起き上がり、その勾玉を不思議そうに拾い上げるワタル。きらきら 綺麗です。そのままワタルは「ええーい、こんなものーーー!!」と放り投げようとしますが …落し物を池に放り投げていいんだろうか…?「待て!!」と声が 聞こえ、ワタルはとっさに留まって「誰?」と言って振り返る。しかし誰もおらず、怯えるワタル。そして 近くにあった祠にそっと勾玉を置いて手を叩き、「龍神様!明日はちゃんと起きます、お母さんに口応えしません、 それから…塾も行きます。それからー、人参も残さないで食べます。」 って、塾行ってなかったんですか…?そういえばCDに『塾をさぼっても嘘をつかない。』とか書いてありましたね。 あとワタル人参が嫌いなんですね。小説ではこんにゃくもキライだと判明してますが。私はどっちも好きです。 と祈ったところで学校のチャイム。どうやら本当に学校が近いみたいですね。 「遅刻しちゃう!!」とワタルが滑り出したところで勾玉が反応、消えます。
 「龍神小学校」に到着。校門にすべりこんで、「セーフセーフ!!」というワタルを廊下に 立たせて「アウト」と指を立てて言う男の担任の先生がお茶目。クラスの生徒が教室の窓から笑ってます。
 黒板に図工 粘土細工 「私の好きなもの」蛇足ですが、日付は4月13日火曜日。おそらく 放映日でしょうな。ついでに私の誕生日です♪(訂正。放映日は4月15日でした。…なんで 日付が違うんでしょう?) 「自分がかっこいいと思うもの、可愛いと思うもの、なんでも いいんだぞ」という担任。ワタルが隣の席の女の子、由美ちゃんに「由美ちゃん、何作るの?」 「うちのチロ」「あー、由美ちゃんちのネコか、可愛いもんなー」「うふふ、ワタル君は何を作るの?」 由美ちゃん、かなりのぶりっこキャラです。キライじゃないけど。
 由美ちゃんの問いに「えー、うーんそうだなー」と言ってしばらく考えるワタル。その脳裏に、池に雫が落ちて 波紋が広がる映像。そして「…ロボット。ロボット作るよ、僕!!」「えーロボット?」由美ちゃんがそう応えた と同時に、その後ろにいた男の子、俊が「ゆ、由美ちゃん!僕も、ロボット作るよ!」と言い出す。 …女の子にアピールするなら、もっと女の子向けのを作れば良いのに。
 「俊君も?」と由美が言うとワタルが立ち上がり、俊に食って掛かる。「なんで真似するんだよ!!」「そっちこそ 真似すんなよ!!」…さっき「僕も」って言ったことから、明らかに真似なんですけど、 俊…「よぉーし、じゃあどっちのロボットがかっこいいか勝負しようぜ」と意地の悪い顔でワタルが勝負を挑みました。 真ん中にいる由美ちゃんはちょっと迷惑なんじゃないか(笑)それともいつものことなのか。

 そして粘土を練って作り始めるワタル。設計図を書く俊。 粘土を蛇のようにねじりあげるワタルちょっとまて、それどこに使った?など、楽しそうです。
 そして完成。まず俊のロボット。4頭身のすんなりとしたボディ。「かっこいー俊のロボット。すげーな」 と感心する男の子たち。「ほら、そこどいて!!」と由美を 呼ぶ俊。「うわー上手ねー」と感心する由美の横で俊が「ワタル、お前のも見せてみろよ!!」とワタルに呼びかける。 「僕のが見たいって、俊。はっはっは、ならば見せよう。はっきしいって、僕の勝ちだぜ!!」と ロボットを見せます。フォルムは龍神丸ですが、ちょっとあちこち違います。でもちゃんと 剣も作ってる。ちょっと間抜け。見た瞬間に男の子たちが笑い出します。 (由美は笑ってません。優しい子?)「あれ?驚かないの?」というワタルに「 なーんだそれ。それでもロボットのつもりかよ!ロボットっていうのはね、こういうものを言うの!!」という俊。 …逆説的な嫌味なんだろうか、それ…(笑)なんか粘土の龍神丸と 俊のロボットが火花を散らして、顔を背ける映像。ちょっと貴重かも。そして子供達の笑い声。 …子供って残酷よね…「そんなに変かな?はっきし言って、ちょっとイメージと違うけど…」 さっきは自信満々でしたよね?ワタル…?そう言って悩みながらズボンのポケットに手を突っ込むと、 中から先ほどの赤い勾玉が出てきます。「あれ?…これたしか龍神池の祠に置いたはずだけど…あ、そうだ!!」と ロボットの首に赤い勾玉をつけて飾る。それ、ネコババって言わないか、ワタル君。 あと粘土細工でもなくなってるぞ!!そのとたん「うわぁ、可愛い!!」と感動する由美。 実は光る勾玉が欲しかっただけとかじゃ…(笑)そのとたん、 女の子が寄って来て声をあげる。それに反応する男の子たち。今まで中央にいた俊置き去り(笑)「おー、良く見ると かっこいいな」など、とたんに好評。「由美ちゃん、僕のロボットと俊のロボットと、どっちがかっこいい?」 「うーん、ワタル君の勝ち!!」「やったぁ!!」とワタルが飛び上がって喜びます。 でもワタルの実力じゃないよね、これ。
 上機嫌でロボットを持って帰るワタル。龍神池へと向かいます。そして祠の手前で止まり、 「龍神池の龍!!もうお前なんか怖くないぞ!!こっちにはつよーい味方がいるんだ!! 出るなら出てみろ!!」とロボットを持ち上げるワタル。なんで粘土のロボットで そこまで強気になれるんだ… そして「お前の名前をつけなくっちゃな。うーん、何にしよう」 ワタルが橋にもたれかかってそういったとき、背面の池の一点が光り、波紋が広がります。「りゅう…じん…」そして 池の水が渦周り、「丸…わぁ…決めた!!お前の名前は、龍神丸だぁぁ!!」と言った瞬間、空が陰り、雷が鳴り、 完全に池の水に渦巻きが出来てます。龍神池の水が波立ち、光だし、背後から緑色の龍が出現。気配を感じて ワタルが振り返り、ワタルがその龍をみつけて悲鳴。逃げようとして倒れます。 そりゃ怖いわな。龍は叫ぶとワタルに向かってくる…気がつくとワタル のいた場所にはローラースケートとかばんが転がり、龍は空へと昇っていきました。 で、ワタルはどこにいるんだろう…龍の背中には見つけられなかったけども…まさか食ったのか?
 黒に赤の渦巻きの背景に、ワタルは寝てます。うめくワタル。太鼓の声。「ワタル起きなさい!」と母親が太鼓を 叩く映像(笑)太鼓の響く音。「うるさーい!!」と言いながらワタルが飛び起きる。そこには 小さなおばあさん(おばば)が太鼓を持って立ってます。そしてその周りには舞台の上に乗ったワタルを見つめる人たち… その服装はどう見ても着物を着ている人たち…という異様な風景。きょとんとしたワタルに、おばばが「 お前の名は」と迫る。「戦部ワタル」と答えるとおばばが叫ぶ。村人も叫ぶ。村人の中にはあきらかに動物の頭 したやつとかいます。「な、なに?」と戸惑うワタルにおばば、「龍を見たであろう」「みみ、見たよ」ワタルの 答えにまた叫ぶおばばと村人。そこに、頭に雲をつけたじいさん、おじじと忍者服の女の子、ヒミコが登場。 おじじが「おばばその子が伝説に予言されたワタルじゃというのかの?」「いかにも!!」「創界山に 七色の虹が蘇る日も近いということじゃな」「いかにも」「さすればこのモンジャ村を襲っている変なお天気も 解消され、また元のように畑からたくさんの実りがいただけるはず」そんな被害を 受けてたのか。おばばか語っているその上には、人形をした鳥、クラマが樹に止まってそれを見下ろす。 なんかあやしげです。で、おばばの語りは「創界山が危機に陥った時、空から降りてくる。その名もワタルといい、 龍の神様とともに悪を倒す。」という伝説があるらしい。「その救世主が今ここに現れたのじゃ!!」という おばばに、ワタルが「僕が救世主?救世主って何?学校の日直より偉いの?」 学校の日直って偉いのか?日替わりなんだから偉いもなにもない気がするが。「この世を救う人の ことじゃ」とおばば解説。そして「皆の衆!救世主様を祭壇にお連れするのだ!!」とワタルを誘拐。「なにするんだよ! 僕うちに帰る!!」と抵抗するワタルを無視して、まるで龍神池のような高い山の階段に、ワタルをかかえたまま、村の衆が 移動。

 CMカット。頭の龍の宝冠?が光、ワタルが剣を構えると、その後ろに龍神丸。
 CMカット?。ワタルが剣を薙ぐと、その後ろに龍神丸。どっちもかっこいいです。

 龍神池にそっくり場所。ただし池には水がなく、中央の島は宙に浮いてます。(あと両端に渡されてる橋が、片側ににしか ありません)水がないことをワタルがいうと、創界山の虹が灰色になったために、龍神池の水もひあがってしまった、 と説明になってない説明を、オババがしてくれる。「僕は未来か…それとも過去の世界に来てしまったのか、」と 妙にわけのわからん納得をするワタル。そしてオババと一緒に中央の島まで向かうワタル。「あれ?この島宙に浮いてる!」 というワタルに「創界山の欠片じゃ」と説明するオババ。なんかラピュタみたいだな。
 そして中央の島で布がかかったものを取ると、そこにはなんか龍の宝冠、鎧と足当てと剣を見せられる。 足当てにはローラースケートがついてます。「かっこいい!」「我がもんじゃ村に代々伝わる戦士の装束じゃ、身にまとうがいい」 もう、ここで超がどうたらとか突っ込むのはやめたほうがいいんだろうか。という オババに「えー、僕が着て良いの?欲しかったんだなぁ、ああいうローラースケート」と言って聞きとして着込み、ポーズを 取るワタル。なぜかヒミコが「ばんざーいばんざーい」と大喜びしてます。
 そしてオババの説明。創界山が映りますが、周りにかかる虹は灰色です。「誰もその正体を見たことがない ドアクダーなる悪の帝王が平和そのものだった創界山を支配し、七色の虹を灰色に変えてしまったのじゃ。そのため、 この麓の村も非常に難儀しておる。」「で、僕が創界山に登ってドアクダーと戦うってこと?夢見たいな話だな」 夢というよりゲームですな。「でもいい、僕やるよ!!困ってる人がいるなら助けなくっちゃ」 もしかしてローラースケートにつられてないか?
「辛い旅になるぞ、覚悟はよいな」とオババ。…でも、絶対やめさせてくれないんじゃ… 「よいよい」というワタルに、枝にしばられた蛇が近づけられる。ヒミコのしわざ。「救急車でも怖いんだー」 「救急車じゃない、救世主だ!なんだお前は。」って、あんた今まで知らんかったやん。 「あちしヒミコ。」「名前を聞いてるんじゃない、よくも笑ったな!!」とワタルが手を振り上げる。 って、おーい、女の子に暴力?ただの脅しかもしれんが。の瞬間に空中から 黒ずくめの5人の男が登場、剣をつきつける。なんで忍者なのに、やくざっぽい格好なんだ…「忍部一族13代目 頭領に手出しはさせぬぞ!」ヒミコはこんなことしなくても、負けないと思います。 頭領をオババに説明してもらい「お前がお頭?」「そうあちしは忍部一族13代目のおかしだ!」
 村人の叫び声。創界山から虹が降りてきて、祭壇の上に着陸。そしてその虹をわかって敵ロボット「バトルゴリラ」 登場。「ははははは強い奴がやってきた!」どうやらシュワちゃんのパロディみたいですね 中では足でぐるぐるとペダルをこぎ、腕をトレーニング。とっても疲れそう。自己紹介によると、こいつは 「ドアクダーの7人衆の1人、第一階層のボスクルージングトムの右腕シュワルビネガー」らしい。 そんな長々と、自分が雑魚であることを解説せんでも。ドアクダーは麓の村まで狙ってるらしく、 服従を誓え、ということらしい。ワタルが「やだね」と勝手に答える。「名を名乗れ!」と言われてワタルが「救急車 ワタルだ!!」って…一番初めの名乗りで失敗せんでも。とりあえず訂正されて言い直すワタル。クラマがあやしそうに 見てます。
「皆殺しにしてやる」とバトルゴリラが銃を放つ。「皆の衆!ワタルに任せて村へ戻るんじゃ」とオババ…ひどいよ。 バトルゴリラがワタルに攻撃。ワタル逃げる。「ワタル剣じゃ!勇者の剣を使うのじゃ!」とオババの言葉に、背負ってる 剣を見る。でもこれ、どう見ても日本刀だよな。剣っていうよりは。ワタルが剣を 抜こうとして倒れるがなんとか剣を抜く。「さあ、こい!」ってムチャだよなぁ。案の定、きりかかるけど倒れる。「 あんまし強くないね」とヒミコ。「大丈夫かのう」「伝説じゃからのう」とオジジとオババ。意外とひどい。ワタル また挑みかかる。だから無理だって。
 案の定やられたところに、ヒミコ登場、花畑のバックでにっこり笑う。 「忍法、火炎の術!マッチ一本火事の元!」と手から火炎を出す。すっごいまともな 忍法なんですが。しかし一息で弾き返される。「しっぱいしちった」とヒミコ逃げる。ワタルの逃げる…と ワタルのローラースケートが消えてこける。オババの言い忘れで「万能ハイカラ靴はかかとを二度鳴らすと車が出て、 一度鳴らすと引っ込む」らしい。履いて試したのか?とどめのいっぱつ、と言うところで バトルゴリラ弾切れ。ワタル急いで剣を取りに戻る。「そこを動くなよ!」というバトルゴリラに「あんなでっかいやつと どう戦えば良いんだ」と逃げる気はないっぽいワタル。
 そこに龍の声。「ワタルよ」見渡すと粘土の龍神丸が 光る。「勇者の剣を空にかざし、私の名前を呼べ」「龍神丸…龍神丸が僕に話しかけている」「いそげワタル」「わかった!」
 ぎゅっと剣を握り、空がくもり、勇者の剣が光、そしてワタルが両手で剣を握り、「龍神丸!!」 というとそのまま剣を空にかざします。すると剣から光がほとばしり、空に向かって走ります。龍神丸、 と呼ぶ声がぎこちないですねー。いつもならここで龍神丸が現れますが、 今回はその空の光が反射して、粘土にむかい、粘土が大きくなってその中から龍神丸が現れます。 「これば、僕の龍神丸…」ワタル、驚いてます。オババ曰く「これぞまさしく伝説の龍の神」だそうです。
 龍神丸の頭の赤い部分が光り、ワタルの胸の勾玉が光ります。ワタルは両手を広げると、龍神丸の頭の光が ワタルをつつみ、ワタルが浮かび上がりそのまま体が反転し、背中がぺたっと龍神丸の頭の赤い部分にくっつき、中に 入ります。中は宇宙みたいな不思議な空間。下のほうに翼を広げた龍。ワタルはそこへ落ちていく。「うわぁ、龍だ、 また変な世界に来ちゃった」ワタル素直すぎです(笑)「安心しろ、ここは龍神丸、 すなわち私のからだの中だ、さぁ、龍の角を掴め!」と解説。ワタルが龍の角を掴むと龍は光だし、龍神丸 戦闘準備完了です。龍神丸が「私はワタルの思ったとおり動き、戦うことができる」の言葉に「でも、 なにも見えないよ」と言うワタル。「ようく見るが良い」との言葉にワタルがじーと目を凝らすとワタルの目が光り、 バトルゴリラが突然見えます。どうやらワタルの目の問題っぽいですね。 「いこう、龍神丸!」とワタルの言葉に、龍神丸走り出す。ワタルが落ちそうになる。「しっかりつかまっていないと 振り落とされるぞ!!」…落ちるとどうなるんだろうか。
 バトルゴリラとの対戦「龍神丸は無敵の正義パワーだ!!」とワタル自信満々。攻撃にも「龍神丸、剣だ!」と結構 冷静。「登龍剣の扱いもわかったようだな」とさりげなく剣の名前を教える龍神丸。弾連発にやがて弾切れ。
「今だワタル!!」と龍神丸の言葉に、ワタルが剣を抜き、横から振り上げる。それと同時に龍神丸も 同じ動き。そして「必殺!!登龍剣!!」といって振り下ろすと、龍神丸の剣がバトルゴリラを切り裂き、シュワルビネガー 飛んでいく。クラマが「こいつはドアクダー様にご報告だ」と言って飛び去る。「やったぜ!」と得意げにワタルが 鼻をこする。いつものポーズ。

 虹の上に、龍神丸。その肩の上にワタル。…龍神丸が未だにいるのが非常に珍しいですな。 オババ「龍神丸と共に、創界山に住む神々をお救いするのじゃ」ワタル「必ず!虹の色を元の七色に戻してみせるよ。待ってて」 というワタルの言葉に「まずは第一階層の東のはずれ、どっこい山の二つ龍岩を目指して行くが良い。そこに不思議な 力を持つ玉がある」とオババのヒント。でもこの世界で東とかわかるのか、ワタル。そして 龍神丸とともに、創界山に向かう。

『次回予告』(海外版には付いてません)

・感想

 第一話だけあって、ちょっと気合入れて書きすぎましたね。次回からはもうちょっと削減したい。

 それはさておき、『魔神英雄伝ワタル』がはじまった記念すべき第一話。

 …色々謎な点も多いのですが、背景が一気に説明されている 貴重な回だと言えます。ヒミコの守り役なんてもう出てきやしねえし。そもそもヒミコに守役なんて絶対にいらないしな!!
 ギャグあり、シリアスあり…こう考えると物語り導入編でありながら、すでに基本的なストーリーのパターンを 踏襲している素晴らしいお話ではありませんか。
 今回はやっぱりワタルと龍神丸の絆という点が非常に美味しいともうせましょう。あと現生界のワタルが「普通の小学生」だと いう点もポイント高いかと。初めての龍神丸登場シーンもちょっとぎこちなくて「龍神丸ーーーー」じゃなくて 「龍神丸!!」って感じですし。ほっこりします。ものすごく「ワタル」らしい第一話だなぁ。

・今回の名(迷?)台詞
「これば、僕の龍神丸…」(ワタル)
 色々ありますが、『僕の』っていうのがいいなあと。この出会いから10年間ワタルは「僕の」龍神丸と共に 戦い続けるのですよ。


ED

・実況

 ワタルが足でリズム。くるっと回転。昼と夜との背景でクラマ、オババ、ワタル、ヒミコ、シバラク先生、EXマン が踊ってます。唯一オババがエンディングに登場、という点では非常に興味深いです。あとEXマンが 三人で龍持って踊っているのも興味深い。
 ヒミコとワタルは2小節ごと?に踊りが変わる、 かなり複雑な動きですが、あとのメンバーはリズムに合わせて同じ動きを繰り返してる感じです。
 途中、サビの手前でワタル、ヒミコ、シバラク、クラマ、と登場、そして出てきたEXマンをヒミコが押しのけ、もう一回 ポーズ。
 後半はワタル、ヒミコが1小節ごとに踊りのパターンをかえる、かなりめまぐるしいテンポ。背景は 創界山が段々せりあがってきます。そして曲の最後に決め!!EXマンはくずれてますが。

・感想

 ワタル恒例…というわけではありませんが、踊りのED。ああ、好きだ。超でやって欲しかったかも。 思わず一緒に踊りたくなります。これまた歌詞もあんまりアニメっぽくない感じですしね。
 ちなみにワタルの手の動きだけなら、真似できます、なんとかですけど…


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