初代10話11話


第12話 マリアンネットのヤキヤキ記念日!

・実況

『前回のあらすじ』「第三階層の灼熱の世界を旅する僕たちは、ケンサークが支配するあつあげ村に 入った。だけどあまりの暑さにシバラク先生はダウン。おまけに勇者の剣が取られて、龍神丸が呼べなくなってしまった。 でも、ヒミコの活躍でなんとか剣を取り戻してケンサークを倒した僕たちは、第三階層を元に戻す方法を探し 出すために、あつあげ村を後にした。  はっきしいって、今日もおもしろかっこいいぜ!!」

 タイトルコール。

 またたいまつが燃えてます。相変わらず、ワタルはおまじないのように、氷菓子の名前を連呼。ワタルとシバラク先生も ダレダレであるいてます。そして二人してダウン。ヒミコ一人元気です。砂で泳いでます。そしてヒミコが、 ソフトクリーム型の城発見。「アイスクリームだ!!」と元気になって走っていくワタルとシバラクに、「 わからんやつらなのだ」と笑うヒミコ。珍しい対比ですな。

 ワタル達がたどりついたのは、ソフトクリーム型の城が中央に置かれた町。ただし、すごい熱気。砂漠よりも ひどいらしい。ワタル:「あれ、ドアクダーの手下の城かな?」と珍しく鋭い事を言うワタル。

 城の中。ブリキントンが大掃除中。床がきらきら光ってます。豪奢なつくりです。その中で 龍を背景に、燃える炎の剣と盾を持ってる男の絵が貼ってあります。伏線ですな。
 置物が置かれた部屋。鏡に映る(というか通信機)ソイヤソイヤが話す金髪の女性が、マニキュア塗ってます。 上司に話すのにこの態度…あかんやろさすがにソイヤソイヤが「マリアンネット!! 」と怒鳴ると女性反応。女性の名前はマリアンネットらしい。しゅんとしおれて見せながら、足を組みかえ、色気でごまかす。 そして、ベルが鳴ると「午後のシャンプーの時間だわー、ごめんなさいー」と笑顔で通信機を切る。そこに クラマ登場。マリアンネット:「あら、クラマさん」クラマ:「マリアンネット様にはご機嫌うるわしく」とかしこまった挨拶。 前から顔見知りっぽいですな。「さっそくですが、ワタル達一行がこちらにきております」と話している最中、 クラマの帽子にハエが止まる。マリアンネット、火炎放射器をクラマに撃つ。… このパターン。
どっかで見たぞ…燃えて怒るクラマ。
 笑うマリアンネット。「ごめんなさい、不潔の原因、銀蠅君が飛んでいたものだから、ちょっと消毒しようと思ってね。 」と和やかに言う。あんまり反省してなさそうな感じが凄い。クラマ:「消毒ねぇ… それよりワタル達はどうなさいますか。この城におびき寄せますか?それとも灼熱地面の上で丸焼きに…」という クラマに、関心なさそうに「そうねぇ…あ、バスタブにお湯入れといてくださる?あんまり熱くしないで欲しいんだけど・・・」 と頼むマリアンネット。…そんなもん、ブリキントンにさせりゃいいのに。

 地面に卵を落とすワタル。とたんに目玉焼きに。ワタル:「なるほど地面がホットプレートみたいになってるんだ。」 シバラク:「なかなか、便利な地面でござるな」とずれた事を言う。ワタル:「だけど、これじゃ住んでる人がたまらないよ!!」 と怒りを見せたところで唐突に話が変わる。ワタル:「ところでヒミコ遅いね。」シバラク:「そういえばさっきから 姿が見えんようだが…」と目玉焼きに箸を伸ばす。ワタル:「いつもだったら真っ先に来るんだけどな…」と振り向いたワタル の目に、凧で飛ぶヒミコが見える。ハートマークに、ヒミコの絵が書いてあります。「忍法空からお邪魔しまーすの術なのだ!」 ってことらしい。そして城に向かうヒミコの凧。
 城の中ではマリアンネットがお風呂に入ってます。初?サービスシーン。 関係ないですが、アニメで女性がお風呂に 入るときって必ず足を上げますよね…あれ、なんなんでしょう?すると天井の窓からヒミコが覗いてます。驚く マリアンネットの前に、ヒミコ侵入。「あはははは、あちしヒミコ」と笑うヒミコにお湯が掛けられ、 「なーんてバッチい子なの!!」と服の上からマリアンネットが がしがし洗う。姑息にも体は泡で隠れてます、っち(笑)

 きれいになったヒミコ。ロビーに戻るとロビー全体が輝いています。ヒミコ:「うわー、まぶしいよ!」 マリアンネット:「お姉さんはとってもきれい好きなの。ちょっとでも不潔なものを見ると 頭に来ちゃうのよね」と埃がない様子に満足げ。「村の人には清潔にして欲しいから、地面を熱くして 滅菌消毒してるってわけ」でも、風呂に侵入した砂まみれのヒミコを洗って、 後は機嫌よく接してるあたり、なかなか良い人なのでは…?潔癖症だけど。しかし殺菌の方法は、 火しかないのか…マリアンネット:「あ、そういえばそろそろ午後のスーパーホッとタイムだわ」と 手を打つマリアンネットの横で、ヒミコが滑って楽しんでます。で、マリアンネットバルコニーに入って、スイッチを まわす。
 鉄板で肉と野菜を焼くワタルとシバラク。どっから出したその肉…つーか、 適応しすぎです(笑)ワタル:「ヒミコのやつ…大丈夫かな…」そう心配するなら 肉食べてないで探しに行けよ!!というか、ちょっとグルグルっぽいですね(笑)シバラク:「へーきへーき」と シバラクが肉に箸を伸ばすと、肉が燃え上がり、炭化する。見ると、家が燃えて人が二人出てきます。「あつあつ」と苦しんでます。 肉があっという間に炭化するくらいなんだから、人もすぐ燃えない?ワタル:「先生! なんとかならないの!!」シバラク:「拙者、拙者猫舌、いや、猫足でな…」シバラク先生に いうことが間違ってると思う…で、ワタル、ローラースケートを出して鉄板を滑る。すると、村の人が「助けてー」とワタルに とびかかる。なんとか二人かかえて…と言うところですがあっさり倒れます。そして「あちあちあち」と苦しむ三人をクラマが上から 見てます。しかしあっさりシバラク先生に発見され、しぶしぶクラマ、ワタル救出…と思いきや、三人につかまれ、倒れるクラマ。
 城では「さぁ、これでばい菌も吹っ飛んだわ」とスイッチを元に戻すマリアンネット。ヒミコ:「村を清潔にして、 お姉さんはとってもいい事してるんだね!」マリアンネット:「んふふふっふ、まあねー」と平和な二人。

 なんでか燃えてない家で、手当てをしてもらっているワタルとクラマ。ワタル:「だけどなんでまた、地面が急に 熱くなったんだろう?」というワタルの疑問に、村人が説明。「毎日、午後と午前の一回ずつ、マリアンネット様が 温度を上げるんです」様付けしてるのがポイント?で、事情説明。マリアンネットが ドアクダーの手下で、異常なほどの綺麗好きで、滅菌消毒のために地面を熱くしてることを教えてもらいます。 村人:「普段はやさしい人なんだけど、不潔なものを見ると性格が変わるみたいで」と珍しく、村人に ある程度好印象がある敵です。ワタル:「となるとヒミコ、大丈夫かなー、砂だらけの体でとても綺麗とは言えないし…」 と燃やされたヒミコを想像して心配するワタル。ワタル:「うわぁ、大変だ、早く助けなくちゃ!! 」肉食べてたくせに…そこにシバラクが竹馬で登場「いいものをみつけた」と言うことは 作ったわけではなさそうなんですが…。

 突然城から放送。マリアンネット:「クラマさーん、どこにいるのー、クラマさーん」びびるクラマ。村人: 「あれは、マリアンネット様の声です!」ワタル:「でも、どうしてクラマのこと知ってんだ?」とワタルのもっともな 疑問。結局マリアンネットってなんでドアクダーの部下やってるの…?クラマ :「それはその…以前あったことがあって…」とかなり苦しい言い訳をするクラマに、放送が「お願ーい、クラマさーん 、助けて欲しいのー、早くきてクラマさーん」と追い討ち。クラマ:「そうだ!!きっと俺をおびきよせて やっつけるつもりなんだ!!よし、逆に乗り込んでぎゅっと言わせてやる!!」とかなり苦しい言い訳で 飛び去るクラマ。「頼んだよークラマー」とまったく疑ってないワタル。ちょっとは疑えよ…

 城。ジャムのふたを開けるクラマ。マリアンネット:「さっきからどうしても開けられなくて困っていたの」 だからブリキントンに頼めばいいのに…クラマの羽はジャムのふた開けるのに不向きだと思うな。クラマ:「もしかして、 このためだけに俺を呼んだの…?」マリアンネット:「そうよ」とにっこり笑う。あきれるクラマ。そのクラマの背中を もこもこした手がたたく。振り向くとそこには虎。驚くクラマ。かぽっと顔をあげると、それはヒミコ。さらに びっくりするクラマ。…ご愁傷様。クラマ:「お前なんでここに!!」ヒミコ:「鳥さんこそどうしてここに!!そうか、 ヒミコと同じで遊びに来たんだね!」の言葉に、一生懸命頷くクラマ。ヒミコ:「ここはとっても面白いところだよ! あちし気にいっちったよ!」と走っていくヒミコに息をつくクラマ。
 マリアンネットに怒鳴るクラマ。「あいつがどんなやつだか知ってんの!俺たちが倒さなきゃいけない、 ワタルの仲…」ヒミコの声が割り込む。「おねーさん、あそぼーよ!!」マリアンネット:「はぁい」とヒミコに呼ばれて 出て行くマリアンネット。「知らねーぞ!もう!!」と切れるクラマ。

 シバラクの竹馬に肩車して城に向かうワタル。宮本村で「竹馬のシバちゃん」といえばちと有名だった…らしい。ワタル :「先生!急いで!ヒミコが心配だよ!!」と言ったそばから、シバラクの竹馬が燃えはじめる。ので、猛スピードで 走るシバラク。クラマは城の前。「こうなりゃあいつらを城におびき寄せて、マリアンネットと戦わせてやる」ということで、 やってくるワタル達に手を振る。クラマ:「大変だぜ!ヒミコがマリアンネットにつかまって、そりゃもうひどい目に合わされてるんだ 。」の言葉に怒るワタル。シバラク:「か弱い少女をいじめるとは許せん!」誰がだ(笑) ワタル:「かよわいかどうかはわからないけど、行こう!」ワタルはわかってるね。 そんなわけで城突入。足跡がついてます。クラマ:「いくらマリアンネットでも、あの小汚い二人が城の中を荒らせば黙っちゃ おるまい」

 CM

 虎をかぶったまま「かっくれんぼかっくれんぼ」と走るヒミコ。掃除するブリキントン発見。「 おっさん何してるの?あちしと一緒に遊ぼう」と呼びかけるヒミコの足跡を発見し、ブリキントンが必死に掃除。 そしてそれを「おもしろい」といってヒミコとブリキントンの鬼ごっこが始まります。 大変だなぁ、お仕事って…
 場面変わって、ヒミコを探す、マリアンネット。そこにクラマ登場。「マリアンネット様。ワタル達が城の 中に入り込みました。」の言葉に「あっそう」と返すマリアンネット。ずっこけるクラマ。「しかもあいつら、 城の中を汚し放題汚してますぜ。」と起き上がりながら入ったクラマの言葉に、マリアンネット激怒。
 実際汚れた足跡をつけながら、ヒミコを探す二人。するとシバラクの視界に、ブリキントンと追いかけっこ するヒミコ発見。柱をもぎ取り、ブリキントンにぶつけるシバラク。…刀は…? ヒミコが後ろからシバラクを丸太で殴る。「せっかく遊んでたのに、なにするのだ!」ってことらしい。 シバラク:「遊んでいた?!そうか、あんまり恐ろしい目にあって、おかしくなってしまったんだな」と 抱きつくシバラク。おっさん、ヒミコにどんな幻想を…「あちしここが 気に入ったよ、もっともっと遊んでいくのだ!」と走り去るヒミコ。
 シバラク先生とはぐれたワタル。そこにマリアンネットが銃もって登場。さっきまでスカート はいてたのに、今はショートパンツです。衣替えする敵キャラは珍しいですな。マリアンネット: 「お前がワタルか」ワタル:「おばさん誰?」の言葉に、ショックを受けるマリアンネット。 綺麗な女の人なんですけどねぇ…ワタル、お兄さん、お姉さんって言わないよね… マリアンネット:「誰がおばさんだって!!」と火炎放射。ワタル:「な、なにすんだよ、いきなり!!」 …人の家に入り込んだあげく、おばさんって言うほうも悪いと思う… 現代社会で、よく生き抜けるな、ワタル… マリアンネット:「あたしのお城に良くも土足で踏み込んでくれたわね!!おまけに人をおばさん呼ばわりして!!」 ワタル:「それじゃおばさんが、マリアンネットとかいう…?」の言葉にマリアンネットまたもや激怒で火炎放射。 ワタル:「うわぁぁ、おっかねーおばさーん!」とローラースケートで逃げるワタル。 なんかガラス割って逃げる悪ガキって感じだ…それを追いかけるマリアンネット。
 そしてヒミコを追いかけるシバラク。カーテンを引き裂きながらシバラクに突撃。壁にぶつかって壁破損させ、シバラクが 怒り、ヒミコとのおいかけっこが始まる。頑張って掃除してるブリキントン。そして、逃げるヒミコとワタルが 交差し、シバラクとマリアンネットが激突。 マリアンネットの美しさに、顔を美形にして(かなり気色悪いけど…)シバラクが手を差し伸べる。が「きゃー、 あたしに触った!!」とシバラクに火炎放射。柱の影からワタルが、「先生!そいつがマリアンネットなんだよー」と 声を掛けると、シバラクさすがに逃げ出します。
 マリアンネット:「おのれ、良くもその汚い手であたしに触ったな!!」と火炎放射。ワタル:「先生、 またへんなとこさわったんでしょー!」シバラク:「拙者は触っておらん」と逃げながら会話してます。そこに クラマ登場。「会えて良かったぜ!二手に分かれて逃げたほうがいい」とシバラク先生とヒミコ、それとワタルに分けて逆方向 に誘導。そしてクラマがマリアンネットのところへ。マリアンネットは火炎放射で自宅を放火してる真っ最中。 いいのか…?燃えるぞ…?クラマ:「マリアンネット様、ワタルは中庭へ逃げました。 魔神の用意がととのっております」とまるで執事のようなあつらえよう。

 中庭につながっている橋へと逃げ出したワタル。ワタル:「あれ、どこだろう、出口は…」と気がついたところで、マリアンネットの 魔神、「ファイヤーパック」が登場。アイスホッケー?の選手のような魔神です。
 そして腕から碁石っぽい弾を出して、 それを持ってた鎌で打つ。ワタルは剣を抜くんですが…弾、ワタルの2/3くらいの大きさです。 無謀だよ、ワタル君…弾はワタルの足場に当たり、ワタルはこけかけて、そのまま橋から落ちる。なんとか手で橋の 縁につかまります。そこに「あたしの城を汚した報いを受けるがいい!」と ファイアーパックの第二射。ワタルは手を離し、地面に逆さに落ちますが、さかさまのまま 龍神丸召還。ちゃんと画面がさかさまになっているのがいいですね。しかも ちゃんと剣をしまってますし。魔神戦へ。


 ファイアーパック腕につけてる盾?から刃をだして、龍神丸に切りかかるも、外れ。龍神丸:「だいぶ逆上 しているな」ワタル:「そうなんだよ、手がつけられなくてさ」とおかしな会話をする二人。 逆上させたのはまぎれもなくワタルだと思います。再び激突してくるファイアーパック。足をひっかけて、 城に激突させる龍神丸。城崩壊。
 マリアンネット:「あー、私のお城がー!!良くもやったわね!!こうなったら… みんなぶっ壊してやる!!」と弾を連打してくる。それをジャンプでよけて、炎龍拳を叩き込むが、 打ち返される。龍神丸の体に当たり、壁に激突。ワタル:「いってぇ・・・なんてパワーなんだ…」 あれは龍神丸の炎龍拳だと思うんですが。
 崩壊しつつある城のなか。電話で戦神丸を呼ぶシバラク先生。しかしどうやら風邪気味らしくシバラク先生と世間話 し始めました。
 ヒミコは、城の塔の上。なにやら鍵がかかった扉の前に到着。そこにはおばあさんが閉じ込められてました。おばあさん:「どなたが 知らんがわしをここから出してくだされ。わしはマリアンネット様に昔からお使えしている乳母なのじゃ」ヒミコ:「 あのお姉さん、ヒミコいじめる怖い人なのだ」とヒミコ。いつヒミコいじめてたっけ…? おばあさんいわく、マリアンネットは本来はとてもやさしい人らしいが、ドアクダーに悪の心を吹き込まれて、 たった一日風呂に入らなかっただけで閉じ込められてしまったとの事。あれからもう20年も風呂にはいっていないらしい。 すると20年前にドアクダーがやってきたということ…?で、「わかったのだ、 ヒミコが忍法で開けたげる!」とヒミコ。

 魔神戦。連発してくるファイヤーパック。それを剣ではじく龍神丸。そして切りかかる。それを鎌でうけとめ、もう片方の 手についた盾から再び刃を出して回転させ、龍神丸の顔に当てる。龍神丸:「ワタル!このカッターを封じなければやられてしまうぞ !!」ってことで、龍牙拳で、盾を切り裂き、故障させる。そのまま剣をついて壁に激突させる。そこに空神丸登場。 壁にめりこんだファイヤーパックを引きずり出す空神丸。でそこを、龍神丸:「チャンスだ!ワタル!!」ってことで必殺 登龍剣。空神丸は逃げますが、ファイヤーパックを真っ二つにする事成功。服がぼろぼろになりながら飛ぶのはサービスでしょうか。 そこに氷嚢+マスクをつけた戦神丸登場。シバラク先生:「あれ?もう終わっちゃったの?風邪気味の戦神丸に 無理して来てもらったのにな…」戦神丸くしゃみ。らぶりー。

 地面が熱くないと喜ぶ村人。龍を背に、炎の剣と盾を持つ男の絵の前に、おばあさんとワタルとシバラク先生。 おばあさん:「不吉じゃ。この紋章は古くからこの城に伝えられてきたものじゃ。本来極寒の剣と、 灼熱の盾が描かれているはずなのに、これは…」ワタル:「両方燃えてるよ」おばあさん:「何か異変が起こったに 違いない」ワタル:「じゃあ、この灼熱地獄の謎も、もしかしたらそこに…」シバラク:「どこなのだ、その 極寒の剣と灼熱の盾があるという場所は」というシバラクの質問に、「誰もはっきりとは知らんのじゃが、 おそらく」と夕日?の方向を指差すおばあさん。それを見つめるワタルで〆。


  『次回予告』(海外版には付いてません)

・感想

 悪意はないけど、意外といい人。でも問題ありという微妙なキャラ。 ワタル世界の2大美女敵キャラの一人だと思われます。もう一人は ハテナさん(2)皆さんはどっちがお好みですか
 しかし、ソイヤソイヤは部下に恵まれてないなぁ…ケンサークも実力的にはいまいちでしたしね。

・今回の名(迷?)台詞
「うわぁぁ、おっかねーおばさーん!」(ワタル)
 なんか救世主というよりは、現代っ子のいたずら坊主ですよね。


第13話 燃える闘魂9×9=81攻撃!

・実況

『前回のあらすじ』「第三階層はあっちあっちの灼熱世界。ホットプレート村を支配するマリアンネットも 地面の温度を上げて、村の人たちを苦しめていた。何しろ地面で目玉焼きができちゃうんだから、たーまんねー たまんねー。そこで僕たちはすごい情報を手に入れた。灼熱地獄の謎は、極寒の剣と灼熱の盾に隠されているんだ。 はっきしいって、今日もおもしろかっこいいぜ!!」

 タイトルコール。

 マグマの海の上の工場。そこに鉄パイプが投げ込まれ、マグマを吸いだしていく。マグマの海の向こう側には火山。 工場の中では、ブリキントンが見張り。所々に「M」のロゴがあり。マグマが排出され、瓶に詰められていく。 その一つを手にとって、口で開けるプロレス選手風の男。どうやらボスっぽい。瓶のふたを 開けたら燃えてます。それをおいしそうに飲んでます。…なんで熱い物を 瓶に詰めるんだ…そして火を吐く。
 Mのロゴをついた箱を運ぶ男たち。中にはさっきの瓶。一人の男がこける。するとプロレス選手風の男 登場。「誰が休んでいいといった!!」と超お約束の台詞にこけた男がおびえる。「す、すみません… 水、水をください…」するとプロレス選手風の男:「水だと?喉が渇いているのか。そうか、だったら 特別にこれを飲ませてやろう」と瓶を取り出す。おびえる男。「普通なら一本100クレジット だが、俺様はうちで働く人間には優しいんだ。ただで飲ませてやる。うれしいだろ」とプロレス選手風の男が 無理やり飲ませる。…やさしいなら普通に水飲ませてやれよ…そして真っ赤になって火を吐く 倒れた男を見て笑う。そしてプロレス風の男「ごくっと爽快マグマドリンク。なーんちゃってね」とにこやかに宣伝。そして 「どうだ、元気が出ただろ。元気の出ないやつが出たらいつでも飲ませてやるぞ。さぁさぁ、さっさと働け!!」 と脅して、見ていた男たちを働きに戻らせる。

 砂漠にいるワタル達。砂漠にいるのは(当然)三回目、最初は自分で歩いているシバラク先生。二回目は ワタルに押して貰っている。今度の三回目は紐で引っ張ってます、ワタル。頑張れー。 熱さに参ってるワタル達と砂スキーで遊ぶヒミコ。そこに傘をさして涼んでるクラマ登場。水飲んでます。掛けよる ワタルとシバラク。そして水をねだる。「クラマ、水をくれ…」とねだるシバラクに「ああ、いいよ。」と水筒を 傾けると空。「あ、いっけね、全部飲んじまったみたいだ。すまないな」と謝るクラマに そろそろスパイって怪しめよ…ワタル「そりゃないよ。僕たち仲間じゃないか、自分だけ 飲むなんてひどいよ」と座り込む。水筒を放り投げて怒るクラマ。「ワタル。これは俺が見つけて 来た水だぞ。そんなに欲しけりゃ自分で探してこい」至極もっともな事を言ってますなぁ。 「そんな言い方はないではないか!白状ではないか!!」と怒るシバラク。クラマ:「だったら、 もし俺が困ってるときは助けてくれるって言うのか?」ワタル:「当然じゃないか!」クラマ: 「ふむ。もし俺がこんな姿じゃなくて、もっとかっこいい男で元に戻りたいなぁ、と思ってるとしたら 助けてくれるって言うのか?」ワタル:「それ…どういう意味?」クラマ:「い、いや、なんでもない」 この会話いいなぁ…絶対にそんなことないだろうと思ってるクラマと、「当然だ」と 肯定するワタル。それに信じてちょろっと本音を漏らして、気がついてないながらも何かを感じ取った ワタル…っていうのがすごくいい。そこでヒミコが「海のにおいがする」とにおいをかぐ。シバラクが 「海ー!水ーー!」と走っていく。海水は飲めんぞ…?しかし あるのはマグマの海。海のにおい…なのか・・・?ワタル:「すっごい!! 海が燃えてる!」…マグマだと思ってましたが、海が燃えてただけだったようです。…わかるか! そして、その中央に、島みたいなの発見。クラマ:「あれがアッチ島だ。あんまり熱いんで今にも溶けそうな感じだな。」 ワタル:「もしかしたら極寒の剣と灼熱の盾はあの島に…」なんの根拠で…救世主の 勘…?そうこうしているうちに村発見。行ってみるワタル達。

 その村は地面から熱気が噴出してる村。ワタルとクラマ、シバラクとヒミコと二手に分かれて情報を探すワタル達。 すると冒頭のプロレス選手風の男がマグマドリンクを押し売りしてました。「今日も」って当たり、毎日やってるらしい。 適当な村人に目をつけて「何本欲しい?そーかそーか10本か。一本千クレジットだからえーと、10本で 一万五千クレジットだ!」と胸倉をつかんで脅す。前までは一本100クレジットだったらしい。そして 2万クレジット出した親父に財布持ってるなよ…お金がないって言えば良いのに。 「よし、じゃあ10本売ってやろう!」とマグマドリンクを渡す。そして村人が「あの、おつりは…」「なにぃ、 一本千クレジットなら、10本なら2万クレジットだろうが!」と因縁をつける男。そこにヒミコとシバラク登場。 ヒミコ:「ジュースくれるみたい!」シバラク:「おお、これはいい!行ってみよう!」といって男に「拙者たちにも その飲み物を…」と手を出すヒミコとシバラク。そして一本ずつ手渡されるマグマドリンク。飲んだ瞬間真っ赤に なって火を吐くシバラクと、おいしそうに飲むヒミコ。そこにクラマとワタル登場。倒れるシバラクに「あー、あんな 飲めないものを…あのマグマドリンクってのはあまりに辛すぎて飲めない飲み物だってことくらい、この第三階層 では常識だぜ」というクラマ。そしてその目の前で「あー、おいしかった。もう一本ちょうだい!」と飲み干すヒミコ。 男:「その前に金を払ってもらおうか!」ヒミコ:「もってねぇ!」と笑顔で両手を広げる。怒ってヒミコの服をつかむ 男。そこにワタル登場。「待て!ヒミコを放せ!」ヒミコ:「ワタル、このおっさんジュースくんないよ」男:「 ワタル!?お前がワタルって言うのか!」ワタル:「そうだ!そんないんちきな飲み物を売って、お金を稼ぐなんて ひどいじゃないか!」男:「なにいってやがる!このガキはうまそうに飲んだじゃねーか」ヒミコ:「うん、 おいしかったよ。」この場合、とりあえずヒミコが悪いよね…お金払わないんだし… ワタル:「そ、それはそうだけど…村の人たちは困ってるじゃないか!」逆切れするワタルに男:「うるせぇ!おれはなぁ、 お前が来るのを待ってたんだ!おめーとの勝負のために、特設リングを用意してやったんだ!そこで勝負しろい!」 周りの村人は「可愛そうに…」とか言ってますが、ワタル:「ようし、その勝負、受けてやろうじゃないの!」 「命知らずなやつだ」と笑う男。ワタル:「その前に、ヒミコを放せ!」男:「その前にこいつとそのおっさんが 飲んだドリンク代を払いな!一本千クレジットだから2本で三千クレジット」ワタル:「計算違ってるぞ!一本 千クレジットなら2本で二千クレジットじゃないか!そんな計算もできないのか!」と高笑うワタル。 男;「うるさい!昔から算数は苦手なんだ!だから最近のガキは嫌いなんだ!思い知らせてやる!」つーことで ヒミコをつれたまま「リングは俺様の工場にある。それまでこのガキは預かってやる」ヒミコ:「あちしは どうなんのー?」ワタル:「心配すんな!すぐ助けに行くよ!」というワタルを尻目に男はヒミコを連れて去って行きました。 ヒミコがヒロインしてるよ…

 村人:「馬の助様を怒らすなんて馬鹿なやつらだ…」「わしらにとばっちりがこんといいが…」と噂してます。 そこにシバラクとクラマ登場。クラマ:「おれはしらねーぜ!あいつを怒らせたからにはこう(首切りのポーズ)なるんだぜ!」 と言われてちょっとびびりつつもワタル:「大丈夫だい!僕がやっつけてやる!」と行ったとき、老人登場。 「そうじゃ!よくぞ言ってくれたお若いの!」どうやら長老らしい。EXマン:「というわけで、ワタル君は長老様から話を 聞きました。工場で無理やり働かされたり、飲まないマグマドリンクを押し売りされている事、極寒の 剣があの燃える島にあることまでわかったのでーす」そんな重要な事を、省略 するあたり、とってもワタルだ…
 長老:「そうかおぬしが伝説の救世主であったか」照れて調子に乗ってシバラクに殴られるワタル。シバラク:「 して長老殿、あの島へはどうやって渡ればいいのか」長老:「それはどかーんと栓を抜けばいいのじゃ」 そして解説。地下水の栓が馬の助の工場の地下にあって、栓を抜けば地下水が飛び出し、島まで 水の橋をかけてくれる。ワタル:「水の橋か!先生、僕が馬の助と試合をしている間に、先生とクラマで地下水の 栓を開けてよ」シバラク:「おお、馬の助の目をワタルにひきつけておくわけか」クラマ:「いっとくけど、あいつは プロレスのプロだぜ」ワタル:「へへん!僕だって自慢じゃないけどクラスで一番プロレス強かったんだ! 技だっていっぱい知ってるんだから!『なんだバカヤロー(多分猪木選手の物まね…?)』」 小学校のクラスで一番とか絶対そういうレベルじゃないと思うんだが、どこにそんな自信が…? それを見てなぜか期待の歓声をあげる村人たち。長老:「いやー、強そう強そう」 どこがだ!!つーか声の調子がどうでもよさそうなのは気のせい?ワタル:「『かかってこい』『アーポー』( 多分ジャイアント馬場の物真似…?)」死ぬほど見てて恥ずかしいのでやめてください… つー願いもむなしく、まだまだ続くんだけどね…

 CM

 運動会のBGMが流れる、馬の助の工場。なんでかあるリングに、なんでか人が盛り上がってます。 歓声を上げるのなんかブリキントンしかいないような気がしますが。で、なんでかいる解説者。 多分そのままプロレスの試合のパロディなんだろうけど…みたことないからわかりません。 解説者の横にはヒミコが胴に鎖のついた鉄の輪をつけられて拘束されてます。
 で、ワタルと馬の助の試合開始。赤コーナーのワタルは77ポンドらしい。(38.5kgっすね)黒いビキニと赤いマント。 結構似合ってるけど…『なんだバカヤロー』はやめてください…で青コーナーの馬の助は 1102ポンドらしい。551キロ?それってプロレス選手として普通なの?それとも 私の計算が間違ってるのか?「良く来たな」という馬の助に対して「何だバカヤロー」と 物真似を連発するワタル。解説してるのが辛いので、さくさくいきましょー。
 で、試合開始。つってもワタルが腕を引っ張っても、ドロップキックしてもまったく歯が立ちません。

 場面変わって、工場で栓を見つけたシバラクとクラマ。栓はそのまんま、ビールの栓の形してます。手で抜こうとして 失敗するシバラク先生。「くそう、戦神丸を呼んでぶっ壊してやる」というシバラクに「そんなことをしたらすぐに 気づかれちまうじゃねぇか!それにこいつは戦神丸でも無理だ!」ととめるクラマ。 いいやつです「なぜそれが解る」とシバラクに突っ込まれてあせるクラマ。「そ、それはその、何か 特別なものじゃねーとあかねーんだよ。だから戻ろうぜ」とごまかせてないごまかし方をするクラマ。シバラク不信の目で 見てた割にはあっさりと「そうかもしれんな…栓を抜くために必要なもの…難しいな…」と悩むシバラク。「けけけ、 鈍い旦那だぜ」と笑うクラマ。どうでもいいけど、このクラマの『旦那』って呼び方好きだなぁ。

 場面戻ってワタルと馬の助の試合。倒れたところをパンツをつかんで持ち上げられるワタル。 尻が完全に見えてるのはどうかと思うんですが。そしてひたすら物真似をしつづけるのもやめてください…ワタルらしいとは 思うんだけどね…そしてパンツをもって振り回されるワタル。…脱げないか…さすがに…? そのまま上空に投げられる。とどめ…と見せかけ「そう簡単に終わっちゃお客に悪いからな」とつかみ直す馬之助。そしていたぶろうと した時、ヒミコ登場。足を止める。そしてヒミコワタルの元へ。「ヒミコ、待ってろ。今助けてやるからな」と起き上がる ワタル。「うん、ワタルファイト!」と応援するヒミコ。ほほえましいと思うんだけど… それはそれとして、すでに助ける必要、なくないですか?「あいつの弱点を、弱点をみつけるんだ」とふらふらしながら 歩くワタル。「小僧、邪魔が入ったおかげで命拾いしたな。だが今度はそうはいかねー。三秒でけりをつけてやる」と 二本指を出す馬の助。「なんだいそりゃ、三じゃないぞそれ、2本だぞ」と突っ込むワタル。そして「あ、そうか わかったぞ、お前の弱点が!」そして超大げさにポーズをとって「必殺!九九八十一攻撃!」と九九を連打しまくる ワタル。問題を出すんじゃなくて、しっかり答えも言ってるあたり、攻撃にもなりゃせんと 思うんだが。しかし「やめてくれー」と苦しむ 馬之助。EXマン:「算数苦手な馬の助、九九を聞くと頭が痛くなってしまうんですね、お可愛そうに」と解説。 しかし算数が嫌いなら、九九が算数ともわからず、頭をひねりそうなもんだが…? で「よーし行くぞ!ワタルスペシャル!ドラゴンキーっク」とドロップキックを食らわせるとなぜか効いて倒れる。 体重差14倍もあるんだけどねで、ブリキントンが律儀にも「チャンピオンワタル!」と 手を上げたところで、リングが盛り上がり、馬の助の魔神、マグマコング登場。そこにシバラクとクラマ登場。マグマコングの 手に持ってる武器、栓抜きを見てシバラクひらめく。「ワタルー、あいつの栓抜きを奪い取れ!」で、ワタル、タマンゴを 取り出し、足止めさせる。で、その間に服を着て、龍神丸召還、魔神戦へ。ついでにシバラク電話ボックスへ。 クラマもどっかに消える。

 最初はマグマコングの延髄切りからスタート。そしてそのままつかんでどっからか取り出した、ビールの蓋で がしがし攻撃。そこに戦神丸登場。とめようとして逆に栓抜きで攻撃される。その隙に攻撃しようとするも、 ラリアートにやられる。そして後ろからつかまれてぼこぼこにされるも、龍神丸のバックドロップで 相手にダメージを与え、そしてそのまま登龍剣。空神丸間に合わず。

 戦神丸が栓抜きで地下水の栓を抜くと、栓から水が溢れ出し、向こうまで水の橋がかかる。長老;「この 地下水の流れに身を任せていれば、あの島へ運んでくれるんじゃ」…そ、それって… あの、これ泳ぐって事ですか?命がけだなぁ…という私のつっこみもむなしく、ワタルたちは水の 上に立って、クラマだけ飛んで中央の島へ。


『次回予告』(海外版には付いてません)

・感想

 突っ込みどころ満載というか…いままでで一番書いてて辛い話でした…。ワタルの物真似が 痛い…多分、当時最盛期だったんじゃないかと思いますけどね。まぁ、なんでもありが 『ワタル』らしいです。
 ドラゴンキックってかっこいいのに二度と出てこない。ちょっと残念。

・今回の名(迷?)台詞
「おお、凶器攻撃とは汚い!!」(シバラク)
「あいつめ、反則技ばかり使って許せない!」(ワタル) 「ちくしょう、汚い手ばかり使って!!」(ワタル)  あんたら、いつ魔神戦がプロレスだとルールが決まった。しかも最後龍神丸登龍剣 つかっとるやん!!思いっきり凶器攻撃やぞ!!





前へ メニューへ TOPへ HPトップへ
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送