第五章 導かれし者たち(1)=命=


 第五章、導かれし者たち。「エンドールから はるか東の山奥に…」と、この物語の状況説明がはじまった。懐かしいなあ。あんまり覚えてないけど。 しかし名もない村らしいけど、本当に名前、ないのかな?村の人々たちはけして表へは出ず、とも言ってるけど それで生活できるのかなあ?この人数じゃあ、よっぽど原始的な暮らししないと難しいと思うが。それにしても さすがに剣とかはどうするのかなあ?とりあえずこの話の主人公、カルア君は家にいました。お母さんが「 カルアや、いい子だからお父さんにお弁当を持っていっておくれ」、って、子供じゃないんだしさ。17歳でしょうに。 と不満に思いながらとりあえず外へ出る。剣を持った人がいるので話し掛けると、「きえーい。はっはっは、剣の修行は 厳しいのだ」もしもし?それは卑怯では…まあ、モンスターは予告してはくれないから間違ってなくはないけどさ。 宿屋に行ってみる。「外に倒れてる人がいて、つい泊めてしまったのだよ。何かの災いにならなければいいが…」と宿屋のおやじさん。ってか、 隠さないんだね、意外と堂々としてる。もっとこそこそしてるかと思った。そして「ほほう、この村には君のような子供もいたのですか。 私は旅の詩人。」詩人にしてはえらくけったいなかっこうしてますな、怪しいぞ。 だいたい今までのドラクエ経験からすると詩人と名の付く人は、こっちが話し掛けると何が何でも歌いたいらしく、 すーぐ「歌いましょうか?」とか聞いたり下手すると「歌います」と宣言していきなり歌いだすっていうのが相場なんだが。 (どっちかというと普通の詩人の方が怪しいかもしれん。)まあ、怪しいのでとりあえず出る。
 意図的に無視してた花畑の中のシンシアと話す。「私、この村が大好き。そしてカルアのことが大好き!だから、何時までも一緒よ」 もしも魔物が攻めてこなかったら、シンシアは一緒に旅立つつもりだったのかな?…とりあえず花を全部引っこ抜いてみる (イミナシ)最後の方を苦労しながら一本残らず引き抜いたら、シンシアは何もないところで寝てる、 謎の人に早代わりしました。まあ、元から謎な人ですけどね。一通り話してお父さんに声をかける。お弁当を渡す。

 そしてとりあえず家に帰って、ご飯を…とその時に、大変だーと人が入ってきた。どうやら魔物たちにこの隠れ村が みつかり、村の側まで攻め入られたらしい。するとお母さんが「カルアや、私のことはいいからお逃げ!」こういうとき、 最低原則は、女性が先だと思います。うーん17歳は子供かねえ。しかしカルアは何も抵抗せず、おとなしく 村の人についていく。家の外に出ると村の人がかわるがわるに話し掛けてきます。「もう少し時間があれば立派な勇者に育てられたものを …」と剣の師匠らしき人がいうと、いきなり案内人交代になる。どういう法則なんだか。そしてお父さんが「今まで黙っていたが お前は私達夫婦の本当の子供ではないのだ」といきなりショックな身の上話をしはじめる。言うほうは悔いが残らないかもしれませんが、 聞くほうはたまったものではありませんな。「詳しい話がしたいが今は時間がない。さあ、早く隠れるんだ」…生殺しと言いませんか? それ。そして村の倉庫に隠される。農夫が「敵が攻めてきたのか。どっひゃーそれじゃあ戦わないと」とかいって上にあがっていきます。 あまり役に立ちそうではないと思うのですが。そして倉庫の奥の隠し扉にカルアを隠します。 そして剣の師匠がカルアが勇者であるということ(しかし勇者とは何であるかを 語ってくれた人は一人もいない。なんてあいまいな…)でも今は弱いから生き延びて、邪悪なものに立ち向かえ!と 言ってくれ、大きな袋とモンスター辞典を渡してくれます。「何かの役に立つだろう」…金よこせ。そして 上にあがっていきました。…大人しーく従うカルア君もカルア君ですが。まあ、頭は混乱しますね。
 そしてちょっとするとバシバシ音がしてシンシアが入ってきます。「カルア…今まであなたと遊んで楽しかったわ… でも大丈夫、貴方を殺させはしないわ!」と言って、モシャス、そしてくるりと一回転「さようなら、カルア」と言って 去っていく。人命救助の法則から言えばやはりシンシアこそ守られるべきかと思うのですが。それを無視させるくらい カルアが大切なんでしょう。でもおとなしく見送るな、カルア君。引きとめろー。しばらくバシバシ音がして 「デスピサロ様!勇者カルアを仕留めました!」とモンスターの声。そして「おお、でかしたぞ、よくぞ勇者をしとめた 、貴様には後で褒美を取らせよう。では皆の者引き上げだ!」とデスピサロの声がして、モンスターは去っていったようです。 しかし、後に同情される身の上であることが明かされるデスピサロですが、なかなか悪役の王様してるんですね。

 とりあえず、声がやんだので…モンスター図鑑を見てみる。(人でなし)いやあ、気になって気になって。 でも結構抜けてる。むう、めんどくさそうだ、コンプリート。そして荷物を整理して外に出た。
 
 村は一面の廃墟に変わっていた。

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