ひぐらしのなく頃に キャラ別レビュー
解のネタバレを含みますので注意。
前原圭一
なんだかんだで主人公。「固有結界」というまんまパクリな特技はあれだと思うのですが(同人だしね…しかたないかな…) 口が上手い、というだけでここまで活躍できるのが素晴らしいと思いました。
名言も迷言も多いですね。かっこいいようなかっこよくないような、熱血漢キャラです。間抜けと言えば 間抜けですが、惚れる気持ちが分かります。
皆殺し編からハッピーエンドにつながれば、雛見沢では果たしてどんな人物になっていたのでしょうか。想像すると 楽しいです。
竜宮レナ
予想していたより普通だった女の子ですね。いやまぁ、怖いけれど。
興が乗れば何でもできちゃうあたりが凄いかと。いやはや、学校爆破なんて考えられませんよ。ちょっとあせっているとはいえ、 大石さんを口車に乗せちゃうあたりとか凄いよね。あと綿流し編の名探偵ぶりとか、祟殺しの圭一への説教とか。 可愛くてかっこいい女の子です。
園崎魅音
レナとは別の意味でかっこよくて可愛い女の子ですが…うん、確かに空気読めとも言えなくもない。やりゃ できるのに、なんで結構残酷な事できちゃうのか。可愛そうだろう、詩音(綿流し編、目明し編)…と 思わなくもない。
魅音ってなにげにどの話も主役はってないので、ちょっと影が薄かったりする部分もあったりします。
北条沙都子
トラップ…あれは才能ですか?なんだかんだで祭囃しでも花火以上の物は使ってないんですよね。そういう意味では リアルかもしれない。「男は愛のささやき以外は一言で十分ですのよ」とかいうセリフは好きです。
んー、悟史に対する沙都子の罪ですが…正直あの年齢の子にそこまで要求すんなよ、と思わなくも、ない。
でも手を伸ばして、皆殺し編では解決して良かった。
古手梨花
…結局なんでループするのかは謎でしたな。羽入の力ってことでいいんだよね?思ったより謎な人でした。 皆殺しのやさぐれは結構ちくっと来ましたが、立ち上がった時の梨花はかっこいいです。名言も多いし。
とりあえず運命の向こうにたどり着いた梨花に幸あれ。あと巫女服最高(笑)
園崎詩音
不遇な人。目明しの詩音はやっぱりいただけないけれど、哀しい。スタンガンでうっかり人殺しにならなければ何かが 違ったのだろうか。
それを乗り越えて、沙都子を大切にして「悟史君が帰ってくるならなんでもやります」という詩音は本当に可愛い。
この先、時々魅音と入れ替わりながら幸せになって欲しいなぁ。
大石蔵人
便利な人。時に優しく、時に怪しく、時に怖く、そして頼もしい。シナリオによっていろんな顔を見せてくれますが、それも 違和感がないところが凄い。
皆殺しでは非常に頼もしくてわくわくしました。そして祭囃しでは現実的な面でためらって泣く大石さん。そして 決意する…本当にかっこよかったです。羽入の言う通り、勇気ある決断だったからこそ、尊い。
入江京介
裏に色々秘めていた事に驚きました。メイドは…ちょっとやりすぎだったかな。研究者ならではの 残虐さもたしかにあるのでしょうね。でもそれを乗り越えて、誰かを幸せにしたいと思う気持ち。それは 確かに医者の鑑だと思います。
「必ず雛見沢へ連れ戻します」はかっこよかったです。
鷹野三四
仕方なかった、とは言わないけれど。諦めろ、とも言わないけれど。…そう考えるとあの道に進んだのは 仕方なかった…のかな。おじいちゃんに拾われて、でも研究の道に進まず、別分野で活躍して満足させる… という選択はできなかっただろうか。
なんだかんだで、あれだけ努力したのが幸せに結びつかなかったのがつらいなぁ…。例え 神になっても、その先には幸せはなかったと思うから。この先、罪を償って幸せになれる日が来る事を祈ります。
富竹ジロウ
時報。でも祭囃しでかぶがぐっとあがりましたねー。まぁ、捕まっちゃってましたけど、それが逆に現実的でいいかなぁ。
鷹野さん視点からみた富竹さんはむしろ男っぽくてどきどきしました。捕まった後の鷹野さんと富竹さんの会話もかっこいい。 そして拳銃の指南とラストの語りはもう男の鑑!という感じでしたね。
赤坂衛
できすぎ超人。でも奥さんに弱いって言うのがいいなぁ。…皆殺し編では肩透かしでしたが。
祭囃し編であんなに活躍するとは思いませんでした。ほんきでかっこよかったです。「梨花ちゃん、君を助けに来た!」は 名セリフ。「給料いくらだ」は迷台詞…せめてあの特殊場面はやめて欲しかった…。でもやっぱり ヒーローだよなぁ。かっこいい。
古手羽入
…嫌いではない。が、正直転校はなかった事にして欲しかった…。拳銃の場面でかばって消えれば、ある意味とても 美しく思ったと思ったのですが…。梨花以外の記憶に残らなかった、という落ちで。
まぁそれはそれで寂しいのでアレで良かったと思うのですが…。私たちの代理人という意味だと思うのですが、 そのためちょっとちぐはぐなところがあったのが、残念ですね。どこに住んでる事になってるんだ、羽入。とか。
園崎茜
かっこいい姐さん。出てくる場面場面おいしすぎるよ!「圭一君、魅音と詩音どっちかもっていくかい?」とか「嘘が 嫌いだよ」とかしっとりした大人の場面もあり、でもギャグもあり…いい女ですね。
葛西辰由
罪滅ぼし、祭囃しとキーキャラクター。気は優しく(詩音達に対して)力持ち、って感じで。寡黙な男ってかっこいいです。 祭囃しの語りなんてもう、かっこいい。「ふ、この距離ではずすとでも?」なんてもう、かっちょいいですよー。茜さん、 なんで葛西さん選ばなかったのだ!魅音の父親ってどんなにかっこいいひとなんだろう?
北条悟史
結局幸せなラストは見られなかったのが残念です。目明し編のお疲れ様会でかーなり自分の心にヒットだったので もっと活躍が見たかったなあ。
沙都子以上の不幸を扱って、とても優しいお兄ちゃん。圭一との友情の話が見たいなぁ。また番外編など 出してくれる事を期待しています。
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