ひぐらしのなく頃に
では、シナリオ別に感想を。
鬼隠し編
入門編としてふさわしい作品ですね、完結を終わった後にも、ひぐらしの全てがここにあると 思えるシナリオです。
日常からの転換、当たり前だったものの変貌への恐怖、理解できないものへの懐疑心…本当に 上手いですよね…。
誰一人悪い事はしていないのに、怒ってしまう惨劇。レナの「嘘だ!」には恐怖しました。
綿流し編
最初ギャルゲー。ちなみに双子だと分かって本当に驚きましたよ。…すっかり騙された…。今は 詩音という存在がいることはわかっている方も多いでしょうから、その驚きを感じられないのは ちょっと可愛そうかなぁ。
祭具殿への進入。「死亡フラグだ!」と思ったので画面の向こうで「やめとけ、ちょっとやめとけ!」 と叫んでいましたよ。…好奇心は猫を殺すんだって…
そしてなんと言っても目。…思わず叫んだのはここだけでした。…泣き声から笑い声への変化は予想が ついたのですが、なんとも…あー、怖かった。
ラストは圭一かっこよかったですねー。まぁ、人形持って下に降りた時は「魅音が言ってた事忘れてんなよ!」と 突っ込みいれましたので、予想通りでしたが。
祟殺し編
出題編の中では一番嫌いで一番好きです。平和な日常からの転換が辛すぎて…。正直どうやったら沙都子を平和的に 救えるかばかり考えていました。皆殺し編で明らかになったのですが、ああまでしなくともなんとかなったのでは ないでしょうか?…まぁ、沙都子がその気にならなければどうにもならなかったのかもしれませんが…
後半、やってはいけないことと思いつつ、脳内麻薬出まくりでした。圭一のセリフがいちいちかっこいい。その 割りに穴だらけなのが、リアルっぽくって良かったです。
そしてラスト、あまりの衝撃の展開に唖然…驚きました。後から思えば作品の中核を為す展開なわけなのですが…。「俺ごとき 祟殺されるな?」はぞくっと来ましたね。圭ちゃんかっこいいよ。
暇潰し編
おまけ、と聞いていましたがなんのなんの、これまた驚きの展開ですよ。予言しちゃったよ?みたいな。しかしなんで 鷹野と富竹のことは言わなかったのだろうか?必ず死ぬんだし…梨花にとってはどうでもいいことだったのかもしれないけれど。
ラストの赤坂の慟哭はなんとも身につまるものがありました。
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