KANON


   KANONのネタばれです。 一つつっこみを是非入れたいですが、祐一くんが「耐えられない様な辛い事があったら 空想に逃げる」癖さえなきゃ、このゲーム、もっとわかりやすいと思います。とくに 舞シナリオ。あの舞の切腹シーン後の空想シーンはいらなかったんじゃないかなー と思わなくもないです。あれさえなきゃ判りやすかったのに。まあ、気持ちはわかりますけれどね。

 このゲームのコンセプト、奇跡は凄く面白い表現してますよね。私はこのゲームに出てくる女の子 五人にはそれぞれ(最低)二回奇跡が起こったと思ってます。あゆは、幽体離脱?して祐一に逢えたこと と、体が治った事(もしかしたら一番最初に祐一に会えたこともはいるかも)、 名雪は祐一が昔の事を思い出し、自分に気持ちを向けてくれた事と、秋子さんが治った事(名雪が祐一を 受け入れられた事もそうかもしれない)。栞は誕生日まで体が小康状態でいられたことと、体が治った事。 真琴は人間になれたことと、帰ってこられたこと(これには賛否両論あると思いますが、 私はそう信じているので。)。舞は自分の力を受け入れてくれる人間に会えた事と、それから最後の 邂逅ですね。
 全員だかはわかりませんが確実に何人かはちゃんとゲーム中にそう表現されてたように思いますし。 あと舞には力が使えるようになったことも奇跡だといわれてましたね。で、こうして並べてみるとやはり奇跡って、 そんなたいした事してるわけじゃないんですよね。現実でまったくもってありえない(ありえがたい事ではありますが) わけではなくて、偶然の積み重なり、というか。それを偶然ではなく奇跡、と表現するのは そう表現したいと思う前向きな気持ち、なんじゃないかな、と思います。そしてそう表現できるような前向きな気持ちに なれたのは、言うまでもなく祐一のおかげ。だから、やっぱりあの奇跡は祐一が起こした、ということなんじゃ ないかな、と思います。

 えっちシーンは…とりあえず一番不自然なのが舞かと。罰ではなく、慰め、という意味でえっちシーンに 行って欲しかったなあ、と思うのですが。やはり一番寂しかったですねえ。真琴のえっちシーンでは とっさに思ってはいけないこと思っちゃいました…。必要ない、とか意見が出てますが、私は必要だと思ってます。 やっぱり、愛情を深めるとか確かめ合うとか言う意味で。ただ、もう少し表現を頑張って欲しいなあ、と思います。

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